大地焼き





お前らが知っている筍料理とは次元が違うんだぜ?









焼くんだよ。















(地面に生えたまま焼くだとぉ!)
















して良いも悪いもなにも・・・・




俺の竹林の筍に何しようが俺の勝手だろ?


固定資産税払ってんだぜ?


漁師もな、みんなの海に稚貝を撒いて我が物面したいなら税金払えよ。




まーそーいうわけだからよ、
ついでに俺の山で有害なクソイノシシやボケキョン共を山ごと焼き殺して、
その中から食べごろに焼けたのを見つけ出すという究極の料理法をやってもいいだろ?




(鳥獣保護法とかは無視ですかい!!)




山火事だぁ。

竹林でタケノコ焼いてたら燃え広がったぁー!

事故だー。 大事故だぁー。 俺のせいじゃなーい。

ってスンポーでいかが?




(オマワリさーん! ここにヤバイ人が!!)








ようし! おい、 このタケノコがいいな。




(ど、どこにタケノコが??)





ほらほら ここここ。











根っこが見えるまで掘り下げます。





そしてわらを準備。

藁はすぐ燃えてしまいますので結構大量に使いますよ。





ふむふむ なるほど。




こんなもんですか?


では準備完了ですね。






うおー! やってやるぜー!!






火をつけてどんどん藁を足していく。



漫画で焼いている人いわく、
結構時間がかかるというので結構時間をかけて焼く。

消費する藁の量は半端じゃない。



燃やしに燃やしついでに熾き火にしてしばらく放っておく。





よし。そろそろかな。








なあにこれでいいのです。









ホッカホカ〜。





と言ってもね・・・

あれだけ時間をかけたのに、
根っこのほうの火のとおり具合はまだ微妙な感じかな。

まぁいいや刺身でも食えるしな。




これをなになに・・醤油をかけて山椒をまぶして食うのか。



なるほどね・・・



こんな感じ?

よし! タケノコの大地焼き 完成!




感想










すげーぞこれ・・・・

ホイル焼きとはまたぜんぜん違う食感で、根元のほうの植物とは思えない、
まるで筋肉繊維がぽろぽろ崩れるような咀嚼感とこの鮮烈な甘みは、
例えるなら極上に新鮮なホタテの貝柱の刺身のような感じだな。

これまた贅沢すぎるぜ。





まぁ確かにそうなんだろうけどね〜?


よく考えたら、タケノコ掘ったら5秒で玄関の俺からすればだね・・・



わざわざ生えたまま焼く必要はねーよ。

ってことだぜ。

誰かが来たときの演出としては良いかもしれんけどね。

歓迎もてなしのパフォーマンスとしては最上級だろう。



今回は山からずれて焼きやすい場所に出てきたタケノコがいたのでやりましたけど、
この方法は根っこを焼いてしまいダメージを与えてしまうらしいので、
人の山では基本的にやらないほうが身のためだと思う。

山菜採りのマナー違反レベルで言えば死刑級だろうから。


自分の山も親戚や知り合いの山も無くて、それでも食べてみたいってなら、
タイーホ覚悟で誰かの山に侵入して火をつけるしかねーよな。





ってことよ。


ちなみに俺んちに誰かが勝手に入り込んで生えたまま焼いてたら、
通報前に容赦なく鉈で頭カチ割って殺害すっけどな。



さてと、じゃぁ本当の美食を極めるために、
次は事故を装って山に放火、イノシシシカを焼き殺してこようかなっと。








本気にすんじゃねーよばーか。





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