2005 最北端行ってみたい2


17/8/1

うわぁ!


ミヤマもいるぞ。

テントを片付けようと、グランドシートをどかしたら、
その下にうごめいていました。
周囲にもたくさんもがいてました。


朝ご飯は・・味噌汁に残りご飯、ニジマスを入れたおじや + ビール。

朝っぱらから良い気分。

さて、今日で宗谷岬までは行ってしまいそうだな。
さっそくドライブを開始。


そうそう、このガソリンスタンド。
モダセルフ。

会員になると安くガソリンが入れられる。
道内にしかないっぽいが、会員になっとくべきだと思う。

天塩川。
釣れませんでした。

北海道命名の地だって。
どんな場所だろうか?
早速いってみる。

川原でした。
二駆で進入してきた人がいたのだろうか、
はまって、脱出を試みたあとがそこらじゅうに。


なんかいろいろ書いてありますが・・・
まあとにかく、ここに書いてある、松浦武四郎なる人物が、
北海道という名を決めたんじゃないですかね、ここで。

さて・・・・

ちょっと釣り。


わーい! ウグイ〜!

ずいぶんデカイ
これって・・・アメリカじゃないよね?
ウチダってやつか?

宗谷岬まで16キロ

見えてきましたよ。
つーか、曇ってるなぁ。


きたぜきたぜ!  ここが最北の地か!

写真撮ってる人を写真で撮る。
自宅から約1600キロ。

間宮林蔵
北海道を測量した人物だそうで。
どうやって測量したんだろうかこのお方は。

早速突端の突端へ足を運んだ。

おや?

な〜んか泳いでますよ。 魚が!
海だけどなんかマスのような。



・・・・・・・・・・・


人がいる・・・


まだだ・・・


まだだな・・・



まだ人だらけだ。


車の中でスプーンを装着したロッドを携えて密かに機会をうかがう一人のアホ。



人だかりが減った・・


今だ!!!!




すかさず車を飛び降りダッシュ。


うらぁーー! スーパーキャスト!

ヒュン! 風を切る音。

バイン! 竿がしなりまくる。


あり?


あ、 レール外すの忘れてた。


落ち着け 落ち着け。
気を取り直してキャスト。

ん??

追っかけてきてるが食いつかん。
数回キャストするがどうしても喰らいつくまでに至らない。
毛ばりや餌なら一発で来るだろうが、残念ながら今は持っていない。


むむ! 人だかりが・・・・  やばい!  ハズカシイ!!


ダーーーーッシュ で  逃げる。
車に竿を放り込み、土産物屋へ逃げ込んだ。

追っかけてきたって事は、フィッシュイーターだったのかな。

土産物屋。
ここで最北端に来た証明書を発行してるそうだ。
別にいりません。

UP
展望台とそこからの突端風景。

そろそろ時間も時間だし、今日の寝床を探さねば。。。
本を見れば、稚内森林公園キャンプ場(無料)があるみたいなので、
早速向かっていく。

が、そこは腐るほどの人ごみだった。
こんなとこはつまらん。


キャンプ場はやめて、宗谷湾に面する海岸でキャンプすることにした。

ニジマスラーメン。
おやすみ。

17/8/2

おふぁよ〜う。
シーチキン炊き込み食って出発。

でも待って・・・・・
最北端来ちゃったんだ。
目的は達成されたのだ。
このあとはどうしよう?

とりあえず右回りで、苫小牧戻る


海岸沿い国道238号線を下っていく。


ふと目の前に現れた湖。

あれ?
この名前聞いたことあるぞ!
これが有名なクッシャロ湖か〜・・・・あれ? 

UP
クッチャロ湖でした。
ちょっと休憩してナビをいじくる。
・・・・ふと目に止まった文字   網走

網走ね〜。 監獄で有名だな〜。
よし、次の目標網走ね。

車を進めて行くと・・・
おや?

