マムシの炭火焼



※マムシは毒蛇です。
※捕獲するとき、食べるとき、調理するとき、くれぐれもご用心ください!


捕獲したマムシを調理していきます。



・・っと、その前に・・・




これがいわゆるマムシの毒牙ってやつですか。
実はこれ、折りたたみ式っぽい。
寸法からみると下あご突き出ちゃうもんね。


初心者はマムシの頭を持ち、このようにまな板に押し付けます。
そして、アイスピックやキリで頭を固定しましょう。
トンカチで打ち付けるとさらに良い。


首の付け根辺りの皮に、くるりと一周切れ目を入れます。


そこから一気に、靴下を脱がすように皮を脱がします。
血が出てきますが、飲みたい人は飲んでみたらどうでしょう?
噂ではマムシの生き血も体にいいとか・・・・。


さて、次は内臓がこんな具合にくっついているので・・・・


首の付け根の食道付近に切れ目を入れて・・・・


皮と同じ要領で内臓を取り除きます。
慣れてくれば、ここまで手にもったままで出来ます・・・が、
調子こかないように気をつけましょう。用心するに越したことはありません。


取り除いた内臓。捨てましょう。
ピクピク動くキモを喰うと体に良いと言われていますが、
最近のマムシはほとんどが寄生虫に侵されているで生で食うのは避けましょう。


ほら、いるでしょ、寄生虫が。
黄色い丸の中の白っぽいのがそうです。
肉の中にもいるし、取り出した内臓に付着してる場合もあるし・・・といっぱいです。



とりあえず、簡単に取り出せそうな二匹を取り出しました。
もち、動いてましたよ。
肉の中のと比較してみました。
確認できるだけでも15匹くらいいたでしょうか。

でも寄生虫を気にしていてはいけません。
生で食べない限りはたぶん大丈夫です。
火を通せば寄生虫も貴重なタンパク源。


頭と胴体を切り離しましょう。
ていうか、これだけでもまだまだマムシは動きます。


上記の写真を撮ってから5秒後にまた撮影。
・・・ったく、頭も内臓も、おまけに皮まで無いってのになんて奴だ!


マムシを焼きやすいようにくしに刺しましょう。
さて、これで下処理は一通り終わりです・・・・・が、


問題なのは残った頭。


これだけでも口をパクパクしています。
さすがに噛み付いて来ることはありませんが、口を閉じたとこに指があれば結果的に噛まれます。
最後まで気を抜かずに処理しましょう。


地面に置いてトンカチで叩きまくる!!


ここまでやれば一応一安心。。。
放っておへば蟻のエサ。

では焼いていきましょう。


炭火で焼いてきます。
下味は何もつけないで。



焼き上がりです。う〜ん香ばしい!
ちなみにシッポの先っちょは最後の最後までピコピコ動いてましたね。


感想 うまいで〜す!!!
何度も食べているけどやっぱり美味い。
味は・・・・鳥っぽい味がするんです。
なんか北京ダックのような風味が・・・・・。

こんがり焼けば骨もバリバリ食べれます。
が、歯が良くないとダメかもね。

ミディアムレアっぽく焼けば、寄生虫のリスクは増すがベターです。


※マムシは毒蛇です。
※捕獲するとき、食べるとき、調理するとき、くれぐれもご用心ください!

※真似して死にかけても当方では責任は負えませぬのであしからず!


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