2005 最北端行ってみたい 1


17/7/22

満腹旅行から戻り、
「今度は北海道に行きたいなぁ〜・・」な〜んて思っている。

行くための装備は、たぶん納屋にあるはず。
ちょっと前から、キャンプとかに興味を持ち始め、
いろいろ買ってはいたんだよね。

そんなこんなで準備をする今日この頃。

17/7/26

準備はできあがっている。

北海道・・・

行くことの、特別これといった大義名分はない。
ただ単に行ってみたいってだけ。
ドラマ、北の国からのロケ地も見てみたかったりして。
釣りでもしながらさ。

「行きたい行きたい」とは思うものの、
腰が重いため、元同僚から食事の誘いがあれば、
「今日は出発延期!」ってな感じになってしまう自分が悲しい。

17/7/27

さ〜て・・・・
北海道いくかなぁ〜。
な〜んて思いつつも、時間はだんだん過ぎていく。

午後二時。
ようやく重い腰を上げて、日本最北端を目指して、千葉県の自宅を後にした。

母「どうせ行かないんでしょ。準備だけしといて。」

ちょっとばかしムカッ!

私「いきますぅ〜!

こんな感じで出発してしまった。
結局・・・徒歩、自転車、バイクという手も考えたのだが、
釣りもしたい、素もぐりもしたい、あれが無いと不安、これが無いと不安、etc・・・・
そんなこんなで、足はパジェロミニ君に決定した。

軽トラという線もあった。
荷台にベッドを作り就寝、雨天時の炊事をできるようにアレンジをする手だ。
しかし、作るのも億劫だったのでやめた。

生まれて初めての長距離ドライブ・・・
不安もあるものの、
まあ、なんとかなるでしょ。」 という考えが強かった。
ちなみに、地図は持たなかった。
カーナビに任せる。

あとで後悔したのは、出発前に、どこにどんな名所があるくらいの事がわかる
雑誌なり、本なりを購入しておくべきだった事だ。

とりあえず、北海道行きのフェリーに乗るため、青森港を太平洋沿いに目指すことにした。

千葉と茨城の中間地点の風力発電。
同じ向きを向きながら、
回っているものと、回っていないものがあるのは何故なんでしょうか?
充電が一杯になると勝手に停止するんかね。


利根川に架かるかもめ大橋(有料¥200ぐらい)
を渡り、茨城へと入る。

出たのも遅く、そろそろ薄暗くなり、寝床を探す。
大学の友人宅に、突然転がり込む予定だったが、
残念ながら本人不在のために無理だった。

ふと目の前に漁港が・・・・
ん〜む・・・
ちょっくらルアーでもキャストしながら一杯やって寝るってのもいいかもしんない?

酔っ払って死亡。

17/7/28

朝。
漁港は釣り人で一杯だ。

あ、釣れませんでした。

朝6時、再びドライブを開始する。
そして20分程で福島県に突入した。


7時半、景色のよい海岸で朝食にする。
湯が沸く間にちょっくらキャスト。
なんか釣れたら、即座にラーメンに放り込む予定。
・・・
素ラーメンに決定! 

9時。
新田川の川原でちょっと休憩。
釣りしてる人がいるんで近寄ってみると、鮎の友釣りをしている。
こんなとこで釣れるのかい? と車の中で眺めていると、
ポツポツと釣れている様子でした。


東京から300km地点。

松島に到着。 
もっと良い写真撮ったんだけど、どこかへ消えた。

ん〜、なるほどなるほど。
日本三景になってるだけあって、なかなか良い景色じゃありませんかぁ〜?

午後7時頃、岩手突入。
釜石付近に来ると、いわゆるリアス式海岸って言うんですか?
あれのおかげで、くねくねくねくね、上って下って上って下って・・・・
この250号もけっこう辛かったなぁ。

つーか人が通らなくて怖い。


さすがに今日は運転で疲れた。
車の中では寝たくないので、テントの張れる漁港を探して、寝ることにした。

17/7/29


朝起きて、昨日買ったイソメで釣りをしようと準備をしていたら、
背後で怪しい気配が・・・・

ヤラレター!

