2005 最北端行ってみたい5


17/8/11

目を覚ます。

読書開始!

昼ごろまで漫画を読み漁り、
読み疲れて、気晴らしにドライブしようとエンジンをかけた。

カチ・・・・・

カチ・・・・・

バッテリーあがっちゃいました。

わざわざ道路まで出向いて、車を呼び止めるのもメンドイ。
パーキングにくるまくるまで漫画再びスタート。

しばらく後、パーキングへ来たドライバーの方に充電させて頂いて、
無事エンジンスタート。
ドライブもスタートするが、時刻はもうすでに午後過ぎ。

国道5号沿いに走る。
さらに278号に入り、函館を目指す。
途中、水無温泉によって見てみる。

海だった。
海の横にある温泉なのだが、満潮時には水没してしまうらしい。
ギリギリまだいけそうだったが、やめた。

函館に迷い込んだ。

ふらふらしているうちに見つけたのは・・・


石川啄木一族の墓。


立待岬。


薄暗いし、天気悪くて、青森見えない。


函館夕暮れ。

ほんとは夜景を見たかったし撮りたかったのだが、
目的はすでに別の物へと移行していた。

立待岬で話し込んだオジサンが、
函館漁港でうまくいけば鱧(ハモ)が釣れるかもしれないよ と教えてくれた。

ハモ釣りたい!
漁港で粘るが、釣れませんでした。

時刻4時。
イカ獲りの漁船が入港し始め、釣りは不可能となる。

道具を片して、遅い眠りに着く。

17/8/12

函館山を目指します。

ウザイ!

一通が多いのよ。


山へは車でもいけるし、下の町から、ロープウェイでも行けます。

・・・・
ここは車で行っとくか。

山の上。
やはりロープウェイに乗らないでよかった。


霧で何も見えないもんね。

函館山。
一時間くらい待って、ようやく霧が晴れ始めた。


釣りしていた漁港。

ドライブを続ける。
国道228号線を走り、その途中で林道に入る。


川発見。
早速釣りを開始。


オショロコマ。

釣りをしていると、男性が一人川辺にうずくまって何かしている。

何をしているのだろう?
話しかけてみる。


なんと砂金が取れるという。

スゲー!
ほんとに砂金だ。

砂を掘ったりする道具は、
鍛冶屋に頼んで、特注してもらったんだって。


こんな感じの、岩盤がもこもこしてるへっこみに、
砂金が溜まってることもあるという。

すごい人は、集めた砂金で婚約指輪を作っちゃうんだそうで。。。


釣れたのはウグイばっか。

そういえば、ジーパンと上着が汗くさい。
下着は取り替えているが、上は着っぱだからね・・・・。


洗濯。


さらに228号を走ると、
脇にパーキングを見つけた。

ちょっと入って休憩。

・・・・・なぬ?

UP
道内最南端だって。。。

休憩しようと思わなかったら、普通に通り越してたね。


松前町の海岸。
今日はここでキャンプ。


ヤマメウグイカレーラーメン。

お休み。

17/8/13

朝、少し早く目覚めたので、釣りをする。


サメばっかり・・・


サメ汁うまし。


すごく静かな海岸で気に入った。


江差付近。


すごく景色が良い。


そういえばこれ。
滑り止め用の砂。

北海道はとにかくこれが多い。
もちろん無いとやばいんだろうけど・・・

場所は北檜山町近く。


真駒内ダム公園キャンプ場。

めちゃめちゃ人の数が多いです。
気分が悪くなる。


その横に流れる川。
釣りを始め、ウグイを数匹釣って終了する。

・・・こんなキャンプ場でキャンプなんてアホらしいぜ。

本をめくる。
すると、さらにこの奥に熊戻野営場というのがある。
さっそく、ダートを走り野営場を目指す。

ダートは約6キロほどに及ぶ。
狭い場所での車のすれ違いは多分できない。
キャンプ地へ向かっている車が落ちるかもしれない。
時たま、道に穴がポッカリ開いていたりするので、
暗いと多分ヤバイ。

っていうか、暗かったら多分雰囲気的に私は怖くて無理です。
幽霊とかさ。

ここで4000キロ。


そしてやって来た野営場。

誰もいない・・・。
しかし、何かがめちゃめちゃいる。

よくわからんが、車を取り囲んでいる。
すごい数だ。
車から降りると、やつらは私を取り囲む。

ブンブンうざいので、手で払う。


すぐ近くに吊り橋があり、山登りができるそうだ。


下にはもちろん川。
でも、降りる場所がわかりません。


無料で山小屋も使用できる。


薪ストーブもあるし、布団もある。
とても雰囲気が良い。

使用名簿を見つけた。
ちょっと見てみる。

すると・・・・

「すぐ下で熊に遭遇、びびった。」とか
「夜中、光が二つこっちに向いている。 熊だった。」とか
「親子熊に遭遇、焦った。」とか

ヘイベイビー!
名前が熊戻りってだけに結構ヤバイね。
テントで寝ても大丈夫かな?

