イタチの干物




イタチ・・・・



俺のトラウマ。



ロードキルの固体で毛皮が欲しくてTAKEOUT、
思ったとおり毛皮はとても綺麗でよかった。



どうやら頭を轢かれたらしく顔面グショグショだけど、
首から下は肉はすごく綺麗でした。


よし、ちょっと挑戦してみるか。


俺をこんな趣味へと引きずり込んだ一人でもある近所の大御所さんいわく、
イタチは干物でうまい ということでありました。

作り方までは聞いていないのですが、
まぁ適当に干物にしてみたいと思います。




皮をむいたイタチのあばら骨、股関節を、
ハサミでちょん切って開きにする。

内蔵は今回は消えてもらう。



竹串で適当にブサブサ刺して塩をたっぷり刷り込みます。

そのまま2時間塩漬け。



塩漬けが終わったら、
今度は鍋に水を張り流水をかけながら30分塩抜き。



塩抜きが終わったら水気をふき取り、
風通しの良い場所で一昼夜干物にします。




イタチの一夜干し 完成。



コレを炭火で炙って・・・・



切り分けて盛り付け。


感想


くんくんくん・・・・


なんか・・・あれ?


鼻がいかれたかな?



イタチ臭が良い香りになってんぜ?



ムシャムシャ・・・・





うめえぞこれ!

イタチの変な匂いが塩を刷り込んで干物にしたこと、
さらに炭火で炙ったことでだろうか、まるで、
クリスマスに出てくるチキンの燻製のような香りになっている。


これはまじいいつまみになるぜ!


今後狩猟の対象にしてまた喰ってみたいと思う味。

ウコッケイ共をオトリにして・・・・



ありがとう大御所様。

もっといろいろと知識を賜りたかったのですが、
それがもう叶わないのが悔やまれるところであります。

そう・・・彼はすでに天上界の人。

老人の知識、経験ってのはスゲーためになると思うんだけど、
マジ聞けるうちに早いとこ聞き出しといたほうがいいよね。

別に料理に限ったことじゃないと思うんだ。

俺のおじいちゃんは父方も母方もどっちも戦争には行ってなくて、
リアルな経験談はここら近所のジジイ連から聞かせてもらったしなぁ・・・。

弾をうけた痕とか、グレネード弾が腕にヒットして、
傷痍兵としてメリ込んだまま船で戻って来た人とか・・・。

元日本兵だって戦後70年目前だし、そろそろ・・・・そろそろだしな〜。



そんな日本兵の知恵で毛皮も綺麗にナメせたし、
本体も美味しく食べれたし、もうイタチなんか怖くねえぜ!



(じゃあまた内蔵チャレンジね?)



すいません嘘つきましたごめんなさい。

やっぱまだ怖いです。






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