一瞬、オニフスベとかジャガイモタケかと思ったのだが・・・
テニスボールサイズで触ったらすごいブルンブルンと弾力があり、
間違いなく上記の二種とは別種のものであると確信。
調べるとどうやらキヌガサタケの幼菌らしい。
キヌガサタケとはスッポンタケ科のキノコで、
あの先っちょヌルヌル「チンコキノコ」の一種です。
育つとこれに近いものになるらしい。
切り口断面図。
ジャガイモの皮のような下に、
プルプルとしてタレ流れないぐらいしっかりしたゼリー質があり、
その内部に胞子と思われる塊と、いずれ柄になる部分が隠れている。
胞子の香りがものすごくいい。
このゼリー質は熱を加えたら溶けてしまいそうだし、
何よりこの香りに対し、俺の本能が理性にそのまま生でイケと訴えてやまない!
刺身でイクぞ!
感想
ウッッッマァーイ!!
マッシュルームの王様!とも思うような、
あらゆるキノコの香りを凝縮したような胞子の香りが充満!
醤油もなかなか合うじゃねえか!
皮は薄いように見えて意外にコリッとしていて、
その下のゼリー質はプルンプルンでやや酸味があり、
口の中で次第に粘り気を帯びてくる。
内部は生のマッシュルームを食べているかのような、
ポリポリシャクシャクとした子気味良い歯応えで、
それがゼリー質と一体になることでなんともいえないハーモニー。
これはツボにはまったぞ!!
バターでちょっと炒めてみた。
熱を加えてもゼリー質に変化はない。
しかし・・・・刺身に劣る。
中身に弾力が出てきてしまい、
歯切れが悪くなって、咀嚼のハーモニーが乱れてしまう。
育ったものはまだ食べたことないけれど、
チンチンの亀頭部分にあるヌルヌルベトベトの粘液が、
いい香りだったとは思えなかったし、
虫や小バエがたかっていたような気がするが、
今度挑戦してみてもいいかもしれないな。
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