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別名　磯のゴキブリ


ゲンコツさん曰く、
すごく苦味があるらしいし、食べるほどのものじゃないそうです。

豊田家の管理人さんもうまくないといっていた気が・・・・


でもそういわれるとちょっと味見してみたくなるのが変態の性。


スズキ狙いで海に来てみたもののド干潮で釣りにならず、
フナムシ君はいるかなーなんて思ってみものの、
夏の海水浴ではあれほどうじゃうじゃいるのに・・・・

１２月の今は全然姿がありません。


ふと転がる石ころをめくってみると、
下にムラムラと群がっているじゃありませんか。

しかも夏ほど動きが活発でない気も・・・・




とはいえゴロ石の場所でひっくり返しても別の石の下に逃げてしまうので、いざ捕ろうと思うと全然うまくいかない。

ちょっと強く抑えるとすぐ瀕死・・・・





手こずらせないでください。





茹で、揚げ、焼き。

それぞれゴキブリ同様すばしっこいので、
ビニールに熱湯を注いでくたばらせてから調理してます。

感想

茹で・・・・ ジョリジョリジョリっとした歯応えで、 口中が強烈な芳香のある苦味に支配される！ グヘェー・・・。 こ、この風味はッ！ ホヤに近い香りをもっと汚らしく強烈にした感じ。 ホヤ好きな俺には悪くないが、 口をゆすがないといつまでも苦味が取れないので困るほど。 ゲェエエエ・・・ 揚げ・・・・ シャキシャキシャキっとした歯応えで、 甲殻類のエビかカニを揚げたような味が口に入れた瞬間は前面に出るものの、 その後は強烈ホヤ的苦味に支配される。 焼き・・・・ ジャキジャキした歯応えで、 甲羅の焦げた苦味と香ばしいかおりが先立ち、 それによって先ほどの苦味がマイルドに感じられる。 あれ？　　　　普通にうま・・・・・っ　！？ （味覚イカれてんじゃねーのか？） かもしれません。 ゲンコツさん曰く 「食べることなく一生を終わったとしても、 　まったく後悔することのない食材」 とのことですが、ホヤ好きな人はぜひ試してほしい。 聞いたところによると俺の食べる前の印象は、 食べたことによって、己の味覚が穢れたと後悔するほどかと思っていたけれど、 そんなことはありません。 さて・・・・ 捕りすぎた。 残った君達はどうしよう？ つぶらな瞳に愛しさが・・・・ この辺に逃がして増えたら俺のせいにされるの？ っていうか海辺以外で生きていけるの？ スゲー気になるんだけど。 とりあえず飼育してみよう。 /////////////////////////// 後日、約二週間で絶滅。 寒さに弱いみたいですし、 餌か周囲の環境に若干の塩気がないと駄目なようです。 ///////////////////////////

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