05 最南端行ってみたい! 2


17/11/23(水曜)

9:15発。
R213〜別府〜R10〜R197
大分市に入り、関埼灯台を見に行こうと、
R197から県道635に入った。

結構上り坂がきつい。

エンスト

上り途中で止まったため、上まで手押し
灯台駐車場までの下りは、Nで下る

やはりエンジンが掛からなくなっている。
灯台見に行って、帰ってくるまでには、始動するようになってるだろう・・・

眺め良し。
灯台脇の神社に無銭お祈りしてから戻ると、
エンジンはかかるようになっていた。

県道635南側。
海の真横の道。
・・・・荒れ気味で普通に波がきます。

R217に入る。
臼杵駅近辺から県道217に入り、臼杵津久見線を走る。

津久見線。
ちょっとした峠なので、微妙に寒い。
景色はなかなか。
津久見線から再びR217に出たところで時刻は5時近く。

今日の野宿地。
場所は・・・津久見市ひしろ駅近く。
道路脇です


国道からそれてて車は来ないし、海が見えるからここにしたんだけど・・・

テントを張っていると、一人のおっちゃんが通りがかる。
そのおっちゃん曰く、ここは地元オバちゃん達の散歩スポットらしい。

たしかに18時〜21時頃には、
散歩の人たちであろう人々が通っていった。

「ほら〜、これが例の・・・・」
「あ、ほんとーだわ。」

とか、

「あれじゃない、あれ。」
「そうよそうよ」

と、しゃべっている。

聞こえてるっつーの。

例の・・・・・・例の何だよ!?


アホか? キチガイか? ホームレスか?
ハッキリ言えや!スカポンタンどもが。


うんみゃぁーーー。

走行距離 184km 累積 1860km 
ガソリン代 ¥450 累積 ¥4107 


17/11/24(木曜)

7:30発。
R217〜R388〜県道122(古江丸市尾線)。


長い上り坂を走り続け、再びエンスト
押して、坂上の休憩所で、強制的に休憩。
エンジンがかかるようになってから出発。


道脇にサルを見つけ、突進を試みたが失敗に終わる。

宮崎県に入り、R10(日向街道)。
日向岬を目指す。

 UP
馬ヶ背。
断崖絶壁。高さ70m。


何が馬ヶ背って・・・・
この遊歩道を遠くから見たら、馬の背に似てるんだってよ。

細島灯台
立ちションポイント


R10を南下、高鍋町へ。
小丸川にて野宿。

走行距離 172km 累積 2032km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥4107 


17/11/25(金曜)


8:30出発。
R10〜一ツ橋有料(30円)

フェニックスの立ち並ぶ道。
快適に走れ、360本まで本数を数えながら進んだが、
疲れてやめた。
真ん中一列が、途中からは二列になるし。


ふと立ち寄ったパーキング。

ストレス測定器がある。
ちょっとやってみると、


生活のリズムが乱れているのではないでしょうか?

かなりストレスが溜まっているようだ。

堀切峠。
宮崎に入り、R220。
峠の案内板に観光名所が載っている。

・・・・世界一の歩道吊橋だと!

ほんとかおい・・・・
うそ臭いけど、
高所恐怖症を克服するためには行くしかない。
来た道を大分戻ることになるが、綾の照葉大吊橋を目指した。


み、見えてきた!


入り口。





全長250m 高さ142m


たしかに、石碑には世界一とある。


よよよよ、よ、よし・・・・
わ、わたるぞ。
落ち着け、落ち着けよ!


たっっっっっっけぇぇぇぇぇーーーーーーー!
こっっっっっっえぇぇぇぇぇーーーーーーー!


オケツの穴がヒクヒクしてるのがよくわかる。
ダメデス。
これ以上進めん。

ん、あれは?

ばかやろーーーーーーーーー!
なんでこんなこと思いつくかな!?


くそくそくそ!!!
すかしがありやがる!

もう涙出てきました。
戻るか?
さっと後ろを向くと、すでにこちらに人が向かってきている。
引き返すのはさすがにかっちょ悪い。
アミダブツ!
写真撮った後、下をなるべく見ないよう手探りで通過。


な、なんとか渡りきったぜー!

半ベソ状態で渡りきったその先に、看板がある。
再び橋を渡るか、2kmの遊歩道(ヒル付属)を歩くか。
もちろん!
迷うことなく遊歩道へ。

UPUP
まったくもう・・・・
えらい場所におったててくれたもんだ。

ん、おやおや!