UP
とりあえずテントを張ることにする。

再びやつらに取り囲まれる。
あーもう!  ウザイぞ!

チクゥーッ!!!

イテエエエエエエ!!!!!!!!

まさかまさか、こいつらは全部アブですか!?

ひょえ〜・・・
テント撤収!   寝袋持って小屋に非難。

あー痛かった。
ジーパンの上から咬むだか刺されるだかをされました。

車が酷いことになっている。
熱だか、排気ガスだかに寄ってきているのだろうか、
人よりもヤバイです。

あいつらは夜になれば減るのかな・・・

夕暮れ時、アブも多少落ち着いてきた。

今日はここで一人か・・・・
ちょっと寂しいね。

そのとき、一台の車が野営上にやって来た。
二人組みでした。

「どうも。」
「どうも。」

彼らは釣りにやって来たそうです。
外にテントで寝るそうで、焚き火を始めるみたいでした。
夜にはアブも減っていた。
私も一人では悲しいので、混ぜてもらうことにした。

この下では、アメマスやニジマスが釣れるらしい。
私も明日、チャレンジしてみよう。
この日は、いつの間にかカニバリズムについてまで話し込むところまでいってお開きとなった。

ちなみに私は最終的には食べてみたい派です。

お二方「〜くんはやっぱり変だよ。」
私「そうですね。」

無人島で集団遭難・・・。
食料は調達できない。
俺は死にたくない。
殺してまで食おうとは思わないが、
誰かが死ねば、それ食ってでも俺は生き延びたい。

切羽詰った状況でなくとも、
機会があれば、食ってみたいとも思う変態である。

17/8/14

目を覚ます。
昨日のお二方は、もうすでに釣りに行く様子だった。
自分は朝飯を食べてから出発することにした。
しかし、後で後悔した。
せめて、川までついて行くべきであったと・・・・

飯を食べて終え、餌を調達する。
車のエンジンをかけ、しばらく待つ。
そして虫取り網を振り回す。

アブ、大量にゲットー!!

さっそく川に下りたいところ。
だが・・・・どこから川へ降りてよいのか解らない。
いったい二人はどこから降りたのだろう?

降りる場所が見つからない。
仕方ないので、急な崖を滑り降りていく。


到着。

そして・・・

いきなりヒットー!
尺上アメマス。

その後も夢中になって釣りをする。

深い場所は、カメラを口に咥え、、
服着たまま胸まで浸かって上流に遡る。

ふと・・・雰囲気が変わった。

アブがまた、大量に出てきたのだ。



クンクン・・・

ん〜?

なんだかとても臭い

物凄く獣臭い。
タヌキやアライグマなどが罠にかかったときに近い臭いがする。

ふと、自分ではないような、でも自分の中にある何かが思った。

ヤバイ!!!

この近くに、絶対何かいる。

鹿か!? 熊か!?

