アメフラシの卵





美味しんぼでは「うみぞうめん」などと紹介されておりまして。


山岡曰く

普通の人はたべないけどね、
 海辺に住む人の中には喜んで食べる人もいるよ。

だってさ。




春から初夏にかけて浅い磯場に行くと、
キモイほどアメフラシに出会えます。



そいつらの近くに大量に見つかるコレ。

コレがアメフラシの卵です。




コレを引っぺがしてきて流水で汚れやゴミを取り除いて、
めんつゆをかけてそうめんのように食べればよいわけですね?



などと写真を撮っている最中・・・






バシュ ッッッ!!




うわっ!




突然目の前を大きな影が横切り、手のひらに衝撃が!



トンビに横取りされてしまった・・・。


俺としたことがかなりビビっちまったじゃねーか!!


再び採取し、手を掲げて盗りに来たところを反対に捕まえてやろうと試みたが、
どうやら俺の思惑がバレてるらしい。 結構カンがいいのね。






この色の違いは種類の違いなのか個体差なのか?

同じやつでも人のウンコみたいに体調で色が変化するのだろうか?

なるべく食欲の沸く色を採ってきたつもり。







あら?  冷やし中華みたい!!





さぁ どうぞ召し上がれ。






(お前がな!)











感想






すいませぇん・・・


冷やし中華どころか、麺状に見えるこの物体は、
それぞれがゼラチン質のもので固着しており、
ほぐすことがほぼ不可能です。

採ってきたままの塊の状態で口に運ぶことになりますが、
歯応えはシャクシャクジョキジョキと、
新種の海藻でも食べてるかのようです。


この見てくれだけそうめんが!


半分詐欺ですよ。

別にまずくはないけど、
塩気があるだけで卵自体の味というものはよくわかりません。

一説では食べている海草によって毒を含んでいる場合があるということですが、
気にしないのであれば食感を楽しむものとして、
シャレで刺身のツマぐらいには使ってやってもよいかもしれません。




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