1月13日(初猟)



やっとこさ・・・


やっとこさ、



やっとこさ、



突撃できるようになったずぇ〜!



な、長かったずぇ〜・・・

二ヶ月遅れの狩猟だよ。 ウフフイ。



さっそく前回キジを見かけて出撃、
羽の回収(キジのかどうかもわからない)のみに終わったポイントへ向かう。




あ! こ、これは!?

囲いがされている・・・


残念。
囲いのある土地へ、無断で侵入するわけにはいきません。
別のポイントへ移動しよう。

キジ君、またあえるその日までごきげんよう・・・




で、お気に入りの猟場をはしごしていたら、
この場所でヒヨドリの群れを発見した。

よし、今日はここにしよう。



4駆じゃないと入れない場所で、人里から離れているので、
狩猟者もあまりこないので落ち着けるポイントだ。




赤いなんかの実があり、
ヒヨドリはこれを食っていたらしい。

が、

ズンドコズンドコ車で突き進んでいたら、
そりゃ逃げられるわな。



なめんなよ! 待ち伏せてやるぜ!




の前にまず、「狩猟やってます」用紙を車のフロントに置いておく。


俺は、車の目の前にいるけどね。



だが、すぐにいなくなる。

いや、この場から動きはしないが、
俺の存在はここから消えてしまう。



こうしてな!





忍法草遁の術発動!


俺はだ、俺はだ、俺はだ・・・・・俺は・・・・・・(馬鹿だろ!)


消えろ・・・・俺の気配・・・






さらに、火遁の術発動。

あ、あたたかい。
ほっと一息つけます。

だが大丈夫だろうか?
ボンべには残りガスが少ないようだ。

あらかじめポンプを5回しておく。
空気漏れもしていない。




さあ来やがれ!



しばらくして一羽のヒヨドリが飛来。




写真を撮っている場合ではない!

すぐさま弾を取り出し、銃に持ち替え、サッと構える。
そして、スコープ越しにピヨの姿を捉えると同時に弾を押し込んだ。


「とうとう獲るときが来たか! 長かったなぁ去年(今年)は。
 いくぜ! 今年初の猟開始だぜ!」


などとすぐに撃たないでちょっと余計なことを思っていたら、
いつものように「死ね」と思う前に、
気配を悟られたのか、ピヨは彼方へと消えていってしまいました・・・


・・・・・



どーすんだよ!?

いきなり獲物もいないのに、
弾込めたままという違反状態だよ。

まぁ安全装置かけたまま歩かないだけましか・・・

ピヨちゃん、はやく飛んできて助けて。


しばらくして、ついにマジックポイントがなくなり、
火遁の術を発動できない状況に陥った!

さらにしばらくすると、虚弱で冷え性の自分は、
手足の先から体温を失っていった。



オノレ!  寒すぎる!!


我慢し続けること数十分、第二ピヨ飛来。



写真撮ろー。

近くに飛んでくるとうれしくってね。

なんていうのかな・・・こう・・・
バレてねえじゃん俺! 完璧毛鉤山人じゃん? みたいな気分・・・


そして銃に持ち替え、今度こそ死ね!


パン!!!!!




ピーヨ!(訳 当たるかボケ!)




あれ?

は、はずれたのか!?


どうやら初の一撃は、かすりもしなかったようです。


どうする?
まだ待つのか?
俺はこれ以上我慢し続けられるのか?



ダメだ 寒い!



はい! かえりましょう!


かくして、初猟は無事、おデコに終わりました。

でもね、
草化けの術で、私は一時、
自然と一体になれましたよ今日は。


うん、満足満足    ヒヒヒヒヒ!


ハンドルネーム、毛鉤山人もじって、火薬草人とでも改名するか!


いや・・・せいぜい鉛弾凡人あたりか・・・




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