俺的ハンティング車両導入



最強のピヨハンター専用車両を手に入れた。



ダイハツアトレー MXターボ




広々快適空間。



4WDなのはもちろん、ローレンジ切り替えを備えている。



タイヤをオフロード兼用のものに履き替え。



そして軽の箱バンではめずらしく、デフロック機能を装備しているのだ。




(デフロックって何?)




まぁ詳しくはアレなんですけど・・・




(詳しくは・・・お前も知らないと。)




まぁそうなんですけど、簡単に言うと・・・・


4WDにしていてそれでもスタックしてしまったような場合に、
脱出のために最後の手段で使うような武器ですね。

農作業で使用する軽トラックではオプションで選べるようになっていて、
似たような機能にリミテッドスリップデフ(LSD)というものもあります。

軽トラでは後輪(リヤ)だけですが、オフロード系のランクルなどでは前輪、後輪に付けることができるとか・・・

ちなみに「スーパーデフロック」はダイハツのリヤデフロックの商標みたいです。




・・・・なのですが・・・・



軽の箱バンタイプやワンボックスタイプで、
デフロックを装備している車は何故かそれほどありません。




狩猟者の戦闘車両といえばジムニー、そして軽トラと軽バンと相場が決まっているような気がします。

クロカン性能では世界にも誇れるジムニー、
イノシシでも鹿でも積み放題の汚れ役なら軽トラ、
犬も仲間も荷物も満載できて居住性抜群の軽ッパコ。

私の場合、デカイ獲物がめったに獲れないし、
獲れたとしても軽トラは実家が持っているのでそれを拝借すればいいので、
いずれはジムニーか軽ッパコを買わなきゃなぁーと考えてはいたのですが、
奥地へ入り込んだ際の居住性は捨て切れませんでした。

また初心者より運転が下手なくせに、
後先考えずに無謀にも突っ込んでいく性格で、
これまでにもスタックを繰り返していて、
「軽ッパコでお守りとしてデフロックでもあればなぁー」と考えていたのです。
畑や田んぼでも使えるし。


調べるとダイハツの旧式のアトレーは、
かつてリヤデフロックをオプションで選べるようになっていたらしい。

そうかそうかなるほどなるほど。
っと、中古で検索するもまったくといっていいほど出回っていなかったのでした。


ググっても一向に検索に引っ掛からず、
週に一度はカー○ンサーやGO○を徘徊し、新規物件をしこしこチェックする日々。

そんなこんなが2年余り・・・



そんなとき、出会ったのです。

求めていた運命の彼女に。


彼女は新潟にいました。


やはりその日も、「アトレー 中古 デフロック」で一週間以内の検索結果でググってもノーヒット。
中古車情報ページを徘徊し、新規UP物件をチェック。

ふと、目に入った彼女の写真を見ると、
後部片隅にかすかに読み取れるスーパーデフロックの文字シール。

しかしプロフィールにはデフロック搭載の記述はない。

もしかしてハッタリ見栄シールの可能性も・・・



さっそく電話で確認・・・

「デフロックのシールらしきものが貼ってありますが・・・」

「お待ちください。ちょっと確認してしてきます。」


ドッキドッキワックワック・・・・






「スーパーデフロックついてますね。ボタンはどこどこのそこそこに・・・」







ビンゴ! ホレタァー!!



即決で陸送手配。

やったぜラリホー!

と浮かれていたら・・・・・・・・金が足りない!


そうだ 俺は今少しでも貯蓄しなくちゃいけない人間だったのだ・・・・・。



俺「ちょちょちょちょっと金貸してシルブプレ?」

で、親から無利子で金を調達し無事に納車に成功したのであった!



古いからオートロックはないし、パワステもないし、
パワーウィンドウもなし、ミラーも手動、アンテナも手動、
今時ラジオとテープで積載も200kgと少ないけど・・・・




そこがまたカワイイ所じゃないですか。




(お前・・・パイがデカけりゃ後はほどほど許せるタイプ??)



デカ過ぎるパイは使い道に困っちゃうよ。

こっちのサイズに適合してないと。



(じゃぁまな板専門ってことか?)



ってやめてくんない?

まじめにやってるのに。




話がそらされたけど・・・

これからピヨカウンター999のために悪路に突っ込むときは、
俺と運命をともにしてもらうぜ。よろしくな!








(誰も車で入ってこれないような奥地で暖房かけた車内で、
 寝転がったままゲームしてマンガ読んでくつろぎながら、
 合間に飛んできたピヨドリを楽して狙おうっていうまさにお前専用の車だな。)























え?


そんなことないよ。

ハンターには俺みたいな連中が多いはずだよ。


っていうか、散弾銃猟では「勝負」という概念以外にも、
こういう心構えも掛けていたのかもしれんな。

なんていうの・・・・「余裕」ってやつ?


再び散弾銃を手にした時は、
ゲームのモンスターと戦闘中に、リアルで目前を獲物が通りがかっても、
モンスターとの戦闘を優先する人間になっていなくてはならない。








(だったら家でゲームしてろよ!!)






空気銃猟日誌
狩猟の部屋
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