タヌキ狩り2




まずは下の映像をご覧ください。





トレイルカメラに残されていた映像です。




まさにこんな感じだなぁ〜・・・。





そして・・・・・






ヒャッハァーーーー!






ガショーン。








掛かってるぜーーーー!!!!!



やはり自作の罠で捕獲できると、味わえる感動はまさに究極。


加えて狙っていた獲物を思惑通り捕獲とくれば!







まさに・・・・





トレイルカメラに写っていた固体が、
撒いていた餌を食べている間にSDカードの容量がフルになり、
捕獲時の動画が残されていないのでなんとも言えませんが、
おそらく写っていた個体の可能性が高い。





ところでねえ君、
普段二足歩行して人語を理解したりしてないよね?

今ならアレよ 正直に話せば逃がしてやるよ。 マジで。

非常時でもない限り、
俺も意思の疎通ができるような生物を好んで喰う気になれないし。



大丈夫だな?   じゃあやるよ。



まぁ安心してよ。 一撃で意識を飛ばしてやるからさ。




(ハクビシンのときみたいにはずしたらどうするの?)



大丈夫。












間髪入れずにジョナサン殺法に切り替える心構えだぜ。



よーし やるぜ。



あれ? なんか歌が聞こえてきたよ。。。






リポーター 「♪ た〜ぬきさん た〜ぬきさん あーそぼーじゃなーいか? ♪」






俺 & 狸 「♪ い〜ま勝負の真っ最中ぅー ♪」





♪赤勝て青勝てどっちもまーけろ〜。♪






ぬおおおおおおお!!!





ちょいやっさぁああああー!




それは文字通り玉と砕ける玉砕覚悟の一振りであった。




カコーン!









タヌキ「・・・・・!!」







ピクピクピク
一本! 勝負あり!!




♪あ〜〜〜 め〜〜〜〜〜ん♪






タヌキ「とほほ。マルチハンターには敵わないよ。」




君もどっこい生きていたのかな?

俺の一撃が見事に決まってあっけなく死んでしまったね。

もっと変化の術を勉強して卒業試験に合格し、
さっさとワンダーランドに就職しておくべきだったな。





(ねーちょっとちょっとちょっと!
 そろそろパロってオチャラけるのやめないとまた愛護たんとかがさ・・・・
 それにお前の猟欲の犠牲となった気の毒な狸に、
 まずは惜しみない哀悼の意を証すべきではあるまいかの?)




おめーこそパロってんじゃねえかよ!

まあいいや・・・

つまり貴様は、この尊い犠牲に対し、一分間の黙祷を捧げろと言うわけだな。



(うんまぁ・・・愛護たんを落ち着かせるためにせめて形だけでもさ?)



なるほど・・・一理あるな。














(ナニッ!!)



そんなものは、殴る前に十分心で理解してるんだぜ すでに。

そして俺がその感情を乗り切ったからこそ相手が死んでるわけでさ。

じゃなきゃ殺してねーよ。


だいたい俺だって、できればロードキルの死体を拾ってきたかったんよ?

食べてみたいという欲だけで、捕まえて殺してんだぜ俺は。

人が殺したもの喰ってるだけのお前らと違ってだな、
だからこそ感謝の気持ちだけでは済まされない、
もっと重要な背負うべきものを背負っていかなければいけないわけでよ。




思い出したら気が滅入るだろうが。





パロってるのはつまり・・・・




気晴らしじゃ 気晴らしじゃ




(ふむぅ・・。 遊び心を無くせば趣味友遊ももはや趣味友遊ではない・・・か。)




そうそう。なんだノリノリじゃねえかお前も。




なーんてまぁぶっちゃけると・・・


捕獲から解体までの一連の写真を紛失したと言うのが本当ですわ。

SDからポータブルHDにコピーした後に削除したら、
コピーじゃなくて「移動」してたらしくて、
削除したのが移動したファイルだったようで・・・・

しばらくして気付いてやべーって急いで


編集→元に戻す で 戻ってこねーし。


ゴミ箱にもないのはどーいうこっちゃろう?

もうバカですわ。面目ないですわほんと。 マジ泣けましたわ。

私が総力を挙げて挑んだ狸狩り、この狸狩りの苦労を知ってもらうには、
文章力のない私ではもうパロって、んー・・・無料奉仕で皆さんに楽しんでいただくしかない! 
こう考えた末、私の独断で無届のパロを決行した次第でー  ございます。

残念なことにきっとまた皆さんから絶大なる批判を受けることとなるでしょうが、
今日のタヌキさんが皆さんの記憶にも残るのであれば供養にもなると考えたわけで、
これでお縄を頂戴するならば本望! と、 かように覚悟いたしておる次第で・・ ございます。



なんちってまぁでもアレよ。

タヌキは食べてみたいから別に害はないけど獲ってるわけだけど、
まだ屋根裏の害獣駆除が残っているからね。

くよくよしてるわけにはいかないぜ。

そう。諸君、戦いはこれからだ。
俺は一匹でも多くの有害獣を殺し、叩きのめし、
ひねり潰し、この土地から追い出してしまわなければならない!

それから木を植えよう。

俺の大好きな柿の木をオーッパイ!



(ねえ ちょっと心配があるんだけど?)



なんだ?



(有害獣はみんな殺すか追い出しちゃうのかい?)



当たり前だ。



(少しは残しといてもらえねえかな? 昔みたいに。)



ダーメだ! 有害生物共は俺の天敵だ! 害獣だ!
有害野郎は永久追放だ!



(だめかな〜? い、いやね、俺だって有害獣は嫌いだよ。
 中には良い奴もいるが・・・    いいいい、いやいや ほんとに嫌いだよ。
 だけど・・・・・)



だけど?



(だけど・・・・・・・あいつらみんな追い出しちまったら・・・
 もう食えないよ猪鍋!)



!?



(ハクビシン炒め・・・アライグマのロースト!)





ぅうう! 俺も食いて!!


仕方あるまい。
では有害獣も少しは残してやることにしよう。

いなけりゃいないに越したことはないだろうけれど、
まぁ大切なのはバランスだもんね。



なんて嘘さ。

俺の山のクソ害獣共は絶滅させてくれるぜ!







血抜き後、解体前に仲間に自慢しようと思ってアイホンで撮った唯一の写真。




毛皮ゲットォォオオ!

ちゃんとなめして飾ってあげるね。それともヤフオクで売ろうか?

君の孫ダヌキが自慢するだろう。



(じっちゃんは煮て焼いて食われたんじゃねえ。
 立派な毛皮になって高く売れたんだぞ。  だっけ?)



そうそう。

まぁ 肉も煮て焼いて食うけどね。

ごめんねお絹ちゃん。



最後までこんなパロリズム書いてきましたけど、
俺はタヌキ達にたいして尊敬と畏怖の念をその心に持っており、
いつも驚き恐れる心は翻弄されており、豊かな自然を壊して開発しようだなんて、
これっぽっちも思っちゃいないんですよ。




いい脂してますね〜。



〜このパロ日誌を今回捕獲した狸と、
 戦後の食糧難の折、猟師に撃たれてあえなく落命された佐渡の団三郎先生に捧ぐ〜


俺が一生語りついでやろう。



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