カラスにパックごと盗まれてしまった。
このヤロー! 返せー!!
カラスは咥えたまま飛び去り、釣りは強制的に中止になった。

飯を炊くが、おかずは釣るつもりだったのでありません。
ふりかけで飯を食べ、おにぎりも作っておく。
っていうかおかず買っとこう。

イソメでやってれば、何かしら釣れてたろーになぁ。
今期の狩猟で、カラスを狩ることを決意し、出発する。


茂師海岸近くのパーキングに寄ると、
すぐ付近に恐竜(茂師竜)の化石発見場所があるという。
どうやらこの類の恐竜が見つかったのは、日本で初めてだとか何とか・・・


ここがそうらしい・・・。
恐竜がいたとは思えない場所で発見されている。


茂師竜発見場所からちょっと過ぎた場所にある、熊ノ鼻展望台。


オシャレなトイレつきのちょっとした展望台です。

目の前には、熊ノ鼻なる大岩のある海が広がる。
よっしゃ!
水もある事だし、ここでコーヒータイム!!
タンクに水も補給。

湯を沸かして、コーヒーで一息。
人も全然来なくて、けっこう落ち着ける。
一服してから出発した。


仙台から300km地点。


その付近にある槇木沢橋




思惟大橋。

意外と高いのよね。
ちなみに思惟大橋は 全長315m 高さ120m だそうです。
作られたエピソードが、たのはた物語と言う映画にもなってるとかなってないとか・・・

久慈市に入り、道を走っていたら、ふと目の前に見えた看板。
・・・・・・・琥珀博物館だってさ。

琥珀ね〜。
ジュラシックパークを見てから、
琥珀にちょっと興味があったんだよねぇ。

タンターン タンターン タラリ〜ラリ〜ラ〜リ〜

頭の中でジュラシックパークの曲。
こりゃもう行くしかない!
ちなみに久慈市は、琥珀の産地としては日本でトップらしい。


私が訪れたときは、ちょうど特別展のような感じで、
蘇るマンモス、科学の解き明かす琥珀 みたいなのが開かれていました。

ただしこれは、つまんない。
元素記号だ化学式だのがパネルに記載されているのだが、
文系の・・・というかそれ以前の問題で、
頭の悪すぎる私にはさっぱりな文章でした。

「化学式なんか関係ないね。私は英米語学科だから!」

ふと目の前に英文訳が・・・・

ゲゲ!   読めねえ (T_T)
私はどうやら、不勉強な輩だったらしい。

それはどうでもいいとして、
ここで面白いのは、近年発見された氷漬けのマンモスが発掘されるまでの
ドキュメンタリー番組を流していることでしょうか。

全部見ると、おそらく4時間ぐらい掛かるんでしょうかね。
私が見ていたときは、他に中年夫妻がいるだけでした。
すると係りの人がやってきて、
「前置きが長いですから、面白いところまで早送りしましょうか?」だって。
夫妻と瞬時にアイコンタクト、早送り決定!

係員も、お客が来なくて暇なのか、
番組を見ながら、早送りで見ていなかった部分の簡単な説明や、
番組に出てくる事柄の、さらに詳しい説明をしてくれました。

いまだにそのマンモスは、忘れましたがどっかの一年中冷えてる洞窟に
凍ったまんまで保存されてるらしいです。

ジュラシック的な話、つまり、
化石である琥珀の中のチンコい蚊の腹の中の血液内のわけわかんない恐竜の穴だらけのDNAなんかと違い、
完璧なマンモス本体の氷漬けが発見されたわけであるから、
ここから像と掛け合わせて、限りなく純粋に近いマンモスの育成も可能になるとか・・・

さて、琥珀博物館も一通り見学して、琥珀ショップを覗く。
なんだか気分はハモンドモードに突入。
俺も琥珀つきのステッキ振り回したい!

