フライドハトポッポ(解体編)




フライドチキンならぬフライドピジョンです。



まずは捕らえたハトを処理していきます。
解体法は、狩猟免許を取る際に手にする狩猟読本に載っています。


羽根をむしっていきます。
むしっていて気づいたんですが・・・・



鳥にも フケ があるんだね。


胸肉の上部辺りが触るとお手玉のような手触りです。
ジョリジョリ、ギョリギョリ・・・・。


さてこれでむしり終わりですね。


弾は胸から入って、肩甲骨のようなものをへし折って貫通したようです。
骨、飛び出てる・・・。


毛を一通りむしり終わっても、タンポポの綿のような細い毛が残ります。
そこで用意したるは・・・・


ハンディガスバーナー。

これで残った毛を焼きます。
このときフニャフニャであった皮が、ピンっと貼ってきます。
火を当てすぎるとこげちゃいますので気をつけて。


手足頭を切り取って、水で洗い流します。


お尻の辺りを切り取って、そこから指を突っ込んで内臓を出します。


腸に続いて、中で一番硬いこんなものが出てきます。
砂肝です。


続いて、レバー、心臓も取り出せます。
レバーには胆嚢(たんのう)とよばれるものがついてるので
それを破らないようにして取り外すとの事。
鯉でいうところのニガ玉みたいなものか?

ここで内臓は出たとやめてしまってはいけません。


背中側のこの辺りに肺っぽいものがへばりついています。
写真はヒヨドリですが、ハトとみたててください。
矢印は指の進入方向。


こんな感じのもので、魚で言うところの肝臓のような色です。
指で掻きだします。

これで内臓は取り出せましたが・・・
さっきのお手玉の中身が出てきません。

そこで胸の辺りを切ってみました。


むむ?
モミ殻付きのお米がいっぱい詰まってます。

掻きだしましょう。

狩猟読本に載ってなかったぞ〜。


う〜ん・・・・・
これから推測すると・・・・
僕はハトを山で探していたけれど、田んぼで待っていたほうが良いのかもしれない・・・。



お腹を水で洗い流して、とりあえず処理は完成。


取り出した内臓についてですが、

レバーは水で洗い流して、

心臓は・・・・

刃を入れて、中の血合いを取り除くらしい。

僕の場合は・・・


水で洗い流しながら、ポンピング。
中の血が流れ出てきます。

砂肝は・・・・


半分に割ります。
内部には砕けたお米が詰まっています。

これを洗い流して、


内部にある黄色い硬い皮をこんな感じではがします。



レバー、砂肝、心臓は牛乳につけておきましょう。
豚のレバーを調理する前によくやるよね。
血抜きにもなるし、臭み取りにもなります。

あとは串にでも刺して焼けば、ナイスなつまみになります。


フライドピジョン(調理編)


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