狩猟免許試験



10/8/8(日)


狩猟免許試験当日


勉強?


してません! 今からします!


結構早く着いてしまったので、車の中でテキストを開く。

パラパラっとめくって、さらさらっと眺めてそれでよし。




だって俺 ★☆一部免除☆★ だもん。



時間がきて受付を済ませ会場に行く。

今回はゼッケンが用意されていて番号順に座る。


えーと俺は・・・・・・・70番。


なんだおい ドンケツ かよ。

なんでだろう。 申し込み順が遅かったからかな。


たしか先週の講習会のときは50人位だったので、
20人がぶっつけ本番か、一度落ちてもう一回挑戦か って感じなのかな。



この前のおじさん「勉強してきたか?」

「いえ、全然。 だって免除なんで。ウヒヒ。」

おじさん「よし。復習だ! ペン出しな。」

(え? べ、別にいいよ。)

「えーと、はいこれ」(ペン)

おじさん「いいか、まずはこことこことここと・・・・・」

「ふんふん・・・なるほどなるほど。」


って感じで、試験寸前まで強制勉強。 シクシク・・・



解答用紙と問題用紙が配られる。

試験官「まだ問題用紙は開かないでくださーい」



ん?


この解答用紙は!?




♪ ティーティッティティ〜 ♪ (効果音:ねるねるねるね)


10問分の解答欄しかない。

免除マジありがてえぜー。



学科試験開始

猟具についての知識しか出ないようなことを言われていたのに、
ボートが動いてるとか、車が動いてるとか法令的なことがあってちょっとビビったけどとりあえず10問終わり。

おじさんの指摘した猟具についての問題がいくつかドンピシャで出てラッキー。

チラッと時計を見ると・・・・

まだ5分たってねえよ。


一部免除マンは試験時間が30分。
ただし試験開始20分から退出は認められるので、あと15分暇すぎる。

見直ししよう。

そして残り時間、消しゴムにシャー芯を刺してウニ造りしたり、
窓際だったので外を眺めたりして退出の許可が出ると同時に部屋を出た。



適性検査

試験が終わった順に適性検査を受ける。

視力、聴力、屈伸とか。

別に普通。



学科試験結果発表

廊下に張られた紙に番号が書いてあり、
不合格者は番号がペケ印の紙で封印されている。



な、なんと!


不合格者は1名 (もちろん俺ではありません)


ちなみに5人欠席者がいたらしい。



落ちた人に試験官が「ここで終わりなのでゼッケン返してくださーい」ってみんなの前で。

うあー・・・・

しかもたぶん弁当買ってきてるだろうにね・・・・。



あのおじさんも無事に合格。

二人でばんざーい!

おじさんいわく、今回の試験内容は、
前回に比べると結構簡単な問題だったとの事で、
前回は100人中10人くらいが不合格だったらしい。

でも、簡単に感じるのはおじさんがしっかりと勉強した成果だよね。


「おじさんは前回落ちたとき、弁当持ってきてますよね?
 どこで食べたんですか?」

「俺はすぐに家帰って家で食べた。
 このやろーっ て勉強しながらな。」


さすがだ。

今日落ちたおじさんも高滝ダムとかで景色見ながら食べないで、
同じようなことしてるに違いない。



技能試験開始

鳥獣判別はタシギで、「クチバシ」と答えそうになり、
あれこいつ名前なんだっけ? と忘れてしまったけど他はだいたいクリア。


次に距離の目測

県から派遣された試験官に、猟友会の人が立ち会って問題を読み上げる。


「あの旗までは何メートルですか?」

「10」

「2本目まで何メートルですか?」

「30」


このときまるで走馬灯のように講習会の会話が浮かんだ。





   猟友会の人「距離の目測は10、30、50、300しかないんだよ。
          もうこれは間違えようがないよな。
          それを講習で教えてるのに、試験になって300メートルを500メートルとか答えるヤツが過去にいたんだ。
          本当にそれでいいんですか? いいんですね!? って何度問い直してあげても、
          500で間違いない! と言い張るのがいたんだよ。」


   ははは。 そいつばかじゃねー?  アタマ弱くねー?





「あの壁の端と端まで何メートルですか?」



俺「500です。」



ん? あれ? 俺今なんていった?

猟友会の人の視線が、「マジかよこいつ」って目をしてる。



俺「アーッ! じゃないじゃない300 300 300でーす!」


「間違いないですか」


俺「はい 300」


あ、あぶなかった・・・アホ伝説2 になるところだった。

実はこのときの問題を読み上げていた人が、
あのときアホ伝説の話をしてくれた猟友会の人であったのだ。

彼が目測の立会人としてそこに立っているのを目にした時点で、
俺の頭では300の数字は消え500にすり替わっていたらしい。



お昼

技能試験の猟具の取り扱いの前にお昼をとる。

食べ終わった後におじさん連中に混ざって雑談。

昔はトリモチで遊びまくったとか、
小さい頃空気銃でスズメ撃たせてもらったとか、
経験者ならではの楽しい話が聞けた。

俺って同年代の友達は少ないけど、
こういう悪いジジイども素敵なオジサマ達とは気が合うんだよなぁー。



猟具の取り扱い開始。

まずは個人での取り扱い。
ドンケツ背番号なので、人に銃口向けたくなるくらい待たされたけど、
そこはなんとか理性で抑えおそらくOK。
私も大人になったものだ。


そして団体での取り扱い。
最後の4人のグループであのおじさんも一緒。
みんなたぶん大丈夫。
おじさんが途中で列から消えたけど、たぶん大丈夫。


というわけで全てが終了し解散となる。


おじさんは千葉市住まいであるが、
南房総で猟をすることになるらしいので、
猟場で出会ったらゼッケン番号で呼びあうことを約束してわかれた。

・・・のであるが、これ書いている今、
彼の番号か何番であったかすでに思い出せない俺なんだが。



さて技能試験、俺は大丈夫と思うんだけど・・・・・どうなることやら。

結果は2週間後くらい。





10/08/28(土曜)


郵便が届く。


あれだよあれ!

試験結果発表ってやつだよ。




ドキドキ・・・・・




無事合格


後は再び警察に足を運んで、
散弾銃の所持許可の所持目的の欄に「狩猟」を追加してもらえば、
どうどう散弾銃で狩猟が出来るわけだ。




お疲れ様でした 俺!



落ちてたら「趣味友遊のバカ管理人試験落ちたらしいぜ!」とか、
格好のネタにされてただろうに・・・・・・・・残念だったなお前ら!



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