せっかくだから何か記念に買いたいが・・・
男物はネクタイピンとカフスボタンぐらい。
ジジクサイなぁ。

お、これでいいや!
今日のカラスをなんとなくイメージして。

え?
8400円!?


ずいぶん高くない?
其の者曰く、透き通る琥珀より、こんなような濁った色のほうが良いらしい。
1万しか持ってないが、まあ記念だし〜ってことで購入した。
にしても、こんなに高いキーホルダーなんて、
もう二度と買うことはないだろう。


久慈市は、リトアニア共和国と姉妹関係にあるらしく、
てなもんで琥珀博物館の傍に、リトアニア館というのがあります。

そこで売ってる琥珀ビール!
何が琥珀か意味がわからないが、
味は・・・・別に普通に旨い。

あー! いけないんだ! 飲酒運転! いや、これくらいじゃ酔わねーってば。

さて、ふらふら走るうちに(ダメじゃん!)、八戸へやってきました。
すると目の前に・・・・

お!? フェリーターミナルだって。

フェリーターミナルって・・・どんなもんげ?
ちょっと行ってみよー!

午後5時、八戸港フェリーターミナル。
フェリーってのはどうやって乗ったら良いんでしょうか?

私知りません。

手続きとかメンドイの?
そのまえに俺は青森のさきっぽから行く予定だったんですが?
とりあえず中に入ってみて、窓口でいろいろ訊いてみる。
手続きは簡単。
書類に名前とか書いて、車であれば、車検証を提示すればそれでOKだそうで。

「ふ〜ん・・・ちなみに次の便はいつですか?」
「30分後に出航です。」
「乗れます?」
「少々お待ちください・・・・あと一台なら大丈夫だそうです。」 あと一台? ほんとかおい!?
「この次の便は?」
「11時ですが・・・車はいっぱいですね。」
「明日は?」
「明日の便も車はキャンセル待ちになりますね。 今の便で出た方がいいと思いますよ。」
「・・・・・」

うそくさいが信じて、いきなりフェリーに乗ることになってしまった。


これがそのフェリー。 びるたす。
ちなみに料金は車と二等船室込みで17000円くらいでした。

駐車用甲板。
やはり、さっきの窓口の「あと一台」とか言っていたのは、嘘だったようだ。
まだまだスペースはある。
私が一番最後に乗り込んだようで、他の車が整列している中、
私の車だけ、適当な位置に放置された。(写真右)

二等船室。
まあ、なんていうか、みんなで雑魚寝って感じですね。
毛布を貸し出していますが、寝袋なんかを持っていれば、持ち込むのがベター。

出航して間もなく・・・・乗り物酔いの激しい私は、船酔いに敗れた

ええーい! こうなりゃ酒酔いで寝たもん勝ちだ!
ビールを飲んで、二重酔いする。
さらに展望室でウイスキーを飲む。

高校生らしき、部活の遠征の帰りっぽい団体が来た。
ちょっと訛りの入ってるはなし方・・
いきなり意味不明な言葉を叫んだ。

A「ウオ! ばりさんだよ。ばりさん。」
B「おれもばりさんだよ。」
C「ばりさん? すげー!」
俺「??」
ばりさん・・・・?

