蒸しハクビシン





とある料理のために皮付きで処理したものですが、
量も多いしさきにちょっと半身食べちまおうと思います。

いつもは毛皮に傷つけたくないから深めに脂を取ってしまうんですが、
今回はその皮下脂肪のすばらしさを堪能できるぜ!




ちょっと見ろよコレ。

下処理をしなければクセが目立つヤツらと比べて、
ハクビシンはそのままでも問題なく美味しいので、
せっかくだからシンプルに食べてみようかな。





韓国で食べた犬みたいに、ただ蒸すだけでタレを付けて。



冷蔵庫で熟成させたハクビシンを蒸し器に入るように切断して蒸す。



蒸気が出てから15分くらい蒸してみましょうか。



おおー! なんかイイカンジ。



コレを適当に切り分けて盛り付ける。




つーかモモ肉が最高の蒸しあがり!

ミディアムレアで肉汁がスゲーわ!







よし。




(またオメーの盛り付けは・・・。
 キャベツの千切りから飛び出たおててに悪意を感じるぜ。)




蒸しハクビシンの招き猫盛り完成です!




感想


香りは普通に蒸し肉で食欲沸きますよ。




どれどれ・・・・

パクリ。



!!!!!!!











マジかよ何コレ蒸しただけだぜ?

つまり、肉そのものがうまいのだ。


今この瞬間、ジビエ、野味と呼ばれる獣肉類の中で、
ハクビシンが俺的リストでの頂点に輝きました!


おめでとうハクビシン!


プッリンプリンの皮にクニュンニュンの甘くて嫌味がまったくない脂身の歯応えを口の中で堪能しているうちに、
フワァーっとハクビシンの野味が凝縮された香りがジワジワ開放されてくるね。

こんだけの脂だというのに、ほんと全然くどくないぜ。

しかもこりゃ飯が食いたくなるな!




モモ肉が最高たまらん!

牛肉チキンって感じのハクビシンの持ち味が集中しているね。



いちおう韓国風にコチュジャンベースのタレも作ってみたんだけど、
うん・・・・まぁ悪くない。。

ウメーけど、もっとさわやかなソースの方が蒸しハクビシンの風味には合いそう。

ハクビシンなだけにフルーツ系のソースがいいかもね。



いやーしかしウメーわコレ。

みんなもハクビシンを捕まえたらまずは皮付きで処理して蒸して喰いな。
冬の脂身たっぷりのやつがおススメだぜ。






そしてこの蒸している間に抽出されたスープ。

今回の副産物であるが、次回はコレがメインとなるのでちょと味を見ておこうか、




コクン・・・・。















至高の旨みの幕に舌が閉じ込められてしまい、
もはや涙無くしては表現できないうまさ。


次回の料理でこの激馬スープがいったいどう変化するのだろうか。




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