見たい会いたいとは思ってはいたけども、
この時は、マジで何かが頭に訴えかけていた。

これ以上深入りするな!  と。

本能に従い、そそくさと、もと来た下流へと引き返し、
安全そうな場所で釣りを続けた。

さっきの違和感はなんだったのか・・・

とにかく怖かった。
たぶん、熊でも鹿でも、遠めにでも姿が確認できていれば、
あれほど怯えはなかったと思う。
逆に近づいてみようとか、さらに調子こいてた可能性大。

ただ、うまくいえないが、
何かわからないけど、何かがいるという見えない恐怖があった。

でもあの違和感に呑まれて、ひとつ悟った。

俺は熊には勝てん。
出くわしたら死ぬ自信が芽生えた。


そんなこんなで、これだけ釣れた。

再び崖を這い登り、野営上へ戻った。

次は小樽を目指しましょう。

国道229号線島牧近く。
モッタ海岸温泉による。
海岸沿いで露天風呂もあり、眺めも良い。
ただし、露天風呂は熱め。

風呂から上がり、休憩室でビールを飲む。
入ってくる風がとても生温い今日この頃。

目の前にいたオジサン「暑いからビールがうまいでしょ!」
私「最高ですね!」

しばらく話す。
すると、そのおじさんの息子さんというSさんが来て話し込む。
Sさんは、以前は千葉に住んでたそうだ。

ふとおじさんが言った。

「うち寄っていきなよ。」

私「え、インデスカ?」 
Sさん「いいよいいよ。」

お言葉に甘えて寄らせてもらいました。

このご家族は漁師なので、家には海産物がどっさり。
お酒のつまみに、イクラとかウニの塩漬けとか・・・・

くぅー たまらんちょ。
ウニの塩漬け気に入った!
食ってきたウニ丼に乗ってるウニより、塩漬けなぶん、
味と香り濃厚で、ねっとり感が最高。

ウニの塩漬けを、自宅で作っているそうです。


それ買った!!
遊んでいる分、家にも少し送って、家族のご機嫌をとっておかねば・・・。

後、家族には好評だった。

そんなこんなで飲んでるうちに、
泊めてもらっちゃうことにしました。

夜中は、Sさんの幼なじみの友人も来て、
面白おかしく話し込みました。


泊めて頂いた部屋。
東北から来るイルカ漁の人達が泊まったりするための部屋だそうです。

ちなみに・・・

これ
イルカ用の突きん棒。
この先にワイヤーつきの矢じりを付け、イルカめがけて放つ物。

久しぶりにぐっすり眠ることができました。

17/8/15

翌朝、朝ごはんを頂く。

うおーーーー!!
朝からお刺身だぁぁ!
うまうま。

そしてホッケ焼き。
これもうまいあれもうまい。
おかわりまでして、何て厚かましいヤツなんだ私は

朝ごはんを食べ、お世話になりまくっている。
これ以上長居しては申し訳ない。
別れを告げて、出発する。

さて、この付近では、「賀老の滝」と呼ばれる滝が見所だと教わったので、
さっそく行ってみることにした。

とてもすごかった・・・・
何がすごいって・・・

UP
もちろん滝もすごい。
それ以上に、この滝を見に来るための道のりがすごい

山の斜面に作られた道を降りていくわけだが、
結構きついのよ。
下に辿り着いたら、引き返すのが嫌になるぐらい。
上って下りるならまだしも、下りて上るってのがやるせない。

降りたまま、登るのが辛くて、
途中でスタックしているジイチャンバアチャンが目に付く。
いや、そこは自分の身体能力くらい把握しとけっちゅーに。
まあ焦るな。時間掛ければいつかは着くさ。

国道229を走り続け・・・


神威岬へと辿り着く。
すっげーいい眺め。


そして積丹岬へ。


なんか変な岩とか。


いろいろ歩ける。


変なきのこ発見。

見た目が焼きたての菓子パンのようで、
さわり心地もまるでカステラのよう。


積丹岬の遊歩道は、がんばって進むと漁港みたいな場所に抜けられます。
ただし、戻るのはおっくう。

夕方頃に一人で誰も来ないような奥の方まで行っていたので、とても怖かった。

小樽を目指す途中の国道229号で、
長めなトンネルを通る。
全長約2キロくらい。
なんてトンネルだこれは?
トンネルを抜け目に入った文字。 

「豊浜トンネル」

なんとなく聞き覚えが・・。
その時は全く気づきませんでしたが、
数年前に、崩れて騒ぎになったトンネルだったんですね。
あの時はたしか・・・高校か・・・・。
時はしっかり経っているのだな。

7時頃・・・小樽着。

小樽ガラスの店。
吹きガラスを体験できるらしいが、
残念ながら閉店寸前。

あ〜あ、積丹岬で汗かきまくり。
風呂入りたいよ〜・・・

風呂屋を探しまわると、
派手な風呂屋を見つける。

湯の花。
う〜む。
まるで「千と千尋の神隠し」に出てくるお湯屋みたいだなぁ。
八百万の神がいっぱいいそうだ。

なかなか良いお風呂屋だった。
さっぱりして着替えたところで、
目の前にあったランドリーで洗濯。

夜は、小樽港に面する岸壁で、
釣りをしながら眠った。

17/8/16

目が覚め、昨日の小樽ガラスの店に行く。
その前に小樽運河で立ちションする。


再びきました。


すんごく雰囲気の良いお店です。


この地下で、吹きガラスが体験できる。

ジョッキに挑戦〜!

