11月22日(土)


今朝は夜明けとともに出猟して、日の出前に獲物を見つけ、
日の出とともに発砲しようと頭の中で思っていました。

しかし、朝起きたのは8時。

ウルトラ寝坊。
とりあえずダムにでも行ってみるか、と車を走らせる。


ダムへ向かう途中、道に面した田んぼの淵から、


ドタタタタタ・・・・

と、キジバトが飛び去った。(窓開けてゆっくり走っていたので気づいた。)


お!!!

と車を止めた瞬間あれよあれよと、さっき飛び立ったのに続いてキジバトが飛んでいく。

その数、10羽近い!!!

そして、すべてが同じ杉林に収まった。

よっしゃ!!!

車を飛び出し、杉林へと直行。
そろ〜り、そろり、抜き足差し足で近づいていく。

抜き足差し足・・・・気づかれていないつもりだったのだが、突然一匹が飛び去った。
それに続いて、さっきと同様、すべてが別の場所へと消え去っていった。

「フ。 まぁ、人生所詮こんなもんか。」

この辺のキジバトは臆病なんでしょうかね。



この写真の範囲ぐらいに10羽近いキジバトがとまっていたのに・・・・。


と、杉の上のほうを見渡すと・・・・

まだ一羽いるじゃありませんか。

けど、
ちょっと狭いな・・・・。
ちょっと遠いな・・・・。

あの距離はまだ撃ったこと無い。
でもこれ以上近づいたらまた逃げられるかも。
いつもはポンプ5回なのですが、今回はもっとしてみようと思いポンプしました。

しかし・・・・

5回目で・・・・

バチン!!!






痛!!!


THE 指パッチン。



「うひぃ〜・・・・」(涙)


その場で痛がっていたら、ハトは気配に気づいたのか、逃げていきました。

そして気づきました。一匹でなく二羽いたことに・・・・・。



ちょっとくやしくて、
とりあえずその場に座り込んで待つことにしてみた。
いつ来てもよいようにポンプだけはしておく(8回)。

指はまだいたんでいる。


・・・・・
・・・・・
・・・・・

2〜30分してから、ファファファファファ・・・ガサガサ。 と音がした。

キジバトの羽音。

しかし音は後ろからしたぞ。
後ろはたしか・・・・

ゆっくりと後ろを振り返る。



竹やぶだ!!!


竹藪のうえ〜の方にとまっている。

ウンチングスタイルのまま、ゆっくり体の向きを変える。
たぶん端から見ると相当アホです。

ゆっくり狙いを定める。

いい感じにこっちを向いている。

「ケッケッケ・・・  豆はやらん、 弾喰らいな!!!!!」


パン!!!!!!!!

当たった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハトは竹やぶの中をガサガサと落下する。
生きているのだろう、落ちた地面からバタタタタタ・・・・っと音がする。

竹やぶを掻き分けて入ってゆき、とっ捕まえた。

羽根が片方動かない・・・・。

かわいそうなので、首をひねってとどめを刺す。





・・・・・
う〜ん、キジバトって案外でかいな〜。
って、比べる鳥がヒヨドリしかいないんですけどね 僕チンは。



とりあえず一羽取れたので、帰還する。



午後

再びダムへと行きましたが、ヒヨドリを3匹半矢にしてしまいました。

おかしい・・・・。
前までの感じから行くと、絶対獲れてる筈なんだけど。

いろいろ調べた結果、原因がわかりました。

スコープの調整がまたイカレてました。

本来、スコープの調整をするネジ部分にカバーがついているんですが、
僕は紛失してしまってつけていなかったんです。

とはいえこのネジはそう簡単に動くもんではなさそうだと思っていたのですが・・・。

動いてました。


しょうがない・・・。

またちょっとずつ、修正していくしかないか。


とりあえずここで切り上げて、新たなる猟場を探しに行きました。


とあるダムの周りをハトでもいないかな〜と歩いていたら・・・・


ピー! ピロピロピロ・・・
ピー! ピロピロピロ・・・
ピー! ピロピロピロ・・・
ピー! ピロピロピロ・・・


なんだ? あの音は・・・・

音がだんだん近づいてくる。

「あ、犬だ。」

犬が二匹やってきました。
音は犬の首輪からなっています。

その後に続いて二人のハンターが・・・・。

会釈してきたので、「ちわー。」と挨拶をする。

話によれば、ヤマドリを撃ちに来たとのこと。

僕は空気銃をやっていて、猟場を探しに来たことを伝えると、

「あ、さっき向こうで空き缶狙ってたの(人)かい?」

「は?」

なんのことでしょう?
よくわかりません。

どうやらこの人たちが、先ほどまで猟をしていたところで、
空気銃を使用して、ぶら下げた空き缶を狙い撃ちしている人がいて、
僕をその人と同一人物だと思っている模様。

それって違反じゃないですか。

「ぼぼぼぼぼ、ぼくじゃないっすよ。」

僕はあなた達と反対側から来たんです。と伝える。

「それって、おもちゃのエアーガンだったんじゃないですか。」

「いや違うよ。空き缶貫いてたよ。」(改造すれば楽に貫くよ。)

だってさ。

僕ではありませぬよ。


っていうか、犬の居所を知るためだろうけど、
あんなにでかい音を鳴らしててヤマドリは逃げないのかな?

ヤマドリね〜・・・

よっしゃ! 今度空気銃でヤマドリを獲ってみよう。

ん? そういえばヤマドリってどんな鳥だっけか?


本日の猟果
半矢ヒヨドリ3匹
撃ち落しキジバト一匹
回収キジバト一匹



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