キノコ混ぜ混ぜ汁














キノコの本を片手ににらめっこしても、
正体がわからないキノコってぜったいあるんだよ。
素人にはさ。

















山とか歩いていると、
大きかったり量がいっぱいあったりで、
「なんかもったいねー」 と持ち帰って調べてみても、
これに似てるけどちょっと違くて、
でも毒でもなさそうだし〜・・・ みたいなのってあるじゃない?




不明なキノコいろいろ。




スギエダタケのように生えていたけど、
柄は茶色じゃないし裏のヒダの形も違うタイプ。



傘がヌルッとしている、ツエタケのようでやっぱ違うような・・・


ツエタケもどきのようにやはり傘にぬめりがあり、
しかし柄がまるで植物の茎のようにしっかりしているキノコ。



キクラゲみたいなヒイロチャワンダケのような赤いタイプ。



結構大きく、ムラサキシメジのようだけど、そこまで紫じゃないし、
シメジのように群生せず一個だけぽつんと。




まとめて味噌汁にしてしまいます。

サトル君の精神を受け継いで・・・。

一度や二度の失敗を恐れていては、
ここでは生きていけないのだ・・・・。



(ここってどこだよ!?)






感想

不明キノコ混ぜ混ぜ汁を味わうときの注意点・・・



リバース椀と水を用意します。

そしてキノコを口に入れてよく噛んで、
その風味、その刺激をよく味わい・・・

刺激を感じたり、本能がヤバイと知らせたら、
リバース椀に利き酒のように吐き出し、
おもむろに水で口をゆすぎ、次のキノコを口に入れて繰り返す・・・。


味覚的阻害が無くても、味噌の風味にすら負けるような味であったり、
そもそも不味いのであれば毒があろうがなかろうが、今後はシカトで良いと思いますし、
美味しかったりそんなに悪くなく、量が集まるものなら次回は少し呑み込んでみてー と、
またじっくり時間を掛けて己の体で実験していけば良いのです。


ではいただきます。



まずは赤キクラゲからいってみようか。

・・・・

 キクラゲのように想像していたけど、
 普通のキノコのような歯応えで悪くない。

 特に刺激とかも無く、
 風味もまぁキノコって感じで・・・・


 うんうん・・・     ごくん。



 あ のんじった!


 思わず・・・・

 まぁいっか。次気をつけよう。

 エリマキツチグリレベルに不味けりゃ反射でできるんだけどな。



ツエタケもどき

 なめこみたいなヌルヌルがとてもいい。
 柄の歯応えがエノキみたい。
 まぁわるくない。
 ぺッ。


ツエタケもどき 2

 うーんやっぱ傘のぬめぬめがいいねー。
 ちょっとカビ臭いなめこみてーだ。
 柄はシャッキリで楽しいけど傘とまるっきり別物質だな。
 ペッ。


ムラサキシメジもどき

 おお!シメジみたいでうまい!
 でかくてうまい。
 もぐもぐもぐ ごくん。
 あーやべーまただ。
 ペッ。
 でかくてうまいってこまったな。
 噛んでるうちに思わず喉付近は呑み込んじゃうよ。


スギエダタケもどき。

 なんか・・・さわやかなエノキって感じかな。
 集まって生えてたので、食えるものならいいかもしれん。



というわけで、今回味覚の範囲で際立って毒々しいもの、
刺激や苦味、不味さというものはありませんでした。
次回あれば採ってきてもいいかもしれませんね。



追記。

一日たっても特に腹痛とかめまいとかないので、
次回、 ペッ したものはちょっと呑んでみたり、
呑み込んだものは量を増やしたりで、
サトル君のようにサバイバル能力をレベルアップできるといいと思うよね。





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