ヒッチハイカーだ。

思わず止まってしまいました。
そして近づいてくる。

ハイカー「OKですか?」
「え、いや( 思わず止まっちゃったんですけど・・・)、どちらまでですか?」
「紋別までなんですけど・・・」 

と、大きく紋別と書かれたダンボールを見せてくれた。

全然気づきませんでしたごめんなさい。

私「え〜と・・・紋別ってどこですか? 僕は網走行く予定なんですけど。」
ハイカー「たしか網走より手前・・・かな?」
私「あ、ちょっと待ってください。ナビで確認します。」

網走に行くよりも手前だった。

「あ、手前ですね、良いですよ。」
ハイカー「ほんとですか? ありがとうございます!」

ふふふ、旅は道連れ。
事故っても道連れだ。

話が弾むにつれて、彼(Kさん)の旅の話になる。
Kさんはもともと道内へは自転車で来たということだった。
旅は順調、稚内へと辿り着き、そこからフェリーで利尻へと渡ったそうです。
利尻へは観光目的なので、バックパックに着替えだけもって、
自転車は稚内で預けたそうです。




帰ってみると・・・


盗まれていたそうです。


自転車本体が十数万。
さらに着替え以外の物(純正のサイドバックやらキャンプ道具一式)丸々を失ったそうです。

しかし、kさんはめげません。
ここで帰るのも癪に障るということで、ヒッチハイクで旅を続けているとのことでした。

自転車を預けた場所は、濡れないように屋根を提供するだけの簡易的なものだったそうです。
話によれば、ロシアの人達がグループで盗りに来るそうで、
日本のキャンプ道具は結構高く売れるんだって。

日の出岬。
ビールタイム。
有料だけど、整ったキャンプ場が近くにあります。
ここの便所は気をつけてください。


このガラス張りの建物の一階がトイレなのですが、

いつの間にか女子トイレに迷い込んでうろついてました。

すごくトイレっぽくないので・・・

さらに進む。
あ、何だこの馬は?
ずいぶん寸胴で、ぶっとくて短足で・・・・


ようやく自分入りの写真が・・・右Kさん。


いわゆる道産子。
北海道産の馬だね。
走りも、パカラッパカラッ より ズンバカズンバカ って感じ。

Kさんは紋別から湧別に目的地を変え、湧別で別れた。
がんばれKさん。


お・・・サロマ湖だって。
高台がないのであんまりよく見えないなぁ・・・

道を行くと、サロマ湖展望台の看板。
もちろん行く。


これが展望台。

360°
まず・・・これは半分嘘ですね。


たしかに展望台の上は360°くるりと回ることができる。
しかし景色は、サロマ湖はしっかり見えますが、
後ろは森の木で見渡せません。


展望台中・・・

UP
サロマ湖はこんな形なんですね。
ギリギリ湖になるんだろうか。
海とつながってんじゃん。

利用者名簿
書きたければ書いても良いらしい。
さて、今日のキャンプ地は・・・近くにサロマ湖キムアネップ岬キャンプ場(タダ)があるらしいので、
早速向かってみることにする。
展望台付近で2000キロに入りました。

UP
なかなか良いキャンプ場だ!
管理等の中にはシャワー100円もある。

やったぜ! シャワーだ!
テントを設営してシャワーを浴びる。
伸びまくったヒゲもそって、蘇る。

テントに戻る。
さて、飯を食いたいところですが・・・
めちゃめちゃ風が強くなってきました。

テントが飛ばされてるぅ〜。

植木にひっかかって止まっている。
すぐさまペグを打ちまくる。
・・・・よかった、フライが飛ばされなくて。


風が強すぎるので、テントを盾にして調理。
飯を食ったあと、落ち着いて酒でも飲もうと管理等に非難。

おお。

外人さんのチャリダーだ。

ちょっと話しかけてみよう。

私「どちらからですか?」
彼「国? 国はアメリカ・・でも名古屋(だったかな?)から来てる。」

おお〜! 日本語ぺらぺら。
外国語で応答されたらトンズラかますつもりだったのですが。
話は弾んだ。(日本語で)

彼は日本で教師をしているそうで、もう10数年経つらしい。
毎年のように北海道へ自転車で、ウクレレを持って旅行をしてるそうで、
今回で16回目(だったかな?)だそうです。
すごいねぇ。

本日、網走に行ってきたところだそうで、
「監獄は行く価値はある。」とおっしゃってました。
彼の勧めでは、網走湖付近の呼人浦キャンプ場(タダ)が、
眺めも良く、入りやすいとの事でした。
明日は監獄めぐり、そんでもってそのキャンプ場に決定だな。

