趣味友遊 マルチハンティング
下の写真を見てください。
F16
F5.6
F1.4
レンズの中に変なものが付いていますね。
これは任意に開いたりしぼめたりできるレンズに付いたカーテンのようなもので、
フィルムに入る光の量を調節するもので、 絞り と呼ばれるものです。
この カーテンを閉じた状態を 絞りを絞った状態、
逆にカーテンを開けた状態を 絞り開放状態 と呼び、
F + 数値 で表され、(数値が中途半端なのは何故だろう?)
数値が小さいほどカーテンを開いた状態、
数値が大きいほどカーテンを閉じた状態となります。
さて、この 絞り と呼ばれる機能は、
撮影時にどう影響してくるのでしょう?
下の写真を見てください。
左右の違いがわかりますでしょうか。
左の写真は花だけにピントがあっていますが、
右の写真は花だけでなく背景も鮮明にわかります。
絞り は、ピントの合う範囲に影響してくるのですね。
絞りのカーテンを閉めれば閉めるほど、
一度に取り入れる光の量は少ないけれど、ピントの合う範囲が広がり、
逆に絞りを開けるほど、一度に大量の光を取り込めるけれど、ピントの合う範囲が狭まる と覚えておきましょう。
図にすると下記の図のようになります。
何故そうなるのか? は別に理解する必要はないですね。
俺も知らないので。
とにかくそうなるんです。
目の悪い人ならこの原理を理解できるかもしれません。
遠くのぼやけたものを見るのに目をすぼめたり、
手で小さい穴を使って覗いたりすると見えたりした記憶があるかと思います。
似たなもんだと思います。 たぶん。
ちなみに、この絞りによって決定されるピントの合う範囲(ピンクの部分)は、
被写界深度 と呼ばれます。
被写界深度が浅いとか深いとかいうらしいです。
べつに覚えなくていいっすよ。
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