あははは、俺みたいなやつがいるんかなぁ?


一人がたたずんだまま、動かねぇの。

写真をとってるにしては随分長いし、
一方が手招いてる感じだ。

自分はヒルに吸われることも無く、
無事に駐車場まで戻ることができました。


時速30kmで涙を吹っ飛ばし、再び堀切峠。
吊橋観光所要時間5時間。


日南市、宮浦トンネル近く、観音岬の駐車場で野宿。
イカ釣りのメッカらしい。


ん〜・・・・
蝋燭の明かりもいとおかし。
やはり雰囲気は、ランプの光より、火の灯火が上ですな。

走行距離 184km 累積 2216km 
ガソリン代 ¥463 累積 ¥4570 


17/11/26(土曜)

8:30出発。
天気は良さそうだ。

どういう原理でできるのか?
鬼の洗濯板横目にR220を南下、都井岬を目指す。


が、
進んで一時間もしないうちにエンスト
くそー、またも坂道の途中で

押して、トンネル脇の歩専に非難。
再スタートして、R448(日南フェニックスロード)を下る。

そのまま都井岬を目指せるかと思いきや、
途中から通行止め。
県道439をとる。
ふと、道路に数本のプラスチックの棒が落ちているのに気づいた。
いや違う!

アシナシイモリ?
いや違う!

ミミズだー!!!
しかもデカイ。


しかも青い。

そのまんまワームとして使えんじゃない?

オラオラオラ!(ちょっとミミズと戯れてる)

ん〜む・・・・
これを餌にしたらかなりの大物が釣れるに違いない。
ウナギにもってこいって感じ。

ミミズの興奮も冷めぬうちに、都井岬入り口へ。
野生馬保護のため、入場料を100円。

古松ヶ丘広場。
いたるところに馬のくそ


都井岬灯台を見ようと向かう途中、
白蛇が祀ってあるという神社があるらしいので見に行ってみた。
残念ながら撮影は禁止。
アオダイショウのアルビノ。


灯台前の駐車場。
誰もいません。

都井岬灯台。
中まで入るには、さらに入場料を取られるみたいだ。
はじめから、岬入り口のゲートで取ってほしいよね。
入場してからまた入場料があると損した気分になる。

写真だけとって戻ろうとしたら、
直ぐ横にある売店のバーバァが、デカイ声で叫んだ。
「お客、ちっともこないわー!」


なんで俺に言うの??
俺になんか買えといっているのか???

なんか余計買う気が失せるよね。
ババァは放っといて、岬にあるホテルの温泉に向かった。


時期が時期なだけに、客は少ない。
時間も時間なだけに、風呂も一人。
満喫してから、都井岬をゆったり走った。


廃屋ホテル

これは不法侵入に値するな・・・

岬には、いくつかのホテルがあるが、客が来ないせいか、
すごく廃れたイメージがあり、完全に落城したのもいくつか。

岬馬。
日本固有種。
胴長短足。

サル。
轢き殺せそうなところにいたので試みたが、
ガードレールの脇に逃げられる。
その後クラクションを鳴らしたりするが、全く動じない。

下りて近づく。
独り者はビビッて逃げるのだが、子連れはそうは行かない。
近づくと、向こうも威嚇して向かってくるのだ。


やって来たのは、東串良町、肝属川。
今日はここでキャンプにしよう。


設営して、缶詰で一杯。

しばらくすると、車が一台やって来た。
老夫婦が降り、釣りを開始した。
ブッコミだ。
何が釣れるのだろうか。
ちょっと話しかけてみた。
黒鯛があがるという。
大きいときは60cmを超えるとのこと。

ほんとかおい!?

しばらく見物していると・・・・何かが掛かった。

オバサン「YEイだね。」

私「YEイ?」

YES の イェ に イ。
なるほどエイだった。


しばらくして釣れたチヌ。

確かにデカイ。
エサはカツオの切り身
クーラーにギリって事は50越えてるわな・・・・。


その後、知り合いというオジサンがまた一人登場し、
翌朝の5時まで飲み続けた

オジサン「俺は飲みすぎで眠い、寝るから竿よろしく。」

俺だって寝みー

そして・・・
オジサン「おう、もちろん寄ってくだろ。魚食ってけ。」

え!?
すごーくありがたいですが、
すごーく眠いし、テントも張った状態だし、撤収めんどいなぁ・・・
丁重にお断りし、テントでくたばった。

走行距離 135km 累積 2351km 
ガソリン代 ¥525 累積 ¥5095 


17/11/27(日曜)