話が盛り上がっていると、管理人さんがやってきて、
そろそろ管理等は閉めるからとのことでお開き。
おやすみ。

17/8/3

起きて朝食。
今朝も雲行きが怪しい・・・

今日は監獄めぐりをしましょう。
昨日のCさんに別れをつげに行く。


「あれ? それウクレレですか?」
「ちょっと弾こうか?」
「ぜび聞かせてください。」

う、うまい。
本人は練習中とのことですが、いやいや、うまいですよ。

Cさんは雲行きが怪しいので、行こうかどうか思案していましたが、
追い風らしいので出発することにしました。

「じゃあ、お先に行きます! またどこかで。」

網走へやってきて、早速監獄を探す。
目の前にふと、すたれたアパートのような建物が・・・

「網走刑務所」だって。

う〜ん、これが有名な監獄ですか・・・
なんか普通だ。。。

通行人に聞いてみる。

「いや、これは違います。 網走監獄って言うのは博物館で、これは現在の刑務所。」

なるほど。
そういや、いまどき刑務所に監獄なんて言葉は使わないもんな。
早速、本当の監獄博物館を目指します。

入り口。
雨ザーザーだけど、傘貸してくれます。

脱獄常習犯の像。
逃走中に、5寸(約15cm)の釘を踏み抜いて、
そのまま12キロ走ったという、かなりのタフガイ。

むむ!
ツアーの人達だろうか、ガイドがいろいろ説明をしてる。

忍法 紛れ込み!

ツアー者に扮装して、いろいろと話を聞いているとふと目に入った木彫りの像。

UP
ニポポ像。
ニポポってのは神様らしいですね。
大猟を祈り、とれた獲物はまずニポポ像の口へ。
・・・・真似すれば、猟も漁も成果が上がるかな・・・。

いつの間にか、団体からはぐれてしまった。
しょうがないので、一人で気ままに巡ることに。


監獄内は蝋人形がいっぱい。

誰か ↑ を 蝉(セミ)人形って読んだやついるだろ?

蝋人形にはときたま、不用意に出くわし、マジでビビらされることもあった。
蝋人形かと思ったら、普通の人だったり、その逆パターンも。

ちなみにここは休憩所の写真。
右の寝ている人の枕には、一本の丸太が使われています。
これは朝、起こすときに端を叩いて起こすためらしいのですが、
一番手前はちょっとかわいそうだ。

監獄食
500円で食べれるそうです。

UP
しかも、食事中の蝋人形に混じって食べれるそうです。


うん。 結構うまいじゃん。
魚はちゃんと焼き立てだし。

つーかなに?
良い物食ってるじゃない?


牢屋。
奥に見える人間っぽいもの。


脱獄囚の蝋人形。

何年にもわたり、味噌汁の塩分で手錠を腐らし、
牢の監視窓の釘を、これまた何年もゆすり続けて外し、
そしてこんな感じで、褌一丁で脱獄したんだって。

ほらな、味噌汁なんて贅沢なものを食べさせてるからだよ。
水でいいんだよ。 水で。
それが嫌なら犯罪を犯すな。

風呂風景。
一通り、三時間近くかけて回った。

その後、近くにある北方民族博物館を訪れた。


楽しい。
北方民族の暮らしが良くわかる。

中でも面白かったのは、その暮らしに必要なアザラシなどの海獣捕獲用の方法や道具の陳列。
うう〜・・・血湧き肉躍るなぁ〜。

入場してから10分くらい経ち、一人で興奮していると・・・

「当館は、ただいま入場者50万人に達しました。
 セレモニーを行いますので、入り口までお越しください。」   

なぬなぬ。
早速行ってみる。


わらわらと人だかり。


このご夫妻が50万人目。
どっちかは499999か500001なんだよね。

惜しかったなぁ・・。
あんまり入場してないし、
自分は49999? だったはず。

残念でした。



こんな感じの漁具がある中。。。


一番気に入ったのはこれ。
獲物がきたら自動発射する据え付けの弓。

いまでこそ禁止猟具 and 禁止猟法ではあるが、
ゲリラ戦には使えそう。

呼人浦キャンプ場。
網走湖の畔にある。
なかなか落ち着いた雰囲気のキャンプ場です。

雨降る中、テントを設営して飯を食う。
食べた後、近くのホテル網走湖畔荘で風呂に入る。
露天というか、外にお風呂もあるけど、電球が壊れているせいか薄暗い。
車の音は響くし。

寝る!