チラリと彼らを見てみると・・・
彼らは携帯を弄繰り回している。
なるほど、アンテナマークがバリバリ三本立っている という意味だったらしい。

タバコを吸おうと喫煙ルームへ行く。


そこで知り合った人達と、喫煙ルームで飲み会開始。

つまみで出たのは、コマイという魚の干物。
独特な風味が結構いける。

オジサン「これはあぶってもうまいんだよ!」

と、オジサンがライターで炙り出す。

「ほら!」
「え!? あ、どうも、いただきます。」

最後の方は、船と酒にやられて話しながら半分寝てたようなもんで、
良く覚えていない。
その後解散したが、たぶん5、6時間は話していたのだろうか。


そして約7時間ほど掛かり、午前1時頃・・・・
北海道苫小牧港に入港した。
ちょっとしか寝てないのに・・・

なんつーか・・・こんな夜中だと、周りの景色がよくわからん。
どっちに行って良いもんかもよくわからん。
ていうか頭が痛い・・・
とりあえず、フェリーで購入したキャンプ場ガイドを開く。

よっしゃ! 支笏湖に行ってみよう。


ナビ設定。
支笏湖へ行き、札幌、富良野、旭川等を経由して宗谷岬へ。
レッツゴー。

運転中
・・・ん?

んん?


おおー! (-o-)

北海道に来た!って実感が湧いてきます。
つーか、こんなとこにも熊なんて出るもんなんですか?

そして、支笏湖の畔のキャンプ場に着くが、
残念ながら、受付は閉まっていて中に入れないようで、
キャンプ場の外の、釣り人の車が屯っている傍に、テントを張って寝た。

いつの間にか北海道に来てしまった一日でした。

17/7/30


ここ支笏湖は、ヒメマスとか、アメマスなどが釣れるそうです。

ちょっと肌寒い。
そーか。

そーいや、ここは北海道だったな。。。

いつの間にここに?
と、モーニングコーヒーの準備をしながら昨日の一日を思い出した。

釣り人は、ほとんどが船で釣りをするようです。
タックルを見ると、いわゆるキングサーモンを狙うときのようなタックルでした。

さて自分は・・・
釣りはしないで、北の国の舞台、富良野のロケ地へと駒を進める。
はやくハモンドモードからゴローモードになりたい。

三笠市で・・・
博物館だってさ。
ちょっと入ってみよう。


おお!

外見ショボかったけど、いろいろ置いてあるよ。
恐竜もあれば、アンモナイトや三葉虫、さらに炭鉱の歴史とか民族博っぽいのもやっていた。
雰囲気はまるで理科室のようです。


ギヤーーーーーーー!!! デターーー!!!


ヒグマ の剥製。

この時点での私はとても調子こいてました。
そもそも、この剥製自体そんなに大きくなかったので、
実際に出会っても勝てると思ってました。
実際に自然の中で出くわして見たいものだと思い続けました。

なかなか面白い博物館だった。
写真は削除してしまったが、巨大な直径2mくらいのアンモナイトもいたり。。。
ハモンドモードから抜けきれないまま、さらに駒を進める。


むむむ・・・

水がきれいな川発見。
待ってましたと川辺へ降りる。

・・・頭がかいーのよ。
なんせ出発してから風呂入ってないもんで。

ツメテー!!!!!!!!!!

しかし、せっかくよさげな川を見つけたので、
思い切って風呂まがいのことをする。
そして気分の良くなったところで出発する。


三段の滝。
私のフケが流れてきているはず。


こっちにもマムシっているんだ・・・
そういえば今年は、草刈中に刈払機で真っ二つにしたマムシしか食べてない・・


どうでもいいけど、この三段の滝の展望場所は、
だいぶ斜めっていて、ちょっと辛いよ。
足腰の弱いじいちゃんばあちゃんは、転げ落ちること必須なのでフォローを忘れずに。

富良野に近づく。


なんかカッコイイ標識だ。
鹿はフェラーリっぽいな。
つーか、北海道ですねぇ。


空知川。


そらち川?

そんじゃー・・・ 早口3回ね。  はいっ スタート!


