いよいよ散弾所持???



なんか散弾銃のよくわからない魔のパワーに、
異様なまでに取り憑かれたまま大晦日を迎えた私でありましたが、
今年もやはり、「罠猟に集中したいでやんす」と言って、
家族で正月に行く旅行を一人勝手に辞退して正月を向かえ、結局何も獲れず

 「やっぱ旅行に行くべきだったかなぁー  つーか俺ってバカかなー」

などと思いつつ、
いよいよ今度こそピヨハンターとしてピヨちゃんを狙いに行くことにした今日この頃でした。


っていうか本当はデコイを仕掛けているダムに行こうと思ったのに、
原付でダムの入り口まで向かうとすでに他のハンターに先をこされていたので・・・。



今日は結構寒い。

そういえばヤマドリも15日で禁猟になるし、
新しい秘密兵器を持って山で待ち伏せ猟でもしようかな。

もちろんピヨがメインのヤマドリはついでね。


(そういう台詞はヤマドリをバカスカ獲ってから言えよな。)


おっとその前にお湯を沸かさねーとな!


(なんで?)


なんでって、秘密兵器のためよ。




前期にもチャレンジしたヤマドリに良く出会う山へ赴いた。




まずはハンディーウォーマーにオイルを入れて着火。

これをネックウォーマーで首にくくりつけておけば、
上半身はポカポカに感じる。


そしてもうひとつの秘密兵器を取り出す。






湯たんぽだぁーー!!!

500mlのミニサイズなんです。



こいつを・・・・





ザックの中に入れて、足を入れる。




すばらしい!



俺ってば冷え性なもんでね。

何にもしねえでじっとしてると、
長靴の中で足先が氷みてえになっちまうんよ。




そしてヒヨドリが飛来。


んむむ・・・これは・・・




ものすごく狙いづらい。

木の間からギリギリ頭だけ出ている。


たぶん当たらないだろうけど、
たぶん当たるかもしれない。



撃ちます。


子之吉兄さんすいません。



パン!!!!!



余裕で木にヒット。

ヒヨドリバイバイ。




そして同じ奴だろうか。

しばらくして同じ位置に飛んできて、
今度は狙いが良く撃ち落しに成功する。





同じ奴だったら馬鹿な奴・・・・


っていうか初ピヨだ。



(ピヨハンターのくせに2ヶ月近く何してたの?)




もう少しここで粘りたいけど、
実は俺、朝飯食ってないし、ウコッケイ達にも餌をあげずに出てきちゃったんだよね。

ピヨちゃん獲れたし、もうヤマドリなんてどうでもいいから帰るわ。




そしてヒヨドリの刺身で昼間から熱燗飲みながら、
久しぶりにホームページの更新作業をしようかなーと思いつつも、
コタツに入ってファミコンをやってしまっていたときだった。



( は??  っていうかファミコンかよ!!!)



おうよ。


やっぱファミコンだろ。


カセットの差込に向かって息を  フーッ って吹かないと、
ゲームしますよって気持ちにならなくね?



マージャンはやっぱ「役満天国」だよな。


久々に「ニンジャタートルズ2」面白いわー。


「オホーツクに消ゆ」

クリアしてねーけど・・・・


これは「きえゆ」って読むんだよ。

ちげーよ!「きゆ」だよ!

「けゆ」じゃねー?

あれだよ「オホーツクにしょうゆ」だよ!


みたいに盛り上がったなー。




って、そんなことよりも!





近所で猟をしている方がたずねてきました。



「あ、どうもおめでとうござーい。 今年もよろしくです。」


「おめでとう! なんだ寝てたんかい?」


「い、いえ起きてましたよ。」


(まさかゲームしてましたなんて30近い男が言えんわな。)


「これ。やるよ。きじ。」





「おお!!
 きじーーーーーーー!!
 ありがとうございまーす!!」




「ところで 銃 いらないか?」





え!? どどどど どいうこと?




なんと今年で狩猟をやめようかと思っているそうで、
息子さんも猟をやらないし、廃銃にするのもなんなので銃を引き取ってくれないか
とのことでした。





おいおいおいおいおいおいおい!!!!!!






