お造り向きのサイズが釣れたので洗いにしてみよう。
ニゴイは鯉同様に、普通の魚では考えられない場所に骨が埋まっています。
鯉は刺身や洗いにする場合、
その骨が口に当たってもなるべく気にならないように、
骨抜きしたり削ぎ切りにして骨も細かくする方法がとられます。
ニゴイも小型のものはフライ等で調理してもそれ程気になりませんが、
ある程度のサイズのものはやはり鯉と同じように調理しましょう。
鱗、内臓を取り、三枚に下ろす。
腹骨をすき取り皮をひき、薄く削ぎ切りにする。
尻尾のほうから切ると、洗いにしたときに身が縮れやすくなるらしい。
アライにする。
今回は釣った直後にくたばってしまい鮮度が悪いので、
一度50、60度の湯に15秒ほど通す方法で。
取り出しすぐに氷水で洗いにした後、
ザルに取って余分な水分を切る。
ぶっかき氷に盛り付けて完成。
感想
鯉みたいに酢味噌で。
こ、これは・・・・・?
場所にもよるのだろうけど、
釣り上げたのをそのまま調理しても鯉のように泥臭みがしないので、
川魚が苦手な人には受け入れやすいかもしれない。
ぶっちゃけ特徴がないっていうかなんていうか・・・
まぁ 不味くはない。
ゲゲッ 出た! 海原雄山!
「俺だけどなんか文句ある?」
「マジ? クビにされるほど不味くねーだろ。
そっか、お前は至高で完璧なものしか認めないんだったな。
お前にとってニゴイは下魚ってことかい?
つーかお前の弟子になった記憶はねーぜ。」
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