スイミングフィッシング


スイミングフィッシング。

泳ぎ釣りです。
そのまんまです。
泳ぎながら釣りをするんです。


わかりませんか?

ようするに、自らがルアー(疑似餌)と化し、
サメを釣ってやろうというわけです。

別名 人間トローリング とも呼ばれます。

サメの好物のアザラシやオットセイの様に優雅に泳ぎ、
サメがだまされて喰らいついて来たら、
仲間に助けを求め、引き上げてもらうのです。


ってのはウソウソで、

素潜りみたいに泳ぎながら、
餌のついた仕掛けを魚の目の前に落として釣る方法です。

なかなか面白いですよ。
見ながら釣れるから。


釣りの部屋に置くべきか、
素もぐりの部屋に置くべきか迷いましたが、
五目におさまりました。
迷ったときは五目だな。
そのうち、素もぐりの部屋に移動するかも。


昔・・・幼稚園くらいだったかな〜、
海外に住んでいて、付近の島に遊びに行っていたんですが、
そこで父に強制的に海に連行、そして放り込まれ、連れられて、
この泳ぎ釣りをやってました。
ベラとかいっぱい釣ってた記憶がある。

しかし・・・・
あの頃は、ほんとに父に殺されると思ってました。
僕は泳ぎが嫌いだったので、砂遊びをしていました。
父は「何もしない、何もしない。」と言っていて、
私が安心しきったところを、背後から突然担ぎ上げ、
深みへザブザブ入っていき、泣き叫ぶ私を海に捨てました。

基本的に兄弟は、この幼児虐待訓練を受けています。
今になってこのことを責めたら、
本人は、「ちょっと遊んだだけだろ!」と言ってはいますが、
子供心にあれはひどすぎ。
油断したところの不意打ちですから。

まあ、そのおかげで自分達は今、それなりに海で遊べてるのかもしれませんけどね。
でも、紙一重でトラウマにならなかったって感じかな。


さて、スイミングフィッシングは、
父曰く、「見えるから釣れるかな〜・・」と、試したら釣れたそうです。

この方法は潜らないでもできますので、
小さな子でもできたんですね。
もちろん大人も超楽しめます。




必要な道具
泳ぎの道具。
スーノーケルは必須アイテム。軍手は魚を掴むときに便利。
浮き輪。
泳げない子供には必要です。
ビクを下げておくのにも良いかも。
僕は昔、浮き輪を使用して父と兄に着いていってました。
主にビク持ち担当でしたけど・・・。
手巻きリール
これは日本に売ってるのかな?
僕はこの前、日本で試してみようと思って旅行のときに買ってきました。
この商品がスイミングフィッシング用の物であるかどうかは不明。
代用品は探せばいろいろあると思います。
ビク・スカリ(魚をキープしとく入れ物)は、魚を持って帰って喰いたければもっときましょう。




代用品としては、
釣具屋で売ってる糸巻きを使用すると良いかも。

売ってるまま使用しても良いんですが、
糸がいっぱい巻いてあると、
泳いでいるときにこんがらがるとたぶん泣きます。
細い糸もこんがらがると泣きますので、太いものを買うと良いでしょう。
巻く量は、10mもあれば十分じゃないでしょうか。




仕掛けに必要なもの
クッションゴム。
アワセの際のショックを和らげる。
小物には必要ないが、大物狙いには必要。
中通しオモリ。
オモリの中心に糸が通るような形になっています。
ヨリ戻しやサルカン。
糸と糸を結ぶ品。
針。
ベラやキスなどを狙うなら、「流線」というものがよろしいかと。
カサゴやアイナメ等の根魚には「セイゴバリ」を使用する。
っていうか、海外でも糸巻きとセットで流線が売られていた。
釣具の技術は日本が進んでるのかな?
餌。
ゴカイとかいろいろありますが、
買うのがめんどくさければ、海で貝を拾って割って中身を使用する。
フィルムケースとかに入れておけば良いでしょう。



上記のものをこんな感じでセット




そして・・・・







こんな感じでやります。
水上から見えないポイントも狙えます。
水中での仕掛けの結びかえはとても困難です。

手巻きリールは大物用のセイゴバリをつけたもの、
小物用の流線バリをつけたもので予備を用意して持っておくと、
獲物によってすぐに使い分けが出来ます。


この方法は漁業法にはふれません。(千葉では)
もちろん、期間もウェットスーツの着用もかまいません。
千葉県庁に問い合わせたので、確かなはずです。





追記



現在ではこのようなパックロッドが激安で売られています。
この商品にいたっては498円でした。

一応リールの機能を備えているので、手巻きリールではつらい糸を巻く動作が楽です。
また、一応竿なので弾力がありますから、クッションゴムの必要がなくなります。

高いタックルでは海中で使用するなんて考えられませんが、
こんなに安ければ錆びても気になりません。
それこそ一夏に500円で使い捨てと考えても良いんじゃないかと思います。

ただし、かさばりますので予備を持つのがおっくうです。
そのため、瞬時の魚種によっての使い分けが困難です。




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