モツ煮





使用するのは胃および小腸〜直腸までです。

ラスカルちゃんの臓物のワイン煮は、あまり美味しくありませんでしたけど、
胃、小腸〜直腸というのは、いわゆる () の付く内臓とはまた別のような気がするんです!



(うん 気のせいだよ。)



えーマジで!?

ちょっと試してみようぜ?




胃は中身を取り出し、
直腸、大腸は指でこき上げて糞を出してから、
小腸のほうからホースを突っ込んで水を流し中身を洗い出します。



グルグルした腸は膜でつながっておりますので、
これを除去して一本の長い腸にします。



さらに小腸の方から指を突っ込んで引っ張れば、
筒状の腸がきれいに裂けて内側の壁があらわになります。



胃、腸の内部はとてもヌメヌメして臭みがありますので、
たっぷりの塩を使用してこれをよく揉んで取ります。



これでもかというくらい念入りにやりましょう。



最後に一日水にさらす。



それを細かく切って軽く湯通しすると・・・



市販のボイルされたモツみたくなり、
香りも・・・・・うんうん・・・・  ちゃんとモツっぽい。

さすがのアライグマもこれは結構期待できるんじゃねえか?




シンプルにいこう。

モツと大根、ニンジンを鍋に入れ、
水に醤油、みりん、酒でお好みに味付けした汁をひたひた加えて煮込む。



終わりにこんにゃくを加えてさらに汁気が煮詰まるまで煮込み、
最後に器にもってネギを散らせば・・・・





ラスカルのモツ煮 完成!!!




感想

これはうまそうだよ・・・


おう!


普通にモツ煮だぜ!


香りも一般のモツと一緒、そして思ったとおり、
(臓)系統でムンムンな畜生臭は気にならない。

歯応えはクニュクニュ感は少なく、コリコリ感のほうが強いかな。


これは普通に美味しいですね。

ただモツの香りは弱めで、いわゆる売っているモツと同じようなレベル。

アライグマだからだろうか、量が少ないからだろうか、
猪のモツのようなモツ煮の世界観が変わるインパクトには遠く及ばない。





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