射撃練習でミミガー



10/4/3(土曜)


射撃練習



とりあえず銃に慣れないといけないということで金谷国際射撃場へ。


よくわからないので、
とりあえず現地へ行って受付へ。

今回はニッコースペシャルを持ってきた。

銃を見てもらうと、どうやらこの銃は狩猟専門銃で、
とくに山の中などで使用するものじゃなかろうか とのことだった。


「なんだこら? 照星まで真っ黒になってる。もともと白くなかった?」


「さぁ・・・ なんかペンキで塗りなおしたらしいですよ。」



射撃にはトラップとスキートとあるらしい。


「スキートやるの? トラップやるの?
 その銃は短いからどっちかと言うとスキートだよ。」


「何が違うんですか?」


「スキートってのは ナントカカントカで、  トラップはホニャララノニャララ・・・」


「えーと・・・教習射撃でやったやつやりたいです。」


「それはトラップだ。」


「じゃぁそれで。」



「チョッキは? チョッキがないとダメだよ。」


「チョッキ? マジですか? 売ってますか?」


「結構高いものだからここでは売ってない。」


「・・・・・・・・・・」


「じゃぁ今回は貸してあげるから・・・・」


「アザーーッス!」


耳栓もやった方がいいとのことで、ここでも売っているとのことだったが、
狩猟中に耳栓なんかしないよな との考えで、
「いえ、別にイイデス」と断った。

(ケチったのか。)

いや、決してそうではないです。



人数が少なかったので、5人ずつローテーションでやるところを1人でやることになって、
本来ランダムに飛び出すクレーという的を、
任意の方向に飛び出させて練習させてくれました。


1ラウンド25発を3ラウンドやる予定。

バンバン撃って全然当たらないで1ラウンド終了。

そして2ラウンドを初めて間もなく、




ズダーン!


キーーーーーーーン!!!!!!





んぎゃ!?
















「ミミガ! ミミガーァアアアア・・・・」







姿勢が悪かったのか、突然左耳に爆発音が伝わった感じがしてモロに耳鳴りが。

花火や爆竹を身近で爆破した時によくあるアレ。


一瞬 クラッ ときたが、自らの経験上こういうことは一過性のもので、
しばらくすれば元に戻るはずだと思いそのまま続け3ラウンドを終了。



練習を終えると教習射撃と同様、肩と顔面に痛み。


そして左耳が未だにキーーーーー ∞ として、しかも奥に何かが詰まった感じがする。


自分の声が頭の中に反射する。

今まで花火とかの誤爆の甲高い耳鳴りは、
数分で治まっていた気がするんだけど今度はずいぶん長い。

っていうかさっきより悪化してる感じがする。



帰り道、車内でCDを聞いていると、更なる異変に気付く。


右耳で聞き取れている高音が、
左耳ではまったく聞き取れていない。


小銭のチャラチャラすれる音がまったくわからん。


・・・・・。


射撃練習自体は14時頃に終わったのに、
今現在(21時過ぎ)にもまったく同じ症状が続いている。



寝よう。

明日には治ってるかもしれん・・・・。



アホだな。 耳栓しとけばよかったな。





10/4/4(日曜)

やっぱりダメだ。

昨日からずっと安静にしているのに・・・


キーーーーーーーーーン が止まらないし、
詰まった感じも治らないし、高音が聴き取れん。



近いうちに、耳鼻科に行かなきゃならんかな。



ホントこのままダメだったら、
史上最悪のマヌケとはまさに俺のことだよな。




「音無し佐市」の技を習得しなきゃかな。


あの漫画の教えでは、
片耳だろうが片目だろうが片腕だろうが、
努力で何とでもなるってことなので。



とりあえず耳栓を注文しといた。



(後の祭)



だよねー。


でも、マジに音無し佐市の技を磨くのであれば、
耳栓は必要不可欠となるはずさ!






10/04/05

耳は自力で自然治癒を待ち、しばらく様子を見てみようと思ったのだけど、
あまりにも耳鳴りが酷いので耳鼻科に駆け込んだ。

俺「射撃で耳がキーンてなりました。
 バクチクとかで一瞬キーンてのはあるんですけど、 今回はずっと続いてて・・・
 しかもなんか詰まってる感じなんですよ。」


先生「大きい音を聞き続けたりするとそういうのはよくあるんです。」


耳テスト

ピーってやってボタン押すヤツね。


結果、やはり左耳の聴力が高音域で突然下がっているとのこと。

鼓膜に異常は無くて、音を聞き取る神経がまいってしまったとか・・・

しばらくビタミンとかで血行を良くして回復させる作戦。

病院に来るのが早かったので治る可能性が高いが、
元に戻らない可能性もあるとのことだった。

音無しブービーを名乗る覚悟もしないといけないということか。


先生「仕事も無理しないでストレスもためないように。」


「・・・なるほど。
 じゃぁ今日はもう仕事は終了だ。
 俺の一生に関わるかもしれない大事なので、
 薬を出してもらった一週間は治療に専念ということで早退OK?」


ってことで家に帰ってゆっくり休むことにする。






10/4/11(日)

さて、耳の薬を飲み続けて一週間が経とうとしているが、
いまだに耳鳴りがなくなる気配はない。

詰まった感じは多少取れてきたが、
やはり高音が聞き取れない。

ピアノを弾いているときに変な違和感がある。






10/4/12(月)

というわけで薬が切れたので再び耳鼻科へ行く。




あと2週間飲み続けてください。


治るのか これ?





10/4/26(月)

仕事休んでユリ電気柵下草刈。

回復傾向にあったけど、刈払機のエンジン音で耳のキーンが悪化したような感じ。






10/4/28(水曜)


さらに2週間飲みましょうだってさ・・・


雑音がしてれば気にならないレベルになってきたので、
ちょうど薬も切れたし、あとは自己治癒力で何とかなるかと思ったんだけど、
2日飲まないで過ごしていたらだんだんと悪化してきたのでまた病院に行ってきたのだ。


しかしまぁ射撃してから一ヶ月近く経つってのに・・・

もっとも異常があったすぐのときは、
あの状態のまま続くんじゃないかと思っていたので、
ここまで回復すればまぁいいか。


この耳鳴りは、常に自分のアホさを悔いるいい薬になるかもね。


雑音があれば気にならないけど、
無音地帯に身をおくとかなりウザいけどさ。



遠くで

ミーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ってセミが鳴いてるの。




さてと・・・・

今日は水曜なのでウィステリア通りの住人になってこよう。





散弾銃猟日誌
狩猟の部屋
TOP inserted by FC2 system