05 最南端行ってみたい! 5


17/12/15(木曜)

今日は室戸岬に行ってみよう。
R55を南下し室戸岬へ。


駐車場に止め、最御崎寺の横を通過して室戸岬灯台へ。

いいねーいいねー! UP
円的なデザインがGOOD。
眺めも良いぞな。


室戸岬周辺をくるくるツーリング。
県道203、展望台の看板を目指して行き、見つけた建物。
潰れていた・・・・。

建物上部には展望台だったであろうものが。
展望台兼売店休憩所であったのだろう。
ガラスは割れ、一部鉄筋が露出。

こういうことは不法侵入に当たるので、
やってはいけないことですが、
せっかくなので中に入って、階段を上り、展望所へ行ってみた。


良い眺めだね〜!
誰か来たらヤバイので、早めに引き上げる。


さらに道を行き、辿り着いた場所。
どうやらこれが本当の展望台だったらしい。
眺めはさっきの廃屋のほうが良いな。


室戸岬から今度はR55を北上し、
夫婦岩のパーキングに立ち寄る。

夫婦岩。
縄でしっかりとくくられている。
人は何故、二つ何かがあると、夫婦とか姉妹に結びつけるのか・・・


天気も良く、場所も良い。
ここを宿泊所と決めてテント設営。


洗濯物を乾かす。


エンジンの熱で溶けたのだろうか、
防寒着もガムテープで補修。


ちょっと早いが、キムチ鍋の仕度をして、
酒を飲みながら落ち着いた。

走行距離 57km 累積 3911km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥8689 


17/12/16(金曜)

今日はいつもと比べれば暖かいほうであった。
9時に出発し、R55を北上、R193には入り、
轟九十九滝を見に行く。
しかし、残念ながら途中で通行止め。
引き返すことにした。

ここから、かずら橋でも見に行こうかと思ってたのだが、
しばらくしてその気は失せていき、R55沿いを走っていった。

日和佐町に入り、県道25〜26へ。
道を走っていると、先に黒い物体が落ちている。
こっちを見ている。

ん? 犬か?

いや!?

カモシカだ!!


立ち止まってこっちを見ていたので、
近づいていこうとしたら、ゆっくりと崖を上り始めた。
よくまあ落っこちないものだ。


また動くのを止めてこっちを見てます。
しかし・・・ずいぶん黒いですね。
カモシカのイメージはもっと鮮やかな薄茶のイメージがあるんですが。

しばらくお互いに観察しあった後に、
カモシカのほうがゆっくり方向を変え、
チラチラこっちを伺いながら崖の上に消えていった。

感動〜・・・
生まれて初めて見たよ。


えびす洞だと。


岩場にぽっかりと穴が開いている。
波による侵食だ。


階段はきついが、メチャメチャ水が綺麗です。
泳ぎてー! 冬じゃなければ・・・


県道26に、潮吹岩という名所があるらしいのやって来た。


ベタ凪で潮吹きは全く見れない。
満潮で波もあれば、岩の中の穴から吹いてくるらしい。


この潮吹岩の展望場所に、
東屋付きの芝スペースがあり、今日の宿泊地に決定。
テントを設営する。

走行距離 141km 累積 4052km 
ガソリン代 ¥629 累積 ¥9318 


17/12/17(土曜)

翌朝、5時ちょっと前、車の音で目を覚ます。

釣りへ来た人のようです。
話によれば、この下の磯で、ヒラスズキがあがるという。


目が覚めてしまい、
米を水につける時間、散歩に行くことにした。

藪の中を懐中電灯で進む。
かなり怖い。
さっきの人は、こんなとこを平気で進んでいけるのかと感心する。


大分歩き、磯に到着。
そろそろ日の出の時間帯だ。


うむ、グッドグッド。
よく考えたら、久しぶりだな、日の出をまともに見るなんて。


ちょっと曇り気味。
飯をくってから出発する。


潮吹岩から少し進んだところ、
お水大師で水を汲む。

・・・はて・・・・?

え〜と、あれは・・・・

ここか?

こっち??

いや、あそこだ!

携帯忘れてきたよ! 東屋に!

すぐさま引き返し、携帯を救助、
再び県道26を進んだ。


四国最東端の岬、蒲生田岬へ。
これまたキツイ階段を登りきれば・・・


灯台がある。


灯台へ辿り着く頃には、
天気は悪くなっており、雨が降り出してきた。
今朝のラジオでは、また寒波がきているといっていたっけ。
早いうちにどこかでキャンプしよう。

R55に出てからは、風が強くなってきた。
かなり煽られ、運転もままならない。
雨で足がビチョビチョ、からだの震えが止まらない。
それどころか頭まで痛くなってきた。


2:30
阿南市、那賀川にかかる橋の下に逃げ込み、
テントを張り、ホットウィウィスキーや味噌汁を飲み、
テント内ストーブで暖を取り、静養することにした。

そういえば、九州のホームレスに貰ったみかんがあるんだっけ。
ウィスキーに絞って入れるか。


うわっ!
なんちゅう皮の厚さ。


夕方、寝ている場所近くに車がいっぱいやって来た。
話によると、ここはシラスウナギのポイントだそうだ。

ラジオによると、明日は再び寒波、
氷点下を下回るとのことだ。

明日、徳島からフェリーで和歌山に渡ろう。

走行距離 74km 累積 4126km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥9318 


17/12/18(日曜)

寒いよ〜。
動けないよ〜。
寝袋から出られずに、寝坊してしまった。


雪降ったらしい・・・。


橋の下にして良かったぜ。

飯を食べながら、フェリーに乗る前に、
どっか面白そうなところがあるか地図で確認する。

「日本一低い山」だって。
よし、そこ行ってみよう!


