A方式 実験



さ〜て・・・・A方式ですよ。

B方式は、強い引きがあれば、船体から糸は外れるようになっていたが、
A方式ではそうはいかない。

さて、どうしたものか。






とりあえず、まずはこんなものを購入しました。

小型のリールと竿です。
こいつをパパパニック号に搭載しようってわけです。
リールには一応ドラグ機能があるので、根掛りや魚が大きすぎて沈没することは免れる。

ただし、パパパニック号自体における大きな大きな問題点が残る。

まあ、いいや。
とりあえず取り付けてみましょう。





完了。

では、先ほどの問題点はどんなものか、
家の水溜りで実験してみます。






あ・・・・・




 



パパパニック号転覆。

そうです。
パパパニック号、泣きたくなるほどバランスが悪いんです。
急旋回するとひっくり返るし・・・
ま、もともと、走らせるだけで、こんなことのために作られてはいないからね。

しかし、なんていうか、予想内のことではあるものの、
実際に転覆すると悲しいものだ。

この後、竿を外して、リールだけを搭載する形を取りましたが、ダメでした。


パパパニック号の場合は、糸と船体を直結するしかないかな。

しかし・・・・

魚が掛かった場合は別として、問題は根係です。
なんてったって、根掛りしたら立ち往生ですから。


ま、ある意味スリルがあって面白いか。







ダム1です。

誰もいません。
最高です。
休みぐらい人には会いたくありません。
っていうか、自分、働いてから最悪な人間になってきたな・・・





洗濯バサミに糸を直接結ぶ。

もち、ミミズです。





あの辺りだな。





停船して様子を見る。

っつうか、根掛りするなよ〜。



と、その直後!




ジャプン!!



船体後部が大きく沈む。



アタリだ!!!



今だ!



Bダッシュ!!!(あわせ)






うおぉぉぉぉ!!!  掛かったぞ!!



負けるな!
パパパニック号!!


リモコン操作に力が入る。
目いっぱいリモコンを前進操作する。



しかし、船体は引きずられる。
まるで、ジョーズのオルカ号さながらに。



やばい!


船体が半分、沈んで、浮かんで、を繰り返す。






と、そのとき!





グルン。




!?






転覆。

ジョーズからポセイドンアドベンチャーへ。







そして、転覆したパパパニック号は、
ただのウキと化して、引きずられていく。





これはあれだ!

ジョーズに撃ち込んだ樽状態だよ。


って、そんなこといってる場合ではない。
パパパニック号を回収せねば!
初給料ではじめて買った、記念すべきものなのだ。


しかし竿は車の中。
車まで100メートルくらい(坂)を全力疾走。

そして戻る。


・・・・・

・・・・・

・・・・・


あれ?

ど〜こいった??







ずいぶん遠くへ行ってしまったな〜。


残念ながら、今、手持ちのルアーで飛ばせる距離ではない。








ちょっと待ち・・・・








しばらく待ち・・・・








だいぶ待った・・・・







そしてパパパニック樽をつけた怪物は、
何とかルアーを飛ばせる距離へとやってきた。

キャストを繰り返し、
剥き出しになったスクリューに引っ掛けることに成功。


っていうか、もうすでに日は沈みかけていて薄暗い。


魚に引っ張られ、自分に引っ張られ、微妙な立場のパパパニック号。








やっと手が届く距離まで持ってこれました。

うっすらと化け物の姿が見える。





くたばれ! バケモノ!!





結構でかめのギルジョーズでした。





いや〜・・・・・


超楽しくハラハラドキドキもんでした。



リモコン操作であるので、アタリが手に伝わってくるわけではないのに、
何故か体でアタリを感じました。

まるで、自分が乗船しているかのように。


しかし、楽しかったものの、
リモコン操作のみで、魚を取り込めなかった・・・・

実験は失敗です。

もうすこし浮力をパワーアップすれば何とかなるかもしれません。
まあ、それぞれで工夫してください。


っていうか・・・・・



おもしれーよ! ラコジコントローリング!!

2004 6/3


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