12月26日




先日デコイを追加して数を増やしたからな・・・・


マインドコントロールされたバカガモ達が群れていることを期待しよう。。。




はい、いましたー!



2羽のデコイの横に3羽確認できました。

しかし私の気配に気づいたのか、
奴らはその場から奥の茂みへと消えていってしまった。


なめんなよ。


急いで、しかし慎重に、
デコイを確認できる狙撃ポイントの藪の中まで移動することにする。


途中・・・・




おや?  これは・・・・










ゲゲッ!!


鼠の死骸だ!


何かに頭食われてやがる・・・・・キモー。



(だからこんな写真デカく表示スンナ!!!)



皆にも俺が味わったキモさを味わってもらわんと・・・


ずいぶん新しいよな。 百舌かな?

ちょっと鴨のことを忘れて棒でつんつんしてから猟に戻る。


(やっぱりお前は変態だ。)






狙撃ポイント到着。




デコイ確認。

さっきの奴らは間違いなくこの近くに隠れている。


しばらくあたりの様子を伺っていた私は、
そろそろ頃合かと思い秘密兵器に手を伸ばした。




喰らえ! 誘惑のメロディ〜♪



♪グエ グエ グエ グエ♪



もう一発!



♪グエ〜 グエ グエ グエ〜♪



ほいさ!



♪グエー! グエグエグエ!♪




誘惑のメロディ〜♪ を奏でて、そしてしばし静寂を保って様子を伺う。





なんか一羽来たー!!!


なんかのメスだ。

残念ながらオスがいないので種類が判別できないため発砲は出来ない。


オスを引っ張り出すためにもう一回メロディ〜を奏でたいが、
今ここで演奏してしまってはメスに俺の居場所がモロバレになる。


しばらく息を潜めていよう。


そうだ、弾の準備もしておこう。

と、銃に手を伸ばそうとしたところ!





ポチャン・・・・・





ヤベッ



と思うまもなく・・・・



バチャチャチャチャ・・・・・



逃げられたぁー!!


しかも5羽くらいいたのね・・・



どうやら砕けた岩盤か何かを足で落としてしまったらしい。



やっちまったな・・・・。



でもまだ奥にもデコイを仕掛けてある。

歩きながらヒヨドリでも狙って、ついでに確認してみよう。



そして歩いてるときだった。






フィフィフィフィフィフィ・・・・・・



バシャシャシャシャ・・・・






ムオッ!


今のは羽音と水音。

カモが降り立ったに違いない!!!

もうちょっと先にデコイがあるからこれはチャンスかもしれない。





すかさず身に纏っている余分なものを脱ぎ捨てた。




(こ、これは!  管理人の必殺技が出るか!?)




そう。 ホフク前進!


カモ笛と銃と弾だけを持って大地を進む!




そして狙撃ポイントに向かう途中で、
藪の向こうにちらりと奴らの姿を確認できた!



ざまーみろ!  マガモの群れだ!!!



もうすこしで狙撃ポイント!

というときに!



ドバシャシャシャシャシャ・・・




クソー! 逃げられた!!!

スゲー数だ!!!




俺はとっさに 悲しみのメロディ〜♪ を奏でた。
 



 ♪グエ〜  グエッ グエッ グエ〜!♪

 (訳: 戻ってきて〜 プリーズ カムバック!)




すると・・・・・



カモ軍団は上空で一周旋回!



これは!!!

様子を見ているのか!?



空に向かって笛を断続的に吹く!



すると二手に分かれ、一方がデコイからちょっと離れた場所に着水!

もう一方はちょっと奥のほうに着水!





お帰りなさい!!


(ビデオで撮影したかったくらい感動シーン。)




すでに狙撃ポイントを見つけ陣取っていた俺は、
軍団の中の一羽のオスに狙いを定めていた。



違和感を感づかれる前に撃て!




パン!!!!!!!



どうだ!?



バチャチャチャチャチャ!



クソ!  外れたかーーー!!!



だがすぐに一羽が着水!



どうやら半矢らしい。



そして見えないところでも水音が・・・


奥に降りた奴らが飛び立ったのだろう。



半矢のオスの飛行能力は完全に奪ったようだ。

もう一発確実なのをブチ込めばで回収できる!



追撃が始まった。



だが奴は!

俺を完全に敵であると認識した様で、
奴の神経は俺をさけることだけに集中しているらしい。

俺とは対岸の藪の中に身を潜め、
俺が狙いやすいポイントに向けてどんなに慎重に身を運んでも、
そこに辿り着いたときにはすでに別の場所に移動しているのだ。



スーパーズーム
しかも完璧射程距離外。


第六感的勝負では奴らの足元に及ばない。


(余談ですがこの写真を撮るのすごく苦労しました。
 いくらとっても手前の枝にピントが合ってしまって、
 空に向けてピントを合わせてやっと撮れました。)




そして これならどうだ!


と、愛と友情のメロディ〜♪を奏でながら身を隠して歩いても、
もう完全に俺が吹いていることはバレているらしい。




そんなイタチごっこが長時間続いた。


くそぅ!

高性能空気銃や散弾の人が来てくれれば・・・・・



(いや、その人が撃ったらその人の獲物でしょ。)



いや、俺がボートで回収に行ってあげるふりをして、
回収したらそいつが帰るまで俺は陸に戻らない作戦。


(お前も撃たれるよ・・・・)





半矢のまま放っておくのはかわいそうだ。



フロートボートを持って出直してこよう。













そして、2度と奴にめぐり合うことはありませんでしたんこぶはげぼよよん。





(鴨って隠れるのうまいんだよな)



ね。






やはりデコイを設置したとしても、フロートボートは必須かもしれないな。


でもいちいち持ってくるのめんどくせーんだよな・・・・。


っていうかあれだな・・・・



この前の狩猟みたいに、 回収担当の俺と、
撃ち落し担当の散弾の人がタッグを組めば最強かもしれない。



誰か近くで俺とタッグを組んでくれる人いませんか?

俺が電話したら一切文句言わず「はい」の一言でいつでも飛んで来てくれる人キボンヌ。


もちろん獲物は全部俺の物・・・・・



本日の猟果
発砲 1 
スカ 0 
当り 1 
回収 0 
半矢 1 



空気銃猟日誌
狩猟の部屋
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