酔モクズ





中国ではこのような「酔蟹」と呼ばれる、
上海ガニを酒に漬けた商品が売られています。





じゃあモクズガニもやってみようぜ!






蟹さんも反撃してくるから結構大変。



つーか生きた蟹を使用するらしいが、
生きた蟹をどうやってこんなにギュウギュウ詰めにしたのか不思議。

まぁ中国だもんな?

何してるかわからねえよ。




用意したお酒は泡盛とウィスキー。

上海蟹の酔蟹は米酒にスパイスを加えているようですが、
シンプルに酒のみで付けたいと思います。




よし! 酒責め開始!


どんだけ暴れるだろう身構えながら注ぎ込むも、
拍子抜けするほど余裕ブッコいてやがります。



それぞれもう一匹ずつ突っ込んで、
とりあえずこのまま2〜3週間ほど漬け込んでおきましょう。




あ、  でも・・・・・





結構じわじわきてるみたい。



(鬼料理だな・・・・・)



まぁイカの沖漬けだと思えばいいんじゃん。

そういえば沖漬けみたいに醤油で飼うってのもありかもね。







3週間後



上海蟹の酔蟹はそのまま生で食べてもよいようなのですが、
日本のモクズについて調べたところ、同じようにして生で食べると、
寄生虫にやられる可能性が高いとのこと。




でもせっかくだから生も味見程度に試してみましょう。




残りは蒸していただきますか。




感想


ありゃりゃ!


トロットロチュルッチュル。





味としては、あまり蟹喰ってる気がしません。

酒ゼリー食ってるみたい。

食べずらい胴体の身が、
齧ったらニュル っと流れ出てくる感じですね。

漬けてる時間にもよるんだろうけど、中華が一番トロトロ感がありますね。

ウィスキーは身のしまりが若干強くてトロトロ感に欠ける。

泡盛は中華に近い感じ。


つーか蟹である必要性があまり感じられない。



ただひとつハッキリと言えることがある。




ガキに食わせちゃいけません。



それぞれ酒をストレートで飲んでんのと変わらんくてマジ酔う。




蒸しはね・・・・・


喰う酒。


完璧に蟹の持ち味が死んでるよこれ。

海老に紹興酒をぶっ掛けて蒸す中華料理とは別物だ。

普通に蒸すか茹でて食べて、後から酒の方が全然いい。








それからしばらくして・・・・・・




激しい腹痛に襲われる。






ズキーン ズキーン ズキーン


 


ギャァァァアす!!



悶絶しそうな痛さ。





ムムム・・・・






ウォェッッップ・・・ウエ!



プ〜ン〜〜!



ヴォエーーー。。。





1時間程横になるも痛くて眠れず、突然吐き気&リバース。

一発目の体積的にはチョロっと出のものが含有していた、
中華米酒とウィスキーと泡盛と胃酸のカクテル風味が後を引く・・・




間髪いれず第二波到来!


胃の内容物全てを搾り出す!





フフフ・・・

この臭みこそ「生」のあかし。

この「臭み」あればこそ「匂い」も感じることができる。これが変態か・・・。














やがて徐々に痛みは和らいでいったが、夜まで寝込むはめに。



いったい原因は何だったのか・・・?

蟹共にしてはあまりにも即効過ぎるが、
ゲロリ後の回復力からはやはり胃の内容物に原因ありと推測できる。





先日こんな記事のリストに重金属&ホルモン剤まみれの上海ガニがランクインしていたのを目にしたことにより、
潜在意識からありもしない痛みがやってきたのだろうか・・・。



酔蟹ちょっとトラウマ。



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