12月9日(火)


なんか最近、すごく寒くなってきた気が・・・・。
狩猟に行くのもなんだかおっくうに感じる今日この頃。

今日は6時半にダムへと行きました。
狙いはヒヨドリです。

ダムの入り口、車が一台止まっている。。。
その奥に車を止めて準備をしていたら、この車の人が近づいてきた。
「どうも〜。」とお互い挨拶をする。
バサーでした。

彼「ここって入ってもいいんでしょうか?」
僕「全然大丈夫だと思いますよ。」

「関係者以外立ち入り禁止」の看板は立っているけど・・・・・。


そういえばこの「関係者」の中に僕は含まれるらしい・・・。
そもそもこのダムを建てるときに、部落で土地を提供したとかで、
また、田んぼに使う水がこのダムの水で、そのときの水門を開くカギ、
そして門のカギの管理が、各家順番に回るそうだ。
その内、うちが管理する順番も来るかも・・・・。

2週間くらい前、以前住んでいたおじいさんにこのことを聞きました。

「土地改良のときに、自由に使っていいという約束をしたんだよ。
 この家を売ったときにそういう権利も売ったのだから、関係者だよ。」

だって。
う〜む、地元パワーを感じる。


さて、ダムの周りを歩くことにする。
ポンプを7回しておく。
ちょっと霧が出てる・・・。

周りを15分くらい歩いたでしょうか。
水面に動く物体・・・。



カモです!!!!


その数   4羽!!!!



「 あれ、絶対マガモだよ!! 」

と、思われるオスが一羽。
その周りにメスらしきものが2羽。
そしてなんだか判らない、ちょっと小さめサイズが1羽。

こっちに気づいているのか、少しずつ沖へ沖へと進んでゆく。

うおー!!!!(心の叫び)

弾を込めてオスに狙いを定める。
位置的にウンチングスタイルもできなかったので立ちポーズで狙う。

ちょっと距離があり頭を狙うわけにもいかず、っていうかスコープの調整もどうだか微妙だし・・・。
とりあえず胴体向けて発射。

パン!!!!!!!



当たったか?

(たぶん当たったと思う)

が、瞬間、カモは水面を飛行機のようにバシャバシャッ!っと、僕と逆の方向へ飛んでいく。



おにょれーーーーーーーーー!!!!



クソ!
っと、先ほどの水面に目をやると、


あれ? まだ一羽いるぞ!


さっきの判らない小さいやつです。
が、瞬間、そいつは水の中へ潜った!!



??? カモって潜るの?



ちょっとあっけにとられていたところを
先ほどの撃ち逃したカモ達だろう、奥のほうで方向を変えたのか、
3羽が僕の上空を飛び去っていった・・・・。

当たったはずなのに、ずいぶん元気に羽ばたいてますね・・・。



この隙間からねらったんです。


ここが浮いてたところ(別アングル)。
一枚目の写真は右手に位置する。



とりあえず潜ったやつを探すが見つからない。
カモじゃなかったのかな?
カメか?
いや、鳥の形してたはず・・・・。


しかたなくダムの周りをうろうろ・・・・。
しかし、ヒヨドリの声は聞こえない。


あ、さっきのバサーだ。

「どうですかぁ?」
「ダメですねぇ。」

雑談開始。


彼と別れてしばらくしてから、空を2羽の鳥が飛んできた。
ボケ〜っと見ていると、そいつらは上空を旋回し始めた。

なんだろう?
なんか変な羽音が聞こえてきています。
フィフィフィフィフィって感じ。

そして空を三周くらいしてから、突然角度を変えて下に向かった。

んむ! あれはカモカモ知れない!


この辺を旋回していた。


そしてこの辺の隙間に消えた。

実はこの奥、ダムが入り江のようになってるんです。
たぶんそこに降り立ったのだろう。

写真を撮った後、さっそくそこへ駆けて行く。
ポンプを8回くらい? しておいた。
獲物を見つけて嬉しくて、ポンプ数は覚えてません。


10分ほどかかってその付近に到着。
ゆ〜っくりと探索する。


いた!!!


いましたよん。
たぶんマガモのペアです。

しかし、茂りまくりなので撃てません。

「ウッヒッヒッヒ。」

と、心の中で笑いながら撃てそうな場所に移動しようとしたら、


バシャシャシャシャ・・・・!!!!


すんごい水音がして、同時にカモの姿は消えてしまった・・・・。



この隙間からカモの姿を確認できたのですが・・・。

向こうも気づいてたのか・・。


ふ・・・

ふふふふ・・・・・

はっはっはっはっは・・・・

・・・・
・・・・
・・・・

時刻7時50分過ぎ。


そろそろ朝飯だ。


・・・・・帰ろ。


いやー、でもハラハラして面白かった。


半矢カモ1羽?
撃ち落しゼロ
回収ゼロ

2003/12/9


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