出来上がったら家まで送ってくれるってさ!

UP
店を見て回る。

う〜ん、こういうところは自分には合わない。
いつ何時、商品にぶつかり、落として壊してしまうのではないかと冷や冷やもんで・・・。


その隣にある小樽博物館に入る。
結構面白いぞ。
剥製とか、土器なんかもある。

午後・・・・
札幌へとやって来た。

さてと・・・せっかくだからススキノにでも行くか!

実は、ちょっとした話を聞いたのだ。
24条近辺の遊び場はちょっと変わってるらしいと。
一度行ってみるべきとのお勧めを受けたので行ってみる。

・・・・
・・・・
・・・・

ちょっとカルチャーショックだった。
このホームページを見てるのは大人だけではないので、
詳しいことは書けませんが・・・

値段が安い。
40分で3500円とか。
「ウニ丼食うなら、そこへ行け!」ってか。

まあ詳細はさ、ぜひ行ってみて、自分の目(体?)で確かめてください。
最近は少なくなったらしいが、それでも未だに、呼込みがいるらしいので、
そこんとこは気をつけましょう。

その後も、ススキのでフラフラフラフラとうろつき回り豪遊。
さらにインターネットカフェで漫画読んだり、風呂入りに行って、
朝まで過ごす。

17/8/17

朝、ちょっとリクライニングシートで居眠りして、外にでる。

コンビニに入ると、


こんなものがある。

なるほどなるほど。
いろいろとめぼしをつけておく。

さて、ちょっと石狩川に行ってみましょう。
別に石狩川じゃなくても良いんだけど、
とにかく自炊できる場所に行きたい。

おもしろい物を入手したのだ。
石狩川の川原でさっそく自炊して威力を試す。

おおー!
ちゃんと飯が炊けてる。

実はこれ、このカプセルに米を入れ、
沸騰したお湯の中に入れて、20分ほど経ってから引き出し、
蒸らせば出来上がりという簡単便利な道具。

「ミラーを拭く男」という映画に出てきたらしい。

まったく焦げず、洗い物も少なくなる。
すばらしい!

さて、威力がわかったところで、再び舞い戻り、
昼真っから遊ぶ。

いろいろ回り、いろ〜んな意味でクタクタになり、
次なる目標を決める。
このまま北上すると、宗谷岬に戻っちまうね。

そうだ! アキアジ釣ろう!!

善は急げ!
サケ釣りをやっていた広尾近辺へ戻る。
残念ながら、道南のほうではこの時期、まだ寄ってきていないらしい。

その途中・・・・・
車の走りがおかしい。

あ〜ん(TT)
パンクしてるぅ〜・・・・


鉄棒ブッサリ。

このタイヤ、スタッドレスなんですけど・・・・
その面影はどこに・・・・

車を路肩に止める。
早速、スペアに交換しようとジャッキを探すが・・・

「あ、ヤベ!」

ジャッキは、この前家で使って納屋に置きっぱなしだった・・・。
・・・・どーしましょうか・・・。

道行く人に尋ねる。

「すいません、この辺にガソリンスタンドとかホームセンターってあります?」

ちょっと行ったところにホームセンターがあるとのことだった。
ホームセンターまで行き、
ジャッキを買ってタイヤを交換した。

しかし・・・・
このタイヤではいつまたパンクしてもおかしくない状態だ。
もうスペアもないし、このまま林道に入るのもちょっとなんだね。
スタンドでも、車屋でも見つけたら直ぐにでも履き替えよう。

札幌から千歳に抜け、苫小牧に入る。
国道235号を走り続け、途中のスタンドによる。

ちょうどパジェロミニに合うタイヤが置いてあったので、
履き替えることにした。
5万円ほど掛かってしまった・・・。

でもまあ、パンクの心配は無くなったわけで、
気分はリフレッシュしてドライブは続いた。

そうそう、スタンドの人に教わったんだけど、
こっちはジンギスカンがメジャーらしい。
ラムはうまいけど、マトンはクセがある。
しかし、スタンドの人いわく、
こっちでは子供の頃から、食卓によく出てるから全く気にならないんだって。

