デコイを設置しているダムにコガモがいた。
氷も張っていなかったのでボートで出撃することに。
外した・・・
「しょうがねー戻るか」とカメラとかをポケットにしまって、
パドルをセットして漕ごうとすると・・・・
んん？？
あの奥にいるのは・・・・・
カ、カルだ！
カル様達がこっちを見てる。
奥のほうで全然気付かなかったが、茂りの陰に隠れていたのだろう。
コガモを撃ったときの音でも逃げないで、様子を見に出てきたようだ。
数羽いるぞ。
うおおおおおお！
弾を装填、ちょっと遠いが飛ばれる前に浮いてるところへ発射！
うららーーーー！ ズダーンズダーン！！
４羽が飛び立つ。
クソ！ やはり遠すぎたか！！
と思ったら１羽が半矢で泳いで逃げようとしている。
さらに弾を込めてトドメをくれてやろうと近づくとチャポン・・・・
・・・・・・潜られた。
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
耳栓を外して動くのをやめ、浮き上がる気配を探ると、
む！ 近くの茂りで気配が！
カメラをセットして捜索に入る。
気配のあった水際の茂りをパドルでバシバシと叩く。
「いた！ 隠れてた！！」
茂りを叩いて移動していた俺のその先から、
スイスイ泳いで出てきて岸際を逃げるカル。
２発発射。
当たらない・・・。
そしてまた潜られる。
と思ったらすぐに浮いてきて、
隠れる場所が無くて岸際を右往左往するカル。
弾を一発込めて近づき撃ち込む。
外す。
なんでなんでなんでー？？？
ビビッたカルは岸際を泳いで逃げはじめる。
しかもだんだんスピードアップ。
奴は俺に挑戦しようとしているらしい。
なめやがって！！
再び一発込めてカルと競争開始。
ヨーーーイドン！！！
待てコラ待てコラ待てコラ・・・。
ゴーーーーール！！！
追い抜いた・・・・・俺の勝ちだ・・・・
負けを認めたカルがスピードを緩めた。
このチャンスを逃さず発砲。
ついに命中。
んにゃーはっはっはっは！！！
まさに死闘だった・・・・。
カルガモがここまで戦えるやつだとは思わなかった。
お前の根性、俺の血肉として受け継ぐぜ！
| 散弾銃 | ||
| 発砲 | ８ | |
| 猟果 | カルガモ | |
| 半矢 | ０ | |
| 空薬莢回収 | ８ | |
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