07年 猟期に向けて 銃メンテナンス (真似しちゃいけない例)



さてさてさてっと・・・

台風で大雨洪水警報、
おまけに避難しろとかまで言ってるし、残念ながら釣りには行けません。
のんびり、銃の分解メンテナンス(壊すの間違い?)でもしましょうか。

さっそく、頂いた分解図を見ながら銃を眺める。

しかし、プラモデルのように組み立て順がわからない。
どこから手をつけたら良いものだろうか・・・

見たところ、パーツの数はそんなに多いものではない。

ラジコンより簡単そうだし、
勘で何とかやってみるとしよう。


まず・・・



トリガーの枠についてるネジを外してみる。

よくわからんが、一番に外されたがっている気がする。



すると、こんな感じに銃床がはずれ、
トリガー部が丸見えになった。

トリガー部の構造を眺めると、
安全装置の構造がこんなにショボイものだったのかと感心する。
エアーソフトガンのほうが複雑だよ。



さらにトリガー部のこのネジを外したら、トリガー部が外れた。



トリガー部が外れるとこのような部分が見えるが、
右の位置にスプリングがあるのでなくさないように気をつける。

ちょっとここでポンプをすると、
写真の左の穴から空気が漏れていることに気づく。


どうやら原因はこの先にあるようだが、
この内部を外すには、銃の上部を分解しないといけないようだ。



スコープをはずし、弾を込める付近のネジを外すと、
さらに内部からネジが現れるので外す。



上のネジを外すことで、
弾を込めるための棒とスプリングが取れる。

この状態で弾を込める棒が飛び出てこない場合がある。
その場合、弾を込めるときのプッシュボタンを押すと、ビョーンっと飛び出てくる。



すると、本来棒で隠れていた部分よりネジが出現。
こいつは後で外すとする。



先に、プッシュボタン部を取り外すことにする。
こいつが取れれば、空気漏れの手前のキンキラの部品が取れるはず。

こいつを取るには、なんか特殊な工具がいりそうだ。
へこんだ穴に突っ込んで回すような道具がある気がするが、
もちろん持っていない。



こいつでなんとかかんとかやってみる。



ちょっと緩めば、後はネジになってるので簡単に外せた。



先ほどの弾を込める棒を取った後に出てきたネジを回す。



すると、金の部品がすんなりと取れる。
金の部品の中に、さらに変な部品がある。

ちなみに、この変な部品と、プッシュボタン、
さらに、最初の方の小さいスプリングが連動して、
弾を込める棒をロックしたり、フリーにしたりしているようだ。



ネジを取ったことで銃口部分も取れてしまう。

矢印部分には小さなOリングがあるので気をつける。



もっと奥にあるキンキラの部品。

ここにあるネジが、
キンキラを固定しているようなのでとりあえず外した。

よし、これでキンキラも取れるかな?っと思いきや、
こいつがすんなり外れない。
いろいろ工具を使って試すもうまくいかない。



いじくりながら悩んでいて、ふとポンプしてみると、
ズポッ と、動きやがった。



そしてキンキラの頭が穴の隙間から見えたので、
ドライバーを穴から突っ込み、
キンキラの頭を押しながら取り出しに成功。



この部品が出たことで、圧縮はまったくなくなる。
やはり原因は、この先端のパッキンにちがいない。
画像


画像を見るとわかりますが、
パッキンはヘタレてボッコボコです。
圧縮も利かなくなるわけだし、
オイルでどうこうなるものでもなかったようだ。


さてこのパッキン・・・
オイルで直らないのであれば、新しく交換するしかありませんね。


・・・
・・・

交換?


すいません、ありません。


っつうわけで、
最寄のホームセンターに代替え品探しの旅に出かけた。
もちろん勘ね。


そして旅から戻った私の手にあった代替え品のようなものは・・・



噴霧器用パッキンセット。



すいません・・・

比べるとだいぶ違うけど、
これがこのホームセンターでいっぱいいっぱいの代替え品でした。


さっそく取り付けてみるが、もとのパッキンと比べると、
異様に飛び出ているのが良くわかる。
画像


ちょーっと飛び出しすぎだろべ。

こんなんで大丈夫かいな?


さっそく組み立てようと試みるが・・・



予想は見事的中!

パッキンが太すぎて入りません!!!

ところが、さすが俺!
キンキラ部品をトンカチでガンガン叩いて、
なんとかかんとか元に戻すことに成功した。

途中、穴からパッキンを見たら、
無理やり叩き入れたためか、
大分傷ついていて、しかもねじれているのが確認できたが、大丈夫だろうか?



・・・
・・・
・・・



完全に組み込んで、いよいよポンプだ!

















う、






うおおおおーーー!!!!


ズドドドドド!!! (背景効果音)



















直った!








バッチン! っと、レバーが勢い良く戻る。



き、気持ち良い・・・

危うく感動死するところだったね。



そして怖い・・・

これは、絶対痛いぞ。
指を挟んだら。


そういえば当初、ポンプする時は、
かなり神経を使っていた気がするが、その感覚が再び甦ったのだ。

体力が続く限り延々とポンプができた状態(30超えポンプ砲とか)が、
いかにイカレていたのかが理解できましたですな!


空気漏れは回復したが、今回の分解で、
各部品がえらい傷だらけになってしまったが、はたして・・・

しかも今回、完全にスコープを(ガムテープも)取り外してしまったので、
狙いもかなり狂っているはずだ。
猟期前に一度、射撃場に行って試し撃ちと調整をしておかないといけませんね。

っつーか、許可受けてから一回も行ってねーし・・・
一応やっぱヘタレでも、自分だって一狩猟者ですし、
技術向上のための努力もしないとアレですね。
いや、ヘタレだからこそ か・・・

狩猟免許試験の行われた千葉県射撃場は、
鉛問題で閉鎖中だから、やっぱ東京の方まで遠征しないとダメなんかな・・・

ちょっと調べて行ってみよう。




空気銃猟日誌
狩猟の部屋
TOP
inserted by FC2 system