すぐ崩れる団子作り


団子の作り方は簡単なようで、意外に難しいですよね。

固すぎると、放り込んで二時間後くらいに引き上げても、
まるまるのまんま残ってたりとか・・・・

そんなときって、なんか泣けてきますよね・・・


そこで、入れたらすぐに崩れる作り方を紹介します。
(この方法は昔、家にあったビデオに載っていました。)






まず、練り餌をバケツにあけます。





そしたら水を片手ですくいながら入れます。

決して、一気にドバァーっといれてはいけません。
ちょっと入れたらこねて、ちょっと入れたらこねて・・・を繰り返します。





こねながら、途中で練り餌を握ってみましょう。
もし、このようにバラケないようであれば、そこでストップします。





といっても、多少力を入れただけでこんな風に崩れてしまいます。

こんなんじゃ投げられないぞ! と思うかもしれませんが、
ちょいとお待ちあれ。





その状態で、団子にしたい分をつかんで握ります。





そしたら、手に水をつけて・・・





ギュゥ〜、ギュッ、ギュッっと思い切り握ります。

こうすることで、丈夫になるんです。





これで出来上がり。
結構簡単でしょ。
これでちゃんと僕は飛ばせてますから・・・



これでいったい、何が変わってくるんだ?

では、実際に実験してみましょう。
違いを目で見て分かりますよ。





虫かごを用意。
水を入れてあります。





団子用意。

同じ練り餌を、一方は上記の作り方、
もう一方は袋にのっていた分量で作りました。

このままでは、どっちがどっちか全くわかりませんね。

では同時に放り込みます。





ポチャン。





約1分後。
いきなり差が現れます。

右は、周りがぽろぽろ崩れ、中から空気が出てきます。





水面を撮影

右は、水が濁りまくってます。
さらに水面には、細かい練り餌のクズが浮かんできています。





15分後の差。

右は完全に崩壊。
左は・・・・そんなに変わらず。





ちなみにこちら、30分後の映像です。




さて、練り方の重要さがお分かりいただけたでしょうか。
水の量、握り方の工夫だけでこれだけの差が出てくるんですね。

この方法は基本的にどんな練り餌でもできると思いますが・・・



さて、団子の作り方は、
さらに餌の調合でも工夫ができます。

たとえば鯉むぎという餌を混ぜると、
もっとバラケやすくなったりします。

また水流がある場合は、バラケた餌がそこに残るように、
ある程度比重の重い餌を使用してみたりとか・・・


まあ、自分なりに研究してみるのと面白いのではないでしょうか。


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