処刑日誌 7月16日(金曜)



夜、家に帰ると

スタタタタタタ・・・・・・・・・・・

台所から、ネズミが逃げていった。
このネズミ、家族も何度も目撃している。





どうも、レンジの裏が、餌場になっているようだ。





残飯の残骸。
ここに持ち運んでは、喰っていたらしい。

特に好物が、梅の砂糖漬けの種。
三角コーナーに捨てたはずの種が、わけのわからん場所に移動していることがしばしば。


そして、数日前に父が捕獲に乗り出し、罠を仕掛けた。
が、
掛からなかった。


・・・仕掛け方が悪いんじゃないの?
適当に仕掛けたって、掛からないよ。


「よし。我輩に任せてけろ!」
ってわけで、捕獲に乗り出す。


まずは少し観察・・・





どうやらこのネズミは、土間を歩いてきて、
調味料ボックスの柱を伝って、レンジまで通勤しているようだ。

じゃあここにし掛けりゃ入るかも知れん。





設置。





餌は、鰯の丸干し。

レンジでちょっとチンして、香りを高める。
寄せ餌に、鳥の餌。






翌日・・・・・




「お! お! 掛かってるぞ!」
の、父の声で目を覚ます。






ふむ・・・

まあ、中型クラスだな。
うん。キモイ。
どうも、この尻尾が好きになれない。
なんていうか、ミミズに毛が生えたような・・・

ネズミの尻尾だけ大量に集めて、
尻尾スパゲッティでもやったらおもろいかも・・・・・・オエッ!



しかも鳴いてる。
助けを乞うているのだろうか。
いや、威嚇だな。

お前には、たっぷりと水をくれてやる!





可哀相だけど・・・・・


処刑。





完了。





三途の川を渡りましょう。

さよなら
・・・
さよなら
・・・
・・・
さよなら




処刑数

2004 07/16


ネズミ捕り
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