やってきました。
日本一低い山、弁天山。

UP
標高6.1m。
早速登山を開始する。


登頂!
所要時間10秒かからず!

いや〜ん、もう!
かなり気に入ったよこの山。

すぐわきにあるラーメン屋さんで、
10円で登山証明書をいただける。
ここで昼食を済ませフェリーを目指す。


南海フェリー。
一時間ほど待ち、4:30、1番に乗船。


しっかり固定してくれる。


約二時間の船旅。


和歌山港入港、トップで下船。
時刻も時刻なので、到着後すぐに寝場所探し。

和歌山市紀ノ川周辺をうろつき、
テントを張れそうな河川敷の公園を見つけ、今日の寝場所とした。

公園といっても、河川敷に、使用禁止と書かれた滑り台とブランコがあるだけ。
ビミョ〜に怖い。

走行距離 54km 累積 4180km 
ガソリン代 ¥437 累積 ¥9755 
フェリー代 ¥3000 


17/12/19(月曜)


昨日泊まった場所。
昼間だ、とたいしたこと無いんだけどね。。。。

和歌山市内のネットカフェに行き、メールチェック。
さて、今日は、紀三井寺見て、熊野古道探索でも行こうかな。
R42に沿って走る。


紀三井寺。

UP
眺めもなかなか良い。

ここには寺の由来ともなっている、
三つの湧き水があるという。
吉祥水・楊柳水・清浄水の三つ。






そしてブレンド水完成!

その後、熊野古道のなかで、
最長の石畳の道があるというので、
そこを目指してツーリングを開始。

R42から県道21〜176へ。
ふと山道を進んでいる途中で、
地図を確認するために立ち止まる。

ん? なんだありゃ・・・

道路脇に白い物体が落ちているのが目に入った。

骨だ・・・
骨が一本落ちている・・・・・・・・・。

ずいぶんデカイな。

大腿骨くらいはある。
走っていて気付くくらいだもん。

すぐ脇にビニール袋が落ちている。

ジ〜・・・・・。

 はっ!

骨が・・飛び出てる・・・・。

ちょっと傾けると大小さまざまの骨がこぼれてきた。

なんだなんだなんだ???

さわっちったよ、クソキモイ!!


ビニールに骨。 UP

なんだかキモくて、写真を一枚とって消えた。
変な形の骨が混じっていたので、
人間のものじゃないとは思う。

じゃないにしても、キモイけどね。

なんでこんなとこに棄ててんのか意味不明なんだもん。


熊野古道(鹿ヶ瀬峠石畳道)入り口。


石畳が続く。
せっかくなのでプチハイキング。


熊野古道というのは、熊ノ三社をお参りするための、
昔の道のことですね。
和歌山から、三重のほうまで延びている。


御坊市、宝の湯で風呂。


日高川の河川敷にキャンプ。

走行距離 86km 累積 4266km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥9755 


17/12/20(火曜)

起きたら雨ザーザー・・・

出発する気は起きない。
そのまま寝入って、スタミナ回復デー。
テント内でローソクを灯す。


焦げたー!!

穴開いちった。


ボンカレーを喰って、昨日の骨を思い出した。

あの変な形の骨、もしかして肩甲骨かな・・・
だとしたら人骨の可能性も出てきたわけだ。

・・・うはー! キモ!!

などと考えながら一日は過ぎていった。

「ちなみに、骨について調べましたが、
 変な骨はやはり肩甲骨でありました。
 幸い人骨とは異なり、イノシシとかシカとかのものであると思われます。」

走行距離 0km 累積 4266km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥9755 


17/12/21(水曜)


寒くて起きる時刻5:00。
ラジオによると、また西から寒波が来ているらしい。


R42を走り、田辺市の奇絶峡へ。

巨大な岩がゴロゴロ。


滝や、岩のくぼみに作られたお堂、壁面の仏様など、
回っていて面白い場所がある。
ここから高尾山へハイキングできる。


頂上。
変な塔が立っている。


眺めはなかなか良い。


白浜町に近づく頃、
真珠資料館の看板がある。
無料で、真珠貝に核を入れる作業を見せてくれるという。

なんのことはない、
無料で見物できるといって建物内に誘い込み、
真珠用品を売りつけようという魂胆で、
まんまと私も騙されたわけである。

設置されているビデオで核を入れる状況を流しているのを
見る暇も無く店員に呼び込まれ、仕方なくストラップを購入した。
誰かのお土産にしよう。

円月島。
日没時には、
この真ん中の穴に丁度夕日が来るらしい。
時間はまだ早いし、曇っているので先を急ぐ。


日置川町に入る。
風かなり強く、ポツポツ雨。
天気も大分怪しい。


日置川に架かる橋の下に泊まる。

夜中、ペグを打っていたのに、
強風によりペグが引っこ抜け、
テントごと横倒しになった。
付属のアルミペグでは限界があるらしい。

走行距離 97km 累積 4363km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥9755 




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