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そろそろモノホンの鴨が食いたいなー。



ソバ屋で出てくる鴨南蛮・・・



ありゃ間違いなく偽モンだもんよ。


ゲロマズー。



本物の味を知り、まがい物を見破る力を身につけ、
腐れた料理屋に騙されない俺が果たして幸せなのか、
あんなまがい物をウメーウメー喰ってる味もわからんバカ共が幸せなのかそれは判りませんがねー。


で、本物が食いたいと言っても、
俺のかわいい愛銃達はもう天国だし・・・

罠で鳥を獲るのは禁止だし・・・




あれちょっと待って？


俺とかいうやつ　たしか網猟の免許とかいうのも持ってたんじゃね？？






やったぜ〜・・・。


今現在では、狩猟免許は網猟と罠猟は別々になっていますが、
その昔、車の普通運転免許と二輪免許がくっついていたように、
あるいは小型船舶免許と水上バイクが一緒だったように、
狩猟免許も罠と網は一つの免許に統合されていました。

今は全部別々になってめんどくさくなってますが、
当時・・・もう１０年も前になるんですね、
私が取得したときはまだ一つのときだったのですね。


ラッキー！






こりゃもうやるしかねえな！





ってわけなんですよ。





実は、日中あれほど警戒しているカモ達も、
夜になると人家の近くの田んぼへ降りてきて餌を漁っており、
車で近づいても飛び立たずにとことこ歩いているバカも多いのです。


そんな奴らを文字通り一網打尽にしてやろうじゃないの。





（そんなうまくいくもんかね？）





もちろん簡単に行くとは思っていないよ。

闇夜の戦いは微かな月明かりに映える影や、
羽音などを感じ取る五感を駆使した勝負となるわけですし、


鳥のクセに夜目が利く奴ら

ＶＳ

視力０．１以下で鳥以上の鳥目で
耳鳴りの後遺症持ちのヘタレ野郎



これでは私に勝ち目どころかはなから勝負になりません。

だが安心してください。

身体的能力では鳥獣に立ち向かえない人類は、
それを科学と技術と知恵と経験で補ってきたじゃないですか。

俺も人類なんです！！







まず、コレまでの経験から、
奴らの警戒心を薄めて近寄らせるためにデコイを使用。



鴨笛による飛来効果も経験しているので、
しかし、購入した鴨笛をどっかに落として紛失したバカ俺で、
次に紹介する新兵器で無駄遣いしてオケラのボンビーマンは、
ＹＯＵＴＵＢＥにＵＰされてる鴨の鳴き声入りの動画を、
ノートＰＣで夜中に大音量でオンエアする方法をとることに。








そして闇での敵の行動把握を確実なものにするために。。。。。。













大戦士・プレデター様のアビリティ　をお借りすることに。









（ま、まさか！？）





そう！

そのまさかのアレ！！










超必殺サーモグラフィー。





赤外線カメラの熱バージョンってやつよ。

その威力をご覧あれ。






あれ？俺の体温低くね？

飛来するカモ。

田んぼの畦にいるタヌキ。


闇夜に紛れて人の視力で捕捉できない獲物の姿を、
生物の発する熱源を視覚に置き換え確実に捉えてしまうのだ！


暗視ゴーグルと迷ったのだけれど、
網の作動範囲に獲物が入るかどうかさえ分かればよく、
闇夜の網猟だけでなく、日中の銃猟ででも、
森の中や草むらでの半矢探しに応用できるかもしれないのでサーモグラフィーにしました。




（自らの五感を鍛えず、技も磨かずに道具に頼ってばかり。
　新世代ゆとり猟法ってやつだな。
　シカリが聞いたら怒るぞ〜？）




シカリ（マタギグループの長）





ああ・・・・


そういえば何か言ってたっけね　あの人。


狩猟の真髄は　鳥獣の能　ＶＳ　人間の技　　だっけ？








うるせーバーカ！　ってシカリに伝えといて。






（狩猟登録の費用ですらヒーヒー言ってた君がよく買えたもんだよな・・・・）





えっへっへーん。

安くなったとはいえ・・・・・１０万したかんね。

ヤフオクで身の回りのもんをいろいろ処分して稼いだのさ。


安いタイプは視野が狭いのが難点。

けど慣れてしまえば、夜中の獲物の位置を把握するには十分と言える。

コレがあれば野戦におけるＶＳ生物戦では、
俺は優位に立ち確実に勝利することができるだろう。

エニタ〜イム



こうして網猟のための網以外の余計なものをそろえているうちに、
今もうとっくに猟期になってしまってるんですけどね。

早く網猟に一番必要な網を用意しないとね。





現在・・・・




友遊ラボ（だからそんなもんねえよ）
にて研究開発中。






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