雉の炊き込みご飯



小さめに刻んだ肉を細ギリのニンジン、
椎茸、油揚等と薄味で煮てご飯に炊き込め


by狩猟読本


だそうです。

これまたアバウトだね〜。





胸肉を使用。



これを2cm角くらいに切る。



おっしゃるとおりにニンジン、油揚げ、椎茸を用意。

椎茸は干しシイタケを水で戻しましょう。



鍋に材料を入れ椎茸の戻し汁を濾した物を加え、
水を材料が浸るくらいまで入れたら最後に醤油を隠し味程度に数滴。
キジのダシだけでかなり美味いはずなので入れすぎないでいいと思う。

そして良く煮込みましょう。



この間に細かく砕いたガラで出汁スープをとる。
濃厚なスープが欲しいので水はガラがギリギリ漬かるくらいにしよう。



浮いてくるアクをよく取りながら煮込んで、
最後に濾して黄金の雉ガラスープが完成。



そうこうしているうちに材料の煮込みもイイカンジで、
これでいわゆるレトルトの炊き込みご飯の基のようなものが完成。


それぞれを良く冷ます。

熱いまま炊き込むとご飯に芯が残ったりするよ。




ここまでやって冷蔵庫で保存しておけば、
好きなときに好きな分量でいつでも炊き込みができますね。

というわけで、家のカマドで薪で焚いてもいいんだけど、
今日は誰もいないので一人分の炊き込みでやりましょう。




こんなのがあると人生楽しくなるよね。

俺が子供の頃なら大喜びだぜ。



研いで水に30分ほど漬け置きした米1合の水を切り、
雉肉入り材料をお好み加え、黄金キジスープを同量加える。




火をつけて・・・


できるまで漫画でも読んでましょう。



クツクツクツ・・・・・

フワワワァ〜〜〜ン〜〜〜〜




ああああ〜〜〜いい音と香りがしてきたぞぉ〜!!!


20分で火が消えて自然に蒸らし状態に突入するので、
10分ほど蒸らしたら開けてみましょう。





よーしそろそろ良さそうだぜ。



(と、隣は何???)




インスタントソロキジ鍋。

薄切りにしてさっと湯通ししたキジのモモ肉に、
黄金スープと野菜を加えて固形燃料で加熱。



おままごとみたいで楽しいでチュゥー。



(キモイヨお前!)





ホッカァ〜!!

ぐほう!  香りで死ぬ!

あふれ出るヨダレで溺れ死にそうだ!!!




こっちも!!!!




焚き加減も完璧だーこりゃ。





ソロキジ飯&キジ鍋の完成です!!!






感想





狩猟読本に逆らって、
チキンライス風にガラスープを抽出した手法を用いたのが大変よろしかったのでしょう。



めちゃめちゃウメーよ。



インスタントキジ鍋は、モモ肉はやや硬めだけれど、
黄金スープの染み込んだ野菜がこれまた極ウマですわ!

しっかりしたコシを持ってるのに、それでいて上品で礼儀正しいスープだね。

まさに日本の国鳥ならではのダシ汁。

今の日本人が忘れつつある魂の味ですよ コレは。



うっ!





弾が〜・・・・。

オレってほとんど噛まないでぐいぐい呑み込むからさ、
絶対気付かないうちに何発か喰ってると思うんだよね。

ほんとどうなんだろうね? 鉛中毒ってヤツは??




メニューの部屋
TOP
inserted by FC2 system