う〜

う〜〜

う〜〜〜〜

飲みすぎで頭が・・・

お昼過ぎに出発。
R448を南下し、県道68を通って、最南端佐多岬を目指す。


エンストを何度も起こしつつ、騙し騙し走っていく。
途中、さたでいランドというキャンプ場があるので遠回りして寄ってみた。
本によれば通年無料とのことだったが、有料だった。

とんだ無駄足だ。
しかし、目標の本土最南端は目前。
わくわく気分は高まる一方。

佐多岬手前に来て、もう目前というところで、有料道路にぶつかる。
自動二輪も、原付も400円

どういうことだ!?

納得いかねえ!

自転車、歩行者は通れないという。

納得いかねえ!


こいうところに有料道路を作ってどういうつもりなのか。
北海道では最北端とか、道内の各所へは無料で行くことができたはず。
しかし、佐多岬突端へは、ここを通らないと行けないらしい。

時刻5時頃。
どうしようかなぁ〜 と悩んでいると、
すぐ近くにキャンプ場があるっぽいので行ってみた。

大泊キャンプ場
本土最南端に位置するキャンプ場である。
先客がいるようだ。

キャンプ場は炊事棟、水洗トイレ、シャワールームも設置されている。
シャワーは残念ながら水だ。
夜中にはしっかり電気もつくようにできている。
しかし・・・これで無料はすごいなぁ・・・。

欲を言えば、有料でもかまわないので、
ゴミ箱を設置してほしい。

こっちを有料でよいから、あっちを開放してほしい。

とりあえず自分もここに泊まる事にする。
先客は、岐阜から来ているIさん、福岡から来ているFさんのふたり。
夕飯は各自それぞれだったが、夜中、炊事場で話しまくった。

なんだこいつは?
ゴキブリらしい・・・・
まるで古代生物のようだ。
キャンプ場トイレ脇にあるベンチの腰掛の隙間を見てみよう。
おぞましい光景が・・・

走行距離 112km 累積 2463km 
ガソリン代 ¥247 累積 ¥5342 


17/11/28(月曜)

ここは九州の南。
やっぱり、暖かいなぁ!!
朝からふらりふらりとキャンプ場をうろついた。

あれれ・・・?
携帯圏外じゃないですかぁ〜。
時たま、アンテナマークが一本立つが、すぐ消える。

キャンプ場から歩いていける距離に、
ふれあいセンターなる建物があり、300円でお風呂に入れる。

おかずを調達しに、近くの町まで繰り出す。
タバコとか酒も買いだめ。

当分の間、あのキャンプ場から動く気がしない。
居心地がすごく良いのだ。


自分は風呂へ入りにいき、夜、再びみんなで雑談。


夜中から風が強くなり始める。
バイクのBOXの蓋の止め具を閉め忘れ、
風で吹っ飛んでしまっていた。
中身は雨でびしょびしょ。

走行距離 24km 累積 2487km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥5342 


17/11/29(火曜)

風が強い!

気温は温かいのだろうが、
体感温度は多少寒く感じる。

テントを張る場所は、
地面の質もよく、ペグが固定されるので、
テントは心配ない。

しかし自炊ができない。
どーしたもんかと悩み、
結局・・・


シャワールームに逃げ込んだ。
風は完全にシャットアウト。
閉め切って、中でストーブをたくと温かい。

まーた出やがった。

夕方頃、北海道から南下してきたHさんが、キャンプ場に加わる。


夜、シャワー室に避難中の私を見て、Fさんも避難。
次いでHさんも。
最後にIさんも加わり、みんなでわいわいがやがや。

走行距離 0km 累積 2477km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥5342 


17/11/30(水曜)

天気もすぐれず、
今日ものんびり。

「せっかくだし、みんなで鍋でもしませんか?」と提案。

シャブシャブをすることにして、
買出しに出かけた。


途中の看板。

畑に猿がいたら、猟友会に通報しろってさ。
悪さしないでも、いるだけで撃たれちまうんかな。

その後、Fさんを除く3人で風呂へ入りに行った。
Fさんはネッピー館というところで入ってきたそうだ。


THE盗電 みんなでやれば 怖くない。


やはりシャワー室で宴会。

走行距離 23km 累積 2510km 
ガソリン代 ¥0 累積 ¥5342 




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