雨の降る中ダム参り。
ムヒョ！
王様ひさしぶり！
その大きさ、そしてカラーから、
遠くに浮いているが一目でキングオブカモ御一行様だと判断できた。
マガモであるとわかってはいるが望遠鏡で見る。
デケーぜ・・・・。 しかも鬼デカイのが２羽いるぞ。
思わずニヤリ。
これはさっそく車にボートを取りに戻らねばならない。
車に積みっぱで雨でびしょびしょ。
これに乗ったらオケツもぬれちゃうけど、そんなことは気にしてられない。
そう、俺の今日の相手は ＫＩＮＧ ＯＦ ＫＡＭＯ なのだ！
再びボートを持ってダムまで戻り奴らがいることを確認。
早速ボートで と思ったが 待てよ・・・・
奴らカモ王は視覚で物事を判断することにも長けている。
丸見えでボートで近づいて飛ばれるよりも、
ここから浮いてるところ撃っちまったほうがいいかも知れん。
俺しかいないから跳弾の心配はする必要ないけど、
そうだとしても岸間近にいるからバックショットで跳弾も防げる。
そうとなればさっそくチョークを遠射用の長いのに交換しよう。
と思ったらしまった！
チョークはあるけど、
交換するための取り外す工具を忘れてきてしまった。
今から取りに戻るか？
いや、戻ってる間に誰かがここに来て横取りされてしまうかもしれん。
ちょっと素手で頑張ろう っと努力するが全然緩む気配が無い。
よし！ やはり船作戦に変更！
と思って船を持ち上げようとした瞬間、
ガキーン と、ガードレールに銃をぶつけてしまった！
あいやしまった！ 奴ら気付いたか！？
と、俺は思わず屈み腰で隠れ気味だった姿勢をも持ち上げてやつらを見てしまった。
バチャチャチャチャチャチャ・・・・・・・・
俺のクソクソクソクソクソクソクソ！
オタンコナスのイカレポンチのファッキンうじ虫！
マジ己の虫レベル脳に涙が出そうだ。
いや待て！
集団は二手に別れ、多いほうはすでに山の向こうへ。
そして集団とは別の方向に飛び立った２羽が空で旋回する雰囲気。
どうやら集団を追いかけて合流しようとしているらしい。再びこっちに向かってくる。
チャンス！
とっさに耳栓をして、ＢＢ弾を銃に込めようと努力。
だが・・・・・・・くっそー！！！
持ってきていた自動銃は弾込めがウザイ。
２発込めようと努力したものの奴らが目前に来た時点で諦めて一発で撃つことを決断。
結局前から向かってきていた奴らに、
俺は通り越されてしまい後方から追撃する状態で一発を見舞った。
ズパーーーン！
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・・・・
いや〜・・・・・
ぜんっ ぜん 当たってねーわ。
だめだー・・・・
俺に散弾銃は無用の長物って感じか。
というよりも手に余るって感じだな・・・・使いこなせていないっつーか。
空薬きょう回収。
あーあ、雨でビショビショやんなっちゃう。
| 発砲 | １ |
| 獲物 | ０ |
| 半矢 | ０ |
| 空薬莢回収 | １ |
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