おいったら おい!






あれ?


なんだよおい??



なにこの待ってましたシチュエーションは。




二つあるという。

ひとつは何でも用でレミントンというメーカー。
もうひとつはキジとか用でニッコーというメーカー。

チョークがあるのとないので自動と2連となんたらかんたら・・・らしい。




っていうか2つともくれるって!!






今の俺に断る理由はない・・・・。



っていうか全知全能なる神が 散弾を所持しなさいと言っているように聞こえるんだが空耳か?





おーい 神ー  そこにいるのかぁー??



かーーーーみーーーー!



紙ーーー!!!


髪ーーーーーー!!!!!





うん。






やはり偶然だ。






「もうそりゃぜひぜひ・・・・・・・・・・・でも勿体ないですよ。やめちゃうなんて。」



私がまだ猟もやっていない頃に、うちによくカモとかキジとかくれたのはこの方なのです。

つまり、私が銃猟もやろうかなーと思うようになる火種をつけた方々の一人なのです。


でももう歳だから・・・・  と言う。






翌日・・・・

その人と一緒に猟に行くことに。


犬を使ったキジ、ヤマドリ猟に行き、
良く獲れる猟場も教えてくれるって!

ラッピー!!!

とりあえず私も空気銃を持って参戦。




犬達。



まずはヤマドリ・・・・。


猟場についてすぐ、犬が地面に鼻を押し付け始める。

山鳥の匂いを見つけた合図らしい。

その後、山の方に入り込みグルグルと犬がヤマドリを捜索したらしいが、
結局見つけることは出来なかった。


途中、ヒヨドリが木に飛んできた。

私の空気銃では射程外。


(私の腕では だろ?)


うるさいだまれ。



「あのヒヨドリ・・・・獲れます?」



ドパーン!



彼はヒヨドリに向けて発砲。


なんか散弾だとヒヨドリがかわいそうな気もするな。


でも・・・・・・・・・・




「あれ? れれれ??  ハズレじゃないですか・・・・」 ニヤニヤ


「いやあれだけ離れると・・・・弾がな・・・ もっと小粒じゃないと」


「ふーん・・・・ そーなんですかぁー ふーん ? 」 ニヤニヤ






そしてキジへ。

結局キジも見つからなかった。


でも途中で・・・・・



この右手の藪の中を犬が駆けずってるとき バララララ
と、何かが移動。

コジュケイだったらしい。


「これだけ茂ってると撃てないな・・・」


「ふーん・・・」



なるほど。

要するに散弾を持って犬も持ったからってホイホイ獲れるわけではないわけですね。




次はカモ猟場。



水面から木が出ていていかにも鴨が飛来しそう。



でもいませんでした。



「今日は一羽も飛び出さないもんなぁ。(キジとヤマドリが)」


「フヒヒヒ! 鳥も今日は休みですね!」





だがその翌日・・・・・









とうとう俺がキジを・・・・・









(おお! ついに獲ったか!!)











もらいました。



(なんだ・・・獲ったんじゃねーのかよ)






昨日のお方に。

今日も休みで猟に行ってきたんだってさ。


肉になったのは良くもらっていたけれど、
毛が付いた状態でもらったのは初めてだ。


っていうか今年の俺はもらってばっかりだな・・・。


獲物どころか散弾銃までもらえる勢いだしな。





カッケー・・・。

キジにも部分的に今年模様が混じってるね。

っていうか自分で獲ったら迷わず記念剥製だな。



バンビーノ!


この羽とっぴー!!


(せめて背広を脱いでから解体しろよ・・・変態め!)



お守りにしよう。

俺もキジが獲れるように・・・・



まぁそんなわけで、ちゃんと物事が進めば、
この人の散弾銃を俺が受け継ぐことになるわけですが、
これで俺が何も獲れないときは、
単に俺の腕が悪い ということになるわけか・・・

しかも逆に獲物を持ってきてねって言われてしまったし。


プレッシャー・・・・



とりあえず残りの猟期、教わった猟場で空気銃で俺もキジに望むぜ!






空気銃猟日誌
狩猟の部屋
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