ウナギの蒸し物





とある中華料理屋で見かけたメニュー。

ウナギを蒸しただけで食べたことってない気がする。

時価となっていたのでちょっと聞いてみたら、
手に入らなくてしばらく出していないとの返事。



というわけでさっそく自分でやってみることに・・・




ウナギを斜めに輪切りに・・・・。



生きたままつま先から輪切りにされたソルベさんのように、
尻尾のほうから徐々に切っていくのはちょっとかわいそうなので、
冷凍の刑に処して動きを鈍くしてからタオルで抑えて、
まず頭を切断、後にゆっくり胴体を切っていきましょう。

しばらく養生してあるものなので、
内臓もとらずにそのまま蒸してみましょう。



皿に並べて白髪ネギと千切りショウガを散らし、
紹興酒をちょっと垂らして10分ほど蒸す。





完成。




感想



うまい!


けど・・・・

紹興酒のほんわか甘い香りとショウガ、ネギのピンと筋の通った香りとで、
いわゆるウナギ独特の香りが封印されてしまったらしい。

なので純粋にウナギの肉と脂の旨みを味わえるけれど、
どこか物足りなくウナギの香りもウナギの美味さの一つなのだと。

内臓を入れたのは正解で、苦味やコクが程よいアクセントになってくれた。

焼く、煮る、湯引きとはまた違って楽しめるけど、
飯が欲しくなる感じではなくどちらかというとつまみ向きな料理。

一本でもみんなで味わえるのはいいよね。




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