17/8/4

網走監獄行った。
次の目標は・・・・知床半島!


原生花園


わざわざここに止まる駅がある。
夏限定駅。

UP
花はどこですか?

特に咲き乱れている様子もないので、そそくさと後にする。


ふと立ち寄ったホームセンターで見かけたもの。
塩漬けのイソメとエラコ。

こっちだと結構メジャーらしい。
千葉で塩漬けなんてあんまり見かけませんが。

塩漬けにすることで日持ちが格段にUPするそうだ。
もっとも生を使うに越したことはない。

とはいえ、こんなドライブをしているものですから、
塩漬けのほうが断然便利となる。
早速購入してしまいました。

旅行中に出会う人にいろいろ情報を聞きましたが、
海に関しては、餌、対象、釣り方も違ってくる。

例えば、千葉でアイナメといえば、青イソか赤イソ。
北海道では、秋刀魚の切り身が主流らしい。
この切り身では、アイナメだけでなく、カジカ、コマイ、ホッケも釣れるらしい。

さあ、いざ世界遺産を見に行こう!


知床に向かう途中にあったオシンコシンの滝。
かなり人が多い。

そして知床半島へとやって来た。


知床の奥の方は、残念ながら車ではいけません。
歩いていくことになります。
もちろん、クマもでるそうなのでお気をつけて。
というか、まだクマを見てないので出てきてほしい。


おーい! 人喰い熊君。
餌がいっぱいいるぞ〜!


緑。


断崖絶壁から流れる滝。
怖い・・・・(高所恐怖症)

戻る。
途中・・・
この先立ち入り禁止の看板があるので立ち入る。
しばらく行くと・・・

餌がいた。
あまり深入りして、問題でもおきたらやばいので引き返す。

疲れるまで歩き回って、再びドライブ。
残念ながら、知床五湖へは規制がかかり、車で入っていけないようなのであきらめる。

付近には、知床を海から見るためのクルージングを観光にしている店が多数ある。
なんとなく知床がどんなものかわかったので別に良い。
値段も高いしさ。

知床峠に入る。
くねくねくねくねカーブ。

ぐる〜うっとカーブして、ふとすぐ下に見えるのはさっきの道。
歩いて直進すればすぐなのにね。


峠からは北方領土が見えるそうな・・・



どこに?
霧が多くて駄目でした。
というかここ・・・・寒いよ。

峠を降りる途中で・・・


ややや!

凍ってる。
水はめちゃめちゃ冷たい。
さすが北海道。
こんな真夏に凍ってやがるとは。

しばし峠ドライブを楽しむ。
ふと脇を見たら、

ドキッ!
ズーム


さらにズーム

生首。
多分ここを通った中で、俺しか気づいてないだろう。

さて羅臼には無料のキャンプ場、露天風呂があるという。
その名も羅臼温泉野営場。

しかし、訪れたらそこは有料化していた。
時間もまだ早いし、熊の湯温泉にだけ浸かって駒を進める。

さて、次の目的地は野付半島という知床と根室の間にある、変な形の半島。

っとその前に、なんとあの光ゴケの洞窟(ジュンと内田ユキのデートスポット)が、
この付近にあるそうなので行ってみることにする。

UP
羅臼の光ゴケ、マッカウスの洞窟。
行って損をします。

たいして光ってません。

あれが光ゴケでいいんだよね? ってくらい。
光ゴケよりも、この洞窟の上部の岩盤の穴に、
イワツバメ? か何かの巣があり、
親が来るたびに餌をねだっていた雛たちのほうが、印象的だった。
っつーわけでここには北の国からスタンプラリーがある。

さらにここから、知床半島の右側奥のほうまでいけるらしい。

UP
終点。
なんとな〜く向こうのほうに、うっすら見えるのは北方領土?

まあいいや、野付に行こう。
ドライブ開始。

その途中・・・変な看板。

え!
こんなとこにあったのか!

ジュンの番屋。
周りの町並みからは明らかに場違いな建物。

国道335号線途中のパーキングで、
面白いテレビがやっていたので止まる。

ビールを飲みながらつまみを食う。
くたばって車中泊。



日記3


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