ウナギの湯引き





ウナギを半生状態で食べようという究極料理。




噂ではうなぎの生の血液には毒性があるらしいということですけれども・・・






美味しんぼではそんなこと一言も触れずに紹介されてるから、噂はやはり噂に過ぎないという事でしょうね?





ウナギは大きすぎると脂が多くて湯引きむきではないので、
中くらい以下のサイズを使えとのことでこれは40ちょっと。



ウナギを蒲焼の要領で開きにして中骨を除去したら・・・・



刺身の要領で皮を引き、適度な大きさに切り分けます。



wikipedia によればウナギの血に含まれる毒素は、
60℃のお湯で5分以上加熱すれば変性して毒性を失うとのことですが。





美味しんぼでは触って熱いくらいの究極の温度(45℃)の湯の中で、
ウナギの身を揉むだけで食べてミソって言ってます。




ザルで水気を切って、盛り付けて完成。

表面がうっすら白く変色する程度で中は生に近い状態です。





感想

こ、これがウナギの湯引き・・・・・。


歯応えはフナや濃いなどとは違う、
カワアナゴに近い感じでザクザクブリブリ。

川魚の泥臭いような風味が抜けた後に、
甘みのあるウナギの脂のコクが口に広がっていく。

そして飲み込んだ後にウナギ特有の風味が余韻として残る。



・・・・・ うまい。



咀嚼してる間は「コレがウナギの湯引きか〜・・・」
と言う感じだけど、飲み込んだ後に「やっぱりウナギだぁー!」という納得味。

白身の魚って、切り身を食べて何の魚か当ててみろって言われるとムズイもんが多いけど、
これは誰でもウナギであると当てることができるだろうね。





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