12月21日






19日の朝に期待と怒りを胸にくくり罠を仕掛けて出社した管理人・・・






そのまま急遽出張というハプニング。





しかし・・・・




罠が心配心配でお仕事になりません!






昨日20日の夜に東京まで辿り着けるも、
千葉行きの最終電車に間に合わず東京のホテル泊まり。


俺としたことが・・・・

去年に引き続き罠の毎朝確認皆勤賞を逃す。


見回りを怠った 何かが掛かっていたら
という責任感と罪悪感に押しつぶされて酔いつぶれて、
空調完備の快適空間のセミダブルベッドで・・・




グッスリ寝た。


不可・・・抗・・・力  ・  ・  だ・・・ぜ  ZZZZZZ・・・・







そして本日は休みがとれ、朝5時台の始発の電車で帰宅した次第です。




もしかかってたら本当にごめんなんだけど、
俺をおちょくってるイノシシやHBSだとすれば、まぁちったぁ苦しみやがれとも思ったりしちゃったり。

でも罠に掛かるのはやつらだけではないので、
なるべく掛ってないことを願ってすぐに罠を一回り確認に行く。

まずはトレイルカメラを確認するとカウンターの数値が上がっている。

誤作動でなければ、おそらく仕掛けた19日の夜か昨日にイノシシが通ったということ。




お! メッシュの中のくくり罠が作動してるぜ!!

しかし残念ながらメッシュの中ではかかっていない。


後はメッシュに入り込む山と、メッシュから出て向かう山の中・・・・・・・・・








おや? 何か雰囲気が違う・・・?







なんか荒れてるような・・・・



と思ったら!





うおおおおおお!!!







ついに!













狙い通りィィィィイイー!!!!





ついに・・・


ついに家の山で・・・・・


くぅ・・・・・

また目頭が熱くなってきやがったぜ・・・!

長かったなぁ・・・これまで。





さぁ 覚悟しやがれ!

時間が掛かったけど、今こそヤマユリとタケノコの仇・・・



脳天をカチ割って首を切断、
この俺の手で復讐という名の・・・・






完全なるとどめを・・・・・刺す!・・・・





うああ
あああ
あああ ―ッ!!






イ イ ザ ― ァ ァ ァ ッ






(盛り上がってるとこ悪いんだけど・・・)






なんでござる?






(あいつ・・・・寝てますよ?)






ん?

あ、ほんとだ。ナメやがって・・・


にしてはずいぶんおかしなカッコ。


逆さまですぜ。






ちょっと話しかけてみるか。








はなす。










俺「おいコラ。」



猪「・・・・・。」





俺「ヘイ!」



猪「・・・・・・・・・・。」















へんじがない。

ただのしかばねの ようだ・・・・・。







・・・・










死んじゃってるよこの子!!!






(あーあ・・・衰弱死させやがったよ。)





衰弱・・・

イノシシともあろう者が1日、2日、飯が食えないくらいで死ぬとは思えないが・・・。






(あーあ・・・偉そうなこと言ってたくせに・・・)








え!? でもさ でもさ・・・





俺のせいなの??








会社のせいじゃないの????











そもそもこのクソが根性なさ過ぎるんじゃねーか?

そこそこ努力はしたらしいがな、
パイプすら噛み砕けず死にやがるとはヘタレ過ぎだぜ・・・・イノシシのクセに。

罠で締め付けられてるうえに、
こんがらがって身動きが取りづらかったってのもあるんだろうな。



エコノミー症候群ってやつ??




まったく馬鹿なやつだ。











なんてウーソでーす。

すみませんでした俺が悪かったです。

ブービートラッパーにあるまじきことをしてしまった・・・・。


猛省




ちょっとパロり過ぎたせいで、
たぶん読んでる大多数の人間が俺が反省してないように思ってる
んだろうけど、
すんげー反省してるし申し訳ないと思ってるよ。







焼き土下座パロいく?

空気銃猟でもやってるけど?










(でもようやく復讐ができたな・・・・)











なにデっかい勘違いしてるんですか?

たしかに家の山で俺の罠にかかったかもしれませんけど、
こいつ死にやがったんですよ。


田んぼをあらされて、タケノコを食われて、ユリを壊滅寸前まで追い込まれて、
溜まりに溜まったこの怨みをデスブリンガーに込めた渾身の一撃を脳天にお見舞いして、
この手でその腐れ魂をあの世に送りこんでこその真の復讐であるのに。



やはりイノシシは賢い・・・・


こいつは本能で悟ったに違いありません。







死ぬが勝ち。 とね。









ずりい・・・・ずりいぜイノシシさんよぉー!










肥料袋より重いので20kgちょっとか。





今回はちょっと試してみたい解体方法が。



毛剃り法。

ある程度剃ってからバーナーで炙って残りを焼き尽くす。

こうすることで皮を残し、皮下の脂肪を美味しく食べる。



クリック
おお! デケーダニが皮膚に頭突っ込んでます。



俺も今年満遍なくやられてるから・・・・ すでに!




腹の中はまだほんわかしてる。。。
よし。



問題は血抜きがうまいことできてないから味がどうかなって感じだね。

ただサイズ的にはこのくらいがなんだかすごく食欲が沸いて、
解体も調理するのにも扱いやすい気がした。




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    追記
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モツはレバーが牛乳に漬け込んでもかなり血なまぐさい感じがしました。
やはり血抜きどうこうで一番左右されるもののようです。
他は美味しく食べれました。

肉は血抜き物に比べるとほんわかレバーのような風味っぽいクセがしました。
「罠にかかって死んだものは捨てる」という猟師がいるとも聞きますが、
捨てるほどのものではありません。

サイズや死んだ時間にもよるんでしょうが・・・

つーか俺がレバー好きだからかな?




回収したトレイルカメラのデータの確認でわかったこと。


クリック

仕掛けた19日の夜にイノシシが通過している。

一匹目がかなり猛スピードで通り抜けているようなので、
おそらくそいつがメッシュ内の罠を作動させたに違いない。

そしてどちらかがその後に山で掛かったというスンポーだ。



これ以後、イノシシがこのルートを使用することはありませんでした。



爆竹や花火などの音や光で脅してもあまり効果がないけれど、
その体に相当のストレスを与えてやればイノシシも近づかなくなるようだな・・・・。




真のリベンジはまだまだ終わらない・・・・




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