再び、スピード違反で捕獲された三石を通り、
場所は日高幌別駅付近。
ここから国道236号(通称天馬街道)に入ると、
サケ釣りで竿が並びまくっていた付近、
歴舟川のあたりに抜けられる。

時刻はそろそろ夜。
国道236号に入ったすぐのところで、
オロマップキャンプ場を見つける。

行ってみると、誰もいない。
早速そこをねぐらに決めて、キャンプすることにした。

17/8/18

この日、朝起きてから、
せっかくタイヤを履き替えたのだからと、
このキャンプ場をベースとして、
ドライブに行くことにした。
付近の目に付く林道に入りまくる。

午後・・・・


キャンプ場に戻る。

ふふふふ・・・・・。
途中のコンビニで・・・・


ジンギスカンを見つけた。


昼食。

うんうん・・・・。
と、ラムって書いてあるけど、マトンじゃん?
どっちでも良いけど、マトンは好きなので、一人で3パック分も食っちゃいましたよ。

その後も、結局林道めぐりで一日は終わってしまった。
夜・・・元務めていた会社の元同僚から連絡が入った。

「いい加減に帰ってこいよ!」
「サケ釣ったらね!」

17/8/19

大分寝坊気味で目を覚ますと、天馬街道を走った。

途中、天馬街道に掛かる覆道の横から、
川に下りれそうな場所を見つけた。

その川は、ナビによれば、豊似川の上流であった。
早速よってくるアブを餌に釣りを開始。

釣果。
その後、広尾町から大樹町にかけてサケ釣りポイントを決める。

途中で見つけた看板。
・・・・痔、違くない?
防風林じゃない?
なんか他の意味があるんだろうか。

広尾キャンプ場横の、あの河口へ行き、
聞き込み調査を開始。

すると、やはり例年より暑く、
サケの寄りが悪いとのことでした。
いつもなら、この時期に入れ食いになることもあるという。

ん〜む、それでも釣り場は竿が林立している。
私の入り込む余地は全くない。

聞くところによると、釣り人たちは、春の終わりから、
すでに河口で場所取りを開始しているそうです。

自分の竿立てを挿しておき、鎖で連結。
自分の名前を書いた札をぶら下げておくらしい。

・・・・ズルクナイ?

まあしょうがない。
釣れなくても良いから、なるべく空いてる場所を探そう。

県道・・・じゃない道道1037号から、
海岸に通ずる道を見つけたので進入していく。
どうやら、先ほど釣りをしていた豊似川の河口らしい。
そこは釣り人は来ているものの、スペースは十分にあった。

よし! ここにキーメタ!
釣りをしている人に話を聞くと・・・
盆休みで通ったが釣れなかったそうだ。

よーし! やったろーじゃないか!
釣れるまでここでキャンプしてやる。

というわけで、早速食料の買出しに行く。
海岸でキャンプになると、風呂に入れないので入りに行く。
といっても、この辺でお風呂屋は一つしか知らない。
そう、「老人福祉センター」だ。

ひとっぷろ浴びてから、今度はサケ用の仕掛けを買い込んで、
十勝港の様子を見に行った。

港近くの浜辺に入る。
すると、一台の車がタイヤを取られてスタックしている。
牽引してあげた。

そしてさっきの海岸へ戻り釣りを開始しようと、
道具を出し、準備を始める。

ドアを閉める。

バタン!

パキッ

あーっしまっ!


やっちまった・・・・。
オイオイオイオイ!
投げ込み竿は一本だけだぞ。
ガイドのスペアなんて持ってないしな・・・

幸い折れたのは先っぽだった。
うーん・・・・これなら何とかこのガイドで使えそうだな・・・
とはいっても、トップガイドの中には、折れた竿のあまりが入っているわけで・・・
アロンアルファはダッシュボードにあるから良いけど・・

さて、どーしたもんだろうか?
中身を掻き出したいところだが、そんな道具はない。

そこで、ガイドをライターで炙ってみた。
すると残ったロッドは炭っぽくなってくれた。
中に残るは、繊維質の物体。
それを、釣り針でほじくり出し、アロンアルファで接着。
何とか使用出来るようになった。


これがサケ(通称アキアジ)用の仕掛け。
フロートの先に、タコベイトが付いているが、
結局この先にサンマやソーダガツオの切り身を掛けるので意味がなさそう。

早速釣りを開始した。



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