 そちら側にそらち川 そらち川はそちら側


おい、遊んでんじゃねーよ。
なんてったってここは、北の国からのイカダくだりのポイントじゃありませんこと?
黒板五郎がゼンマイ・・じゃない、ワラビ・・じゃない、コゴミに釣られてしまうポイント。

なるへそ。
いつの間にか北の国の舞台近くへ来ていたのですな。

ってことは、布部の駅も近くか?
ナビって行ってみる。

布部の駅
ゴローとジュン、ホタルが降り立った駅ですね。
きたぞきたぞ・・・・

ゴローモードON

早速携帯の着信音

あーあ〜〜 あああああ〜あ んん〜〜んんんんん〜 うーう〜〜ううううう〜う るるーるーるるるーるるー。

に、換える。


「北の国からここに始まる」
って書いてあります。

う〜ん・・・ここに始まって次はどこに行ったら良いのかわかりません。
とりあえず写真を撮っていたら、一人ツーリングの人が来た。
そして、メットを外したおじさんと話す。

「北の国の資料館行ったかい?」だって。

早速行ってみる。

北の国から資料館。
富良野の駅のすぐ近くにある。
なかなかおもろい。

「遺言」で、トド撃ちに行く親父のあたりに出てきた大漁旗に、
鳥のウンコが付着していたのが、
「実際に使われた物が、しっかり?洗濯もされずに置いてあるんだなぁ〜」と実感した。
ジュンとホタルの使用していた、ゴミ箱行きのあの靴も、もちろん泥んこのまんま。
マニアにはたまらないであろう、レイちゃんの制服も。
欲しい人は、ここでゴロースタイル、黒板ブランドの、あの帽子とあの防寒着が買えます。

このあとは、資料館にあった付近の地図に従う。

拾ってきた家・・・やがて町
まずもって、家は拾えません
当たり前だけど、拾ってきた物で作った家のこと。


拾ってきた家、それはそれで面白い。

正吉(俺的神)とゴローが酒を飲んだ小屋。
これもこれで面白い。

だけど・・・・

・・・・・・・・・・・・・・臭い

こいつ
ジュンがゴローにプレゼントしたという、いわくつきのジンギスカン。
毛刈り後で、すっぽんぽん状態。

こいつが臭いの元。
とにかくウンコ臭いのよ。
ここでは、臭いイメージしか残りませんでした。

燃えたはずの丸太小屋。
麓合の森にある。

さて、次はゴローの石の家でも見に行ってみるか。
と、その入り口までやってくること時刻すでに遅し。
門が閉まっている。
こりゃ、明日また出直しか? と思っていると、
中にある店のスタッフみたいな人が、ちょうど帰るところらしく、こちらに向かってきた。
そしてこっちを見るなり、
「門閉まってますけど、脇から入って良いですよ。展望台まで行けますから。」
と言って、帰っていった。


展望台。


つうわけで、何とか拝めた石の家。


井戸。


炭焼き小屋。


この入り口にあった、付近のロケ地図。

今後はこれに従って観光しよう。
その場を離れようと、門の入り口へ向かう。

すると門の向こうに一台の車が停車していて、若い男女数人がうろついていた。
どうやら、門が閉まっていて往生しているらしい。

閉まった門の向こうから、平気面ぶっこいて歩いてくる私を見て、
不思議がっている。(怪しがっている)

ナニミテンダヨコラ! とも思ったけど、かわいそうだから、

「なんか展望台までは、勝手に入っていっても大丈夫らしいですよ。」 と助け舟。
「良いんですか?」
「ウム。ダイジョブ、ヘーキ。」

グループは門の奥へと消えていった。
その後自分は、地図に沿って観光を続ける。


などなど・・・


さて、そろそろ暗くなってきました。

今日は最後に小学校を見て終わりにしようかなぁ〜 と、
小学校を探すも見つからない。

ハートヒルパーク展望台だとさ。
しばらく進んでいるうちに、よさげな展望台にたどり着いた。
疲れた。 
今日はここで泊まろう。

さっそく、展望台の先端にテントを張り、自炊を開始。
飯食ったあとに、車でテレビを見ながら飲む。
ちょっと眠くなり、ウトウトしていたら、
いつの間にか眠ってしまい朝になっていた。

テント張った意味ねーし!

