かまど飯


この家に引っ越してきたとき、家にはかまどがありました。
以来、家で飯を炊くときはこのかまどを使って炊いています。

最初はかまどで炊いた飯の美味さにモノスゴク感動していました。
しかし、この味に慣れるうちに感動は薄れてきました。

ところが、ある出来事が感動を蘇らせました。
それは、外食で飯を食べたときでした。

「なんだか、飯がくさいな・・・・。」
パクッ!
「う・・・・マジい・・・」

かまどの飯に慣れてしまい、他で食べる飯がまずく感じるようになっちゃったのです。
このとき、「かまどで炊いた飯はやっぱり美味いんだな。」と改めて実感したのでした。



まずは精米。家では食べる前に精米するようにしています。
一回で五合まで精米できます。


これがそのかまど。使えるように左官屋さんに直してもらいました。右の写真の、上のフタが薪を入れるところ、下が空気穴です。


焚き付け用の杉の葉と乾燥させた竹、そして薪です。


火をつけましょう。空気窓を開き思いっきり燃します。


10分程で蒸気が出始めてきます。このまま2〜3分煮立たせます。


すると蒸気の量も増え、グツグツと音がして噴きこぼれてきます。中で米が踊っているんでしょうね〜!


まさにピーク!って感じがしたら火を弱めます。そしてチョロ火状態を15分ほど維持させます。
薪が無くなったらちょっとずつくべましょう。


さて15分後、火を保温程度に残しておきましょう。
そして10分程蒸らしておきます。


蒸らし完了です。

いよいよ待望の時。

毎日のように炊いていても、この時だけはドキドキしますよ〜!


上手く炊けてるかな〜?



ジャジャ〜ン!!!

うう〜・・良い匂い、最高〜! 良い出来。
コゲもありません。(っていうかちょっとコゲのあるほうが好きなんだけど、、)

しゃもじでよく混ぜましょう。そして飯茶碗によそります。

ホッカホカ!

 お お お お〜!!!!

たまらんな〜、こりゃ。。。。



感想う・ま・い。

バクバクいけます。

そのままでも香りがすごくします。米の香り?薪の香り?
なんて説明したらいいのか、米粒が一つ一つ立ってると言えばいいのか。
最近はこのアツアツでタマゴかけご飯に凝っています。うんめぇ〜〜の。


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