自然薯トロロご飯




まずはご飯を炊きます。
ご飯は普通の米と麦を混ぜたものを炊いていきます。
普通は麦1割っていわれてるそうです。

麦は消化にいいらしいです。


そしてお味噌汁を作りましょう。
出汁もちゃんととろうね。

具は入れないように!
別にいれてもかまいませんが。。。。


出来上がった味噌汁は氷水で冷やしておきます。


では、ご飯が炊けてる間にとろろを作っていきましょう。

採った自然薯の泥を落とします。


そして自然薯のヒゲや周りの茶色い皮を落とします。
ただし、自然薯は細いので、イチョウイモのように調子に乗って切らないように。
写真のように芋に垂直に包丁を立て、削る感じで。

そしておろしやすいサイズに切ります。

自然薯は採りたてならば、あく抜きをする必要はありません。

あく抜きする場合は、水にお酢を入れえつけておきましょう。
時間は1時間くらいでしょうか。


イモをおろして、よくすります。


ある程度細い部分おろすと、どうしても色が茶色くなってしまいます。

ここに来た当事、近所の人から頂いて、トロロにして食べたことがありました。
しかし、それまでは自然薯なんか食べたことないし、
トロロもナガイモとか、イチョウイモなんかを使用していたので、
茶色いと汚らしいと思い、細いところは使用しませんでした。

それを近所の自然薯堀名人に話したら・・・・

「もったいない!気にしなくていいんだよ!」
と、言われちゃいました。

たしかに自分で掘ったらそんなことは言ってられません。
もったいないもん。

色は気にしないように。
気にする人は食べる資格無し(らしい)。

あとで味噌汁の色で多少ごまかせますから。


とりあえずおろし終わりましたが・・・・

このままご飯にかけることは到底できません。

だって・・・・・・


見よ! この粘り!

まるでおもちです。

でも味はこのままが一番おいしかったです。
この状態で、ぜひ醤油をたらして食べてみましょう。
(まるでゴムみたい。)

ご飯にかけるには、味噌汁で伸ばさないといけません。


まずは卵を混ぜましょう。

んが・・・・

混ぜても混ぜても混ざりません。

まるで、水と油。

イチョウイモならこんな苦労しないんだけど・・・・。

なんとこさ混ざったら、


今度は味噌汁を混ぜていきます。

が、

やはりこれも、混ざりずらい・・・・。

なんとか混ぜましょう。

とここで、意見が分かれました。

このあたりでは引き伸ばすのに味噌汁で伸ばすらしいのですが、
(うちもそれに従っている)
遊びに来ていた伯父は、出汁だけで伸ばすものだ! と言う。

しかし、すでに入れてしまったのでこの意見は却下されます。

ある程度混ぜ終わってから・・・・

さらに意見が分かれました。

「これ以上混ぜると自然薯としての粘りを失うことになる!イモに失礼だ!」
という第一グループ(僕と兄)と、

「いや、ご飯にかけるにはもっと伸ばすべきだ!」
という第二グループ(両親、伯父)。


というわけでそれぞれグループ好みの分量で混ぜることになる。

僕と兄はイモを掘ったので、イモに対して執着している。
他は見ていただけなので、イモの価値を低く見ている(と思われる。)


しばらくして・・・・・



ご飯の炊きあがりー!

丼によそって、トロロをかけ、海苔をのせて、わさびをのせて・・・



んでもって出来上がりー!



感想うまーい!^^
香りが最高!のどごしがツンツンして気持ちいいー!
苦労して掘ったから気分的にもうまい。
もう、流し込む感じで食べちゃいます。
特に噛まないでも麦だから大丈夫だと思いますよ。

第二グループのも食べましたが、
「イモを味噌汁で伸ばした」 のではなく、
「イモで味噌汁にとろみをつけた」って感じだった。
まあ、これはこれで味としては美味しかったけど。

2003 11/2


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