散弾銃紹介



ニッコー スペシャル
メーカーニッコー
モデルスペシャル
型式上下二連
弾倉型式元折式
銃の全長110.5cm
銃身長68.7cm
口径18.5mm(上下とも)
適合実包12番
重さ約3420g



上下二連元折式というのは、


銃身が上下に二つあって、


元が二つに折れるということ。



折れたところに弾を込める。



引き金を引いて、再び元を折ると、
この金具が飛び出るので、自動的に空薬きょうが排出される。


動画



よくわからないけど、
空撃ちすると撃鉄(?)によくないらしいので、
このような空撃ちする用の弾を使うといいらしい。






レミントンModel1100
メーカーレミントン
モデルModel1100
型式自動装てん式
弾倉型式弾倉内2発
銃の全長113cm
銃身長61cm
口径18.0mm
適合実包12番
重さ約3750g




レミントンはここと、


ここの二つから弾を込める。


すごくややこしい。


動画


弾はもう一発込めることが出来る。
引き金を引いた後の行動は本来は自動で行われる。




2丁とも近所の人にもらいました。


昭和1980年頃からなので、
約30年くらい使用されていた銃です。

長年の猟で、この両銃で多くの鳥獣を仕留めてきたとか。


ふーむ・・・・


中古銃ってのはなんかこう・・・・・


歴史が詰まっている感があってすばらしいよな。


でも・・・せっかくもらったので大きい声じゃ言えないんだけど、
実は重くって使いこなせるかどうかって感じなんですけどね・・・


個人的にはニッコーのほうがカッチョ良くて好き。 簡単だし。


レミントンはイザって時にすぐに対応できなさそう。

「あ、あそこにカモいるなぁ、よし撃ってやるか。」とか、
撃つことがわかってるときに3発込めれそうだけど、
突然出くわして向かってくるイノシシに対しては、
一発も込めれずに攻撃されて死ぬ自信があるぜ。

なにより取り扱ってる最中に弾が爆発しそうで怖えーです。







チョーク(シボリ)




レミントンにはこのようなチョークと呼ばれるものが付いています。



こんな感じで銃の先っぽに装着できて交換できる。




チョークとはこの図のように、
銃口を細くしたり、広くしたり調整することで、
弾の届く距離や、散弾の広がりを調整するものです。

細いほど散弾が広がらずに集中して遠くに飛ぶらしく、
射撃の本には下記のように説明されています。


シボリの呼称と用途の概要
分数表示通称標準寸度主たる用途
平筒平筒
シリンダー
スキート・チョーク
18.5mm以上スキート射撃
コジュケイ猟
スラッグ弾による狩猟
1/4シボリインプ18.25mmキジ、キジバトなどの猟
スラッグ弾も可能
1/2シボリ半シボリ
モデ
18.0mmキジ、ヤマドリなどの猟
3/4シボリインプ・モデ17.75mmトラップ射撃の初矢
ヤマドリ、キジバトなどの猟
全シボリ全シボリ
フル・チョーク
17.5mm以下トラップの二の矢
カモ類の狩猟


なんかうぜーな。







散弾銃の弾



散弾の弾には粒の大きさがいくつかあり、
狙う鳥獣によって使い分けるらしいです。



参考にもらった散弾の粒のサンプルがあります。



大きさはこんな感じです。

俺の手の親指、9号、3号、00B、スラグ です。


弾丸の種類JISの呼称通称弾丸の適用鳥獣最大有効射程(m)最大到達距離(m)散弾粒数





スラッグクマ・イノシシ・シカ1007001粒
8.600Bイノシシ・シカ505159発
4.5
4.0
3.75
BB
1号
2号
中型獣及びカモの沖撃ち50340
315
300
60粒
3.5
3.25
3号
4号
カモ及びノウサギ50290
275
140粒
3.0
2.75
5号
6号
キジ・ヤマドリ・テン・カモの近射45265
250
300粒
2.5
2.41
2.25
7号
7.5号
8号
コジュケイ・キジバト等40240
235
225
400粒
2.09号タシギ40210600粒
1.7510号スズメ40195
ライフル弾30カービンシカ1002200
一般の30口径級ライフルクマ・イノシシ・シカ3003200〜4000
空気銃弾4.5mm〜5.5mmスズメ・キジバト30310

※ 最近の空気銃はこんなもんじゃありません。
  有効射程は100m近く、タヌキレベルなんかイチコロだと思います。

※ 最近は鉛中毒の問題で、鉄、スチール、銅の散弾があり、飛距離等がいろいろ違ってきます。




しかしまぁあれですよね。

散弾銃って弾込めてぶっ放せばいいみたいにもっと単純に考えていたんですけど、
チョークとか弾の種類とか結構いろいろあって・・・・うざいですね。


全絞り状態でスラグを発射したら詰まって暴発すんのかな?

チョークの違いで、散弾の広がりが実際にはどれくらい違うのかよくわかんねえよ。



でも・・・・

ある程度距離が離れればいろいろ考えなきゃだけど、
突然出くわした至近距離のイノシシに食らわすとか、
脳天にゼロ距離ならスラッグだろうがスズメ用だろうが、どの弾でもかまいませんよね?





こんな感じでさ。



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