狩猟免許講習会



10/7/21(水曜)

散弾銃を所持したはいいけど、
狩猟免許は空気銃用のものしか取得していないので、
新たに散弾銃用の狩猟免許を取らないといけないので申し込みに行ってきた。




10/7/22


猟友会からテキスト届く。

はっえー!

予習とか大嫌いなのでするつもりはさらさらないけど、
昔とどっか変わってるのかと思って開いて眺めてみた。


そして興味深い文言を発見。



試験の一部免除

 すでに狩猟免許を取得している人が、他の猟法に関する狩猟免許試験を受けるときは、
 知識試験のうち、鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法令、
 鳥獣に関する知識及び鳥獣の保護管理に関する知識の試験が免除される。
 この場合は、受験の手数料も安くなり、3900円になる。





何ー!?


そういえば受験の手数料安かったぞ!




出題分野

さらにこんなグラフが・・・




で、さっきの免除文によるとこの青部分は免除ということなので、
残りは・・・・・黄色の6問?


あれ? ・・・ちょっと待ってくださいよ・・・



マジに勉強する必要なくね?



30問出題されて確か7割できれば合格。

21問で合格。

逆に言えば・・・・9問まで間違ってもよい。


ということは・・・・



すでに狩猟免許所持者が、
新たに他の猟具の狩猟免許を受けようとする場合、
白紙で出しても筆記試験は合格ってことでいいのかな?




(アホか? なんでそうなる?)



24問分免除ってことは24問分はすでに合格とみなすってことだろ?
俺はそう解釈するぞ!


俺はテキストを閉じ、試験前の講習会まで開かない決意をした。




10/8/1(日)

狩猟免許は、

1 第一種銃猟免許(散弾銃・空気銃)
2 第二種銃猟免許(空気銃)
3 網猟免許
4 わな猟免許

の4つがある。
(銃を持つ場合には別に所持するための許可が必要。)

私の場合は2のタイプなので、
散弾銃を使用して猟をしようとする場合、
新たに1を取得する必要がありました。



狩猟免許試験前に猟友会主催で行われる狩猟免許講習会

この講習会に参加すると、試験に出る学科のポイントや実技を教えてくれる

っていうかこれに出ていないと、筆記試験はともかく、
技能試験にはほとんど受からないような仕組みになっている。



鉛問題で閉鎖中の千葉県射撃場。

っていうか早くここが使えるようになって欲しい。

ここが使えるようになると射撃もかなり近い。




受付8:30分。

懐かしいなここ。

何年前だっけ? 第2種とわな受けに来たのは。。。

あの頃は散弾なんて当分持つつもりなかったよなー。

つーかボンビー学生で散弾銃にステップアップする金がなかったってだけだけど。

「網・わな猟免許」が今では、「わな猟免許」と「網猟免許」に分かれているので、
あの頃に取得しといてラッキーだったかもな。



午前中に学科講習をやり、午後に実技講習という時間割。

講習開始の9:00には全部で50人前後集まっていた。

二十歳代の若いのが結構いる。

大変喜ばしいことですね。



私の前に座ったおじさんが陽気な人。

よくいるでしょ。

そういう集まりに一人か二人、いわゆるお決まりのお方がさ。


目をつけられてしまった!

話し相手として。



話によるとこの方、前回6月頃に行われた試験でスベって再チャレンジだと言う。
前回は100人くらいいたらしい。

おじさんはそのおかげでかなり細かいところまで暗記してきている。

かなりスゴい。
今からでも学生として頑張れるレベル。

俺はと言うと、免許所持者は法令とか学科一部免除 という文言を見て本を閉じ、
今日までまったく開いていなかったわけです。


おじさん「アライグマはどこに巣を作るか知ってるか?」

俺「えーと 人んちの屋根裏 ・・・ ですか?」

おじさん「違うよ、外で!」

俺「さてー・・・・まぁ木の上じゃないですよね?」


おじさん「そうだ! タヌキのタメ糞が出るぞ! イタチとキジの一夫多妻も出る!」

おじさん「散弾の飛距離は700メートル飛ぶのは何かわかるか? ・・・・etc」

俺「おじさん すごいですね。 ほんとに2回目?
  実は5、6回目くらいじゃないんですか?」      ←鬼失礼なやつ!


でまぁ、おじさんの言うことに対しては、

「へー、あそうなんですか! いやー勉強になるなー ふむふむ なるほど。」

と、相槌を打つのに大変だった。

だいたい俺一部免除だから、タメ糞とか一夫多妻とかたぶんドーデモいいんだよね。
おそらく白紙でも合格って勢いのはずだから・・・・


と思っていたのに、それは大きな思い違いだったらしい。

狩猟免許を所持していて、別の猟法の免許を受ける場合の一部免除者は、
猟具に関しての知識が10問出されるらしくて、
10問中の7割、つまり7問正解しないとダメなようです。


うわー やっちった。


「おじさん銃の飛距離教えて。」


さすがに白紙でも合格は甘かったか・・・

でもまぁ10問か・・・

範囲も限定・・・


やっぱラクしょー!




学科講習が終わり昼飯。


午後は、第一種、第二種、網、わな、併願者のグループに分かれてそれぞれ実技に入る。

鳥獣の判別と銃器の取り扱いだ。



鳥獣判別。

実際に試験で使われるイラスト16枚の冊子が3組あり、それを見ることが出来る。
 ↑
8000円も払ってるもんな。

おじさんはそれぞれの冊子の鳥獣を書き出し、
かぶっている鳥獣を抜き出し、覚えるポイントを見つけ出している。

勉強家だなぁ。



銃器取り扱い。

昔、空気銃の狩猟免許を受けたときは、
団体行動は俺はただ見てただけだったんだっけ。

「あんなもんは銃じゃない」とか言われて・・・・。


それでも今後のためと思って見ていたような気がするけど
さすがにもう覚えてねえわ。


まず床に置いてある銃が4本、
散弾銃3本(上下2連、水平2連、自動銃)、そして空気銃だ。


これを試験官の座っている机に持って行って、
指示に従いながら点検、分解、弾込め、射撃体勢、弾抜き等をして元の場所に戻す。

同じく空気銃もやる。

気をつけることは 銃身内部の確認(各動作毎)、銃口の向き(人に向けない)、引き鉄に指をかけない こと。



次に団体で並んでの銃器の取り扱い。

川を渡るときの手渡し、休憩時の置き方等。

やはり、銃口の向き、確認、引き鉄に気をつける。




それで終わり。


なのに昼から5時半までかかったね。


一人おじいちゃん・・・70前後かな?
が、何度注意されても引き金に指をかけてしまっていて、
最後のほうは教えている猟友会の人もかなり苛立ってみえた。


「指気をつけてねー(ニコニコ)」

「ホラ! 指ぃ!(オラァー まだわかんねーのかー!)」

的に。

おお〜・・・コワコワ。

でもこれも、我々が試験に受かるために鬼になってくれてるわけですからね。

猟友会様様。



疑問なのは団体行動で、弾を込めて次の猟場まで歩きます ってのがあり、
通常、獲物がいねーのにそんなことしたらモロ違反じゃねーかってことですか。



そんな感じで講習会は終了した。


試験まであと一週間、一部免除マンは気楽だぜ!






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