17/7/31


朝、車の中で目を覚ます。
テントを撤収する。(なんか悲しい)
ちょっぴり雨模様。

昨日見つからなかった中野沢分校を見に行く。


これ。

宇宙人はどこ?

このあともロケ地めぐりをする。
ソウタの牧場、レイのチェーンの外れた場所、ジュンとレイの落ち合い納屋跡地、ジュンのアパートetc・・・

もう観光はメンドクサイ! と思ってから、今度は宗谷岬へと目標を移した。

富良野って・・・なんかあれだね・・・
たぶん演出がすごいんだなぁ、テレビの。

思っていたほど田舎に感じなかった。
車で走ればすぐ街はあるし。

アップダウンにストレート
うわぁ〜・・・
車だから良いけど、チャリンコだったらソッコー引き返すね。


塩狩パークにて休憩。


その付近の沼。
ちょっと車を止めて眺めると・・・

ややや!?  なんかいるぜ!

早速スプーンをキャスト。

一発ヒーット!
しかし、その後が続かない。
ふと周りを見ると、バッタやトンボがメチャメチャいるではないですか。
とっ捕まえてキャスト。

即来ました。

さらに・・・・
おお! こいつはでかい。

計5匹を釣り上げ終了する。
しかし、釣ったは良いけど、どうやって保存しよう?
しょうがないので、コンビニで発泡ケースと氷を買って突っ込んどいた。
このまま目的地の日進湖畔キャンプ場へいって調理しよう。
今日は豪勢だぜ。

ふと、途中でホームセンターに立ち寄ると、保冷庫が売っていた。

即買いました。


日進湖畔キャンプ場。
タダ。

キャンプ場内には滑り台とか遊べるものもある。
というか、公園の中にテントを張るスペースがある と言った方があってるかな。


キャンプ場からは見渡せないが、
すぐ横に御料ダム(でかい)がある。
釣りしようと思ったけど、おかずは十分なのでヤメタ。


早速、釣ったニジマスを処理する。


保冷庫起動!

ほほ〜う。 これはこれはなかなか。
これでビールも常に冷え冷えで呑めるぜ。 ゲシシシシ。


テントを設営して調理に入る。


ニジマス丼だぜー!と野菜炒め、味噌汁。

う・・・・・うま〜・・・。 
3合炊いたが、ほとんど食ってしまった。
ビールを飲み、ウィスキーも飲んで泥酔。

このキャンプ場はすごく落ち着ける。
だって俺しかいないんだもん。
それは次第に・・・
怖さへと変わっていった。

幽霊? 熊?

幽霊や熊にハンマーが利くはずもないが、
身近に置く事で、多少気がまぎれる。
さらに、酔いによって思考力を低下させた。
う〜キモイ。 寝よ。

テントに入り、横たわっていると・・・

バシッ!  ボテッ
ブゥ〜〜〜ン・・・・
バシッ! × ∞

なんだなんだ? とテントを出る。

おまえらかーーーー!

なんと光に集まったカブトムシやクワガタが、テントに体当たりしているのである。
中には巨大ゲンゴロウも。
ハンパない数。


これまたチッコいカブですね。
奇形か?

ヒョエーーーー。
しばしカブクワ拾いを楽しんでいると・・・遠くから車の音。
こんな夜中にキャンパーか?

途中で車を止め、懐中電灯をもってこちらに数人向かってくる。
ははぁー。 さてはカブ捕りだな。
私が拾ったのをあげるよ。 と思っていたら・・・・
どうやら彼らも遠くからこちらに気づいたようです。
すると、車を降りて1分もしないだろうに、そのまま帰ってしまいました。

あ! ゴメン。 もしかして、自分のキャンプしてる電灯付近がポイントなのかな?

その後も、カブ捕りと思われる懐中電灯を持った数グループが来ましたが、
こちらまでは